宇野ルーツだより

ご先祖のルーツを探す旅

「おばあちゃんの原宿」の檜扇紋

2010-11-11 18:16:43 | 日記
  今朝まで激しい雨でしたが、午後からは晴れてきました。
 といっても最高気温はひとケタで寒いです。宇野ゆかりの皆さま、
 お元気でお過ごしでしょうか。

 家紋。若い人たちにはあまり縁がないかもしれませんが、ご先祖の
 ことを調べるのには有力な材料のひとつです。同じ家紋をもつ家
 どうしでは、過去に何らかのつながりがあったかもしれません。
 本家と分家、同じ郷土の同族、主従関係などなど・・・

 私たちの宇野家の家紋(定紋)は、ご存じのように「房付檜扇」。
 扇紋は珍しくはありませんが、房付檜扇はそれほど多くはあり
 ません。ある方の調査では、京都・山口・熊本・和歌山・高知
 などで比較的まとまって見られるようです。

 その房付檜扇をネット上で調べていたら、これを「寺紋」とする
 お寺があるという情報が目につきました。寺紋は家紋に相当する
 ものですが、どのお寺にもあるというものではないようです。

 東京都豊島区巣鴨の高岩寺。このお寺の寺紋が何と「房付檜扇」
 でした。宇野家の紋の由来と何か関係があるのでしょうか。この
 お寺の紋の由来はどうなっているのでしょうか。

 実際に現場で確認はしていませんが、その画像を見る限りでは、
 宇野家の紋とまったく同じように見えます。興味がおありの方は
 ネット検索(ウィキペディアなど)でご確認ください。

 巣鴨の商店街はお年寄りが多く集まり「おばあちゃんの原宿」と
 呼ばれているようです。女性が多いのですが、引きずられるように
 おじいちゃんの姿も・・・多くのお年寄りが集まる理由は?

 高岩寺のご本尊(延命地蔵菩薩・通称とげぬき地蔵)と聖観音菩薩
 (通称洗い観音)のご利益にありました。加齢につれて体に不具合
 が生じるのは自然の摂理ですが、いつの時代も延命を願うのは人の
 性。ご利益があるならとお参りする人々が絶えません。ちなみに
 巣鴨の商店街のあちこちに房付檜扇をモチーフにした「看板」が
 あるようです。肝心の家紋と寺紋の関係ですが、もう少し詳しい
 調べが必要です。別の新情報も含めて改めてご報告します。

  房付檜扇の紋を載せておきます。