……と、いう先日の日記を書いたのが三ヶ月前で、以後、世界樹のときのように、だらだら適当に日記を書いておこうと思ったのだが、あまりのだるさに全俺が投げ出したる。いや、FFというタイトルだしとけば少しは客が増えるのかな、とか一瞬思ったので。
まあ、日記つけてもあんまり面白くなさそうだったものでついつい。
のでまあ、解いたのはずいぶん前だったけど、適当に感想でも。
えー、存外に面白かった。
フィールドに散在する敵と、切り替えなしでシームレスに戦闘するのは想像以上に面白い。戦闘システムが特殊なように見えるが、一見ARPG的に見えながら、実態は旧来のFFとあまり変わらないリアルタイムAIバトルだということさえ飲み込めれば、さほど違和感を感じることなくプレイすることができる。
そのAIの思考を自分の手で完全にブログラム制御するガンビットシステムもまた、やや煩雑ではあるが、それだけにあらゆるシチュエーションに対応できるよう組み立てていくのが面白い。カルネージハートの簡易版のようだ。
グラフィックのクオリティは言うまでもなく業界最高峰だし、音楽もいつものFFクォリティ。
ライセンスボードシステムは、プレイヤーなりの育成方針を決められて自由度があっていいし、それにジョブシステムが加わることによって、独自のキャラクターが生み出せるのも面白い。技を一つ一つ覚えていくのは成長を実感させるし、最終的になにを覚えさせたいのか、自分で指標を決められるのが良い。
ストーリー上で通る場所に比べ、隠しダンジョン、隠しボス、隠し武器、隠し召還獣などが豊富で、やりこみ要素の多さは異常。
ストーリーに関しては、神々の争いと、大国同士の争いと、個々人の争いが、すべて絡まりあって進んでいくという物語のガイドライン自体は非常に面白そうなのだが、実際に主人公たちがやっているのはほとんどがあちこちにお使いに行くだけのため、いまいち世界情勢の緊迫感などが理解できず、面白みに欠ける。
あまり描写することも無いままに大国の内乱や下克上を描かれても「フーン」としか思わないし、なにより主人公たちはモンスターたちと戦っているだけなので、戦争をしているという実感が無い。それでいて、最後になってボスだけ倒して「戦争は終わった」とかやられても、なにがなんだかわからないままだ。てっとりばやくSRPGで出せばよかったんじゃねえの? という印象。
とはいえ、物語の骨格自体は骨太だし、設定のつくりこみも十分なので、主人公たちの存在意義にさえこだわらなければなかなか良質のストーリーといえなくもない。
賛否の激しい作品であるらしいが、基本のシステムはさすがFF、よく作られている。ストーリーなどは忘れ、ひたすらにパーティーを強化し、強い敵を探し、倒してまたパワーアップし、という繰り返しに徹すると、非常に面白くなる。
が、これは四倍速モードを駆使したときの印象。通常速度でプレイすると、移動には時間がかかりすぎるし、戦闘はもっさりしてるしで、ストレスが異常なほどにたまりまくる。
そもそも四倍速モードを駆使してなお、一部のお使いで歩かされる距離は我慢の限界を超えそうなほどだったし、無駄に煩雑な手間をかけさせるイベントやシステムが多く(モブ退治の受領や報告などは特にひどい)もう少し気楽にプレイできるように整備して欲しかったという気持ちは強い。
全体的に言えば、なかなか遊べる佳作といえるだろう。
四倍速モードのない無印は狂気の沙汰だが、インター版はパーティー強化マニアには強くおすすめできる。ラスボスを倒せるほどに強まった自パーティーが、雑魚の大群になぶり殺しにされる様子などにエクスタシーを感じる方は是非。
まあ、日記つけてもあんまり面白くなさそうだったものでついつい。
のでまあ、解いたのはずいぶん前だったけど、適当に感想でも。
えー、存外に面白かった。
フィールドに散在する敵と、切り替えなしでシームレスに戦闘するのは想像以上に面白い。戦闘システムが特殊なように見えるが、一見ARPG的に見えながら、実態は旧来のFFとあまり変わらないリアルタイムAIバトルだということさえ飲み込めれば、さほど違和感を感じることなくプレイすることができる。
そのAIの思考を自分の手で完全にブログラム制御するガンビットシステムもまた、やや煩雑ではあるが、それだけにあらゆるシチュエーションに対応できるよう組み立てていくのが面白い。カルネージハートの簡易版のようだ。
グラフィックのクオリティは言うまでもなく業界最高峰だし、音楽もいつものFFクォリティ。
ライセンスボードシステムは、プレイヤーなりの育成方針を決められて自由度があっていいし、それにジョブシステムが加わることによって、独自のキャラクターが生み出せるのも面白い。技を一つ一つ覚えていくのは成長を実感させるし、最終的になにを覚えさせたいのか、自分で指標を決められるのが良い。
ストーリー上で通る場所に比べ、隠しダンジョン、隠しボス、隠し武器、隠し召還獣などが豊富で、やりこみ要素の多さは異常。
ストーリーに関しては、神々の争いと、大国同士の争いと、個々人の争いが、すべて絡まりあって進んでいくという物語のガイドライン自体は非常に面白そうなのだが、実際に主人公たちがやっているのはほとんどがあちこちにお使いに行くだけのため、いまいち世界情勢の緊迫感などが理解できず、面白みに欠ける。
あまり描写することも無いままに大国の内乱や下克上を描かれても「フーン」としか思わないし、なにより主人公たちはモンスターたちと戦っているだけなので、戦争をしているという実感が無い。それでいて、最後になってボスだけ倒して「戦争は終わった」とかやられても、なにがなんだかわからないままだ。てっとりばやくSRPGで出せばよかったんじゃねえの? という印象。
とはいえ、物語の骨格自体は骨太だし、設定のつくりこみも十分なので、主人公たちの存在意義にさえこだわらなければなかなか良質のストーリーといえなくもない。
賛否の激しい作品であるらしいが、基本のシステムはさすがFF、よく作られている。ストーリーなどは忘れ、ひたすらにパーティーを強化し、強い敵を探し、倒してまたパワーアップし、という繰り返しに徹すると、非常に面白くなる。
が、これは四倍速モードを駆使したときの印象。通常速度でプレイすると、移動には時間がかかりすぎるし、戦闘はもっさりしてるしで、ストレスが異常なほどにたまりまくる。
そもそも四倍速モードを駆使してなお、一部のお使いで歩かされる距離は我慢の限界を超えそうなほどだったし、無駄に煩雑な手間をかけさせるイベントやシステムが多く(モブ退治の受領や報告などは特にひどい)もう少し気楽にプレイできるように整備して欲しかったという気持ちは強い。
全体的に言えば、なかなか遊べる佳作といえるだろう。
四倍速モードのない無印は狂気の沙汰だが、インター版はパーティー強化マニアには強くおすすめできる。ラスボスを倒せるほどに強まった自パーティーが、雑魚の大群になぶり殺しにされる様子などにエクスタシーを感じる方は是非。
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