中国で大学受験のための2Bの鉛筆が不足しているようです。
中国でも大学改革はすすみ、日本でなかなか変えられないことにも、積極的に取り組んでいます。
日本への外国人留学生は中国からの学生が一番多いのも周知の事実です。
国がどんどん大きくなっていく一方で、鉛筆の不足・偽鉛筆の出現という一面も持っている、私はいろんな部分でその二面性をすごく感じていて、不思議な国だな、と思っています。
反日感情とか、その部分にコメントはあえてしませんが、ただ、日本で学ぶ中国人留学生たちが、目の前にいる日本人のことを好きでいてくれたら、嬉しいなと思います。
<中国大学受験>今年も鉛筆の「偽2B」問題が浮上
【北京・大谷麻由美】中国の大学受験「全国統一試験」を巡り、今年も鉛筆の「偽2B」問題が浮上している。採点は数年前から、機械読み取り方式を採用したが、読み取れるのは2Bの濃さだけ。しかし、受験生の急増で2Bは品薄状態。色の薄い偽物が市場に出回るようになり、知らずに偽物を使った学生は正解しても機械に誤りと判断され、受験に失敗する例は後を絶たないという。
今年の試験は7、8日に実施される。募集定員475万人に対し867万人が志願した。志願者数は03年613万人、04年723万人と毎年100万人以上増えており、今年も過去最高を記録。受験生にとってはますます狭き門となっている。
新華社通信によると、01年には山東省青島市の学生600人が偽2B鉛筆を使って全員0点となり、翌年に再受験を強いられた。「中華」というメーカーの模倣品が多く、色は薄く、鉛筆の表面も荒削りだ。値段は本物が1本0.5元(約6円)だが、偽物は0.2元(約2円)前後。
今年も陝西省西安、甘粛省蘭州、雲南省昆明で偽2B鉛筆が発見されたという。受験生が思わぬ所で足元をすくわれないようにと、北京市や南京市などでは本物の2B鉛筆を支給。受験生や家族には「価格と質を見て購入するように」と注意を呼び掛けている。
(毎日新聞) - 6月6日20時47分更新
中国でも大学改革はすすみ、日本でなかなか変えられないことにも、積極的に取り組んでいます。
日本への外国人留学生は中国からの学生が一番多いのも周知の事実です。
国がどんどん大きくなっていく一方で、鉛筆の不足・偽鉛筆の出現という一面も持っている、私はいろんな部分でその二面性をすごく感じていて、不思議な国だな、と思っています。
反日感情とか、その部分にコメントはあえてしませんが、ただ、日本で学ぶ中国人留学生たちが、目の前にいる日本人のことを好きでいてくれたら、嬉しいなと思います。