YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

きのこのこのこ

2021-11-30 22:40:00 | きのこ



秋から初冬にかけて、ずいぶんたくさんのきのこを見かけました。







きのこって身近だけれど、よくわからない存在。そもそも本体は菌糸体であって、よく見るこの形は、花というか実のようなものだっていうし…

本体(菌糸体)↓



よく見る形(子実体)↓


コガネタケ
コガネタケ

これなんて、ふっくら膨らんだ球体の中に胞子がびっしり!!!





3億個くらいあるらしいです。
雨粒が当たると上の穴から胞子が飛び出します。

つついて遊ぶ(実験?)↓


ミカンをむいたようなこちらも同じように帽子を飛ばします↓


ツチグリ

こちらの球体はきのこの赤ちゃん
(幼菌)↓






スッポンタケというきのこです。からの部分に付いている深緑色のグレバという粘液は、腐敗臭を放ってハエなどを呼び寄せます。

幼菌を割った時の白いのは柄の部分、その周りの深緑色の部分が傘とグレバ。さいごの1枚はすでに虫によってグレバが取り除かれた状態。
グレバには胞子が混じっていて、虫たちによって拡散されます。

雨や虫、風で拡散するというのは植物の種子とよく似ています。

探してみると、本当にいろんなところにあるもので…














特にサルノコシカケの仲間なんかは良くみる気がします。







きのこの仲間には、こうやって枯れ木に直接生えて栄養をとっているものも多くあります。

最も身近な椎茸も木に生えるきのこ。



最近は家庭で栽培できるキットも人気のようです。刈り取った後も3回くらい生えてくるらしいです。

楽しそう♪


チャダイゴケ





樹木の硬い部分を分解できるのは菌類だけなんだそうです。木が土に還るには、菌類の力が必要だったんですね。



そう思うと、見た目に気持ちが悪いなぁなんて思ってしまうカビですが、なんだか大切に思えてきます。

実は「きのこ」も「カビ」も同じ「菌類」。明確な線引きはなく、比較的大きな子実体を作るものが「きのこ」と呼ばれているようです。

森歩きが、前よりさらに楽しくなってきたような…


【今朝のおうちごはん】

・キノコと玉ねぎのスクランブルエッグとチーズのホットサンド
・ミニトマト
・ジンジャーバナナヨーグルトwithかりんジャム
・蓮の葉茶

あと1時間半で本日も終わろうとしていますが、とりあえず更新(笑)

明日の明け方は雨が強くなるとの予報。関東〜北日本の皆様はおきをつけください。