うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

真夜中の弥次さん喜多さん  80点

2007年09月30日 | 映画感想
監督・脚本 宮藤官九郎 主演 長瀬智也 中村七之助 威勢のいい江戸っ子の所帯持ち、弥次さんと、役者くずれのヤク中の喜多さん。 二人のホモの恋人同士。 喜多さんのヤク中をなおすため、二人はお伊勢参りに行くことにしたのだが、ヤク切れの喜多さんには次々と幻覚が襲ってきて…… え、これ傑作? ノンストップでおそってくる不条理ギャグの数々はいつものクドカン節として、そのギャグの一つ一つが、笑えると同時に . . . 本文を読む

レフトアローン 藤崎慎吾  うな

2007年09月29日 | 読書感想
SF短編集。 戦闘サイボーグの悲劇を描いた表題作『レフトアローン』 猫の視覚をモニターに映す実験が招いた事件『猫の天使』 赤子の脳に宿ったAIの物語『星に願いを ピノキオ2076』 遺伝子改造によって宇宙に適応した人類たちを描く『コスモノーティス』 ある孤独な画家が幻視した宇宙『星窪』 以上五編を収録。 いずれも的確な知識とその説明に支えられたハードSFの力作。 同じ作者の長編の外伝的作品が多 . . . 本文を読む

グラン・ヴァカンス 廃園の天使1  飛浩隆  うな

2007年09月27日 | 読書感想
長編SF。三部作の一作目。 ネットの片隅に存在する仮想空間 ゲストに快楽を与えるためにつくられたこの世界は、千年も前に放棄され、だれも訪れることのない世界となっていた。AI達は与えられた役割を果たしつづけ、千年の平穏な時を繰り返しつづけている。 そのに、突如として訪れた破滅――区界を食べ尽くす巨大な蜘蛛の登場。 AI達は力を合わせ、蜘蛛を撃退しようとするのだが…… ごっめーん。もうわけわからん . . . 本文を読む

書かないコレクション1

2007年09月26日 | 日記系
今日ぼんやりしている時に思いついたけど書かない作品コレクション1 『茂手木を待ちながら』 戯曲。現代日本を舞台に、年齢性別の様々な人間の様子を描くオムニバス作品。 シーン1はコンパが舞台 もてない男三人組が、イケメン茂手木君をダシにコンパを開催するが、当日になって肝心の茂手木君が大遅刻。茂手木君目当ての女の子達は今にも帰りそうな様子。 「茂手木さえ来れば盛り上がるはず。それまで女の子達を引き止 . . . 本文を読む

誕生日の様子

2007年09月25日 | 日記系
朝風呂に入る→カマドウマが溺死しているのを発見する タルトを買う→一六タルトを思い出して吐きそうになる。 貪り食う→愛を感じる。 食べ終わる→虚しさを感じる。 「今日は僕の誕生日です」という張り紙をもって街を練り歩けば、みんなに祝ってもらえるだろうかと考える→正気に帰る。 寝る→起きる。 寝る→起きる。 寝る→起きる。 移動しながらポエムを吟じる→ポエムを馬鹿にするなと自分からクレームを貰う。 ボ . . . 本文を読む

まんが4コマKINGSぱれっと 11月号感想

2007年09月23日 | 日記系
すこあら!  1 一回休んで体力回復か、今回は普通に面白かった。 珍しくこあらちゃんが主人公っぽかったし、猫も可愛かった。 シティコネクションは妥当なネタとしても、ジャガー+おすすめシールには意表をつかれた。 今後もこの調子でがんばって……次号も休みかよ! ソーダ屋のソーダさん。  2 なんかストーリーがあんまり進展してないし、ギャグはないしで面白くなかった。 ざっちゃん  2 ノリはいいし . . . 本文を読む

老ヴォールの惑星  小川一水  うなぎ

2007年09月22日 | 読書感想
SF短編集。短編っつうか、中篇ばっかか? ・ギャルナフカの迷宮 子供たちに正しい学問を教えたことが政府への反逆であるとして、主人公は投宮刑に処される。 投宮刑とは、刑務所の地下深くに作られた迷宮に落とされることである。 最低限の水と食料だけは確保された不思議な迷宮の中で、罪人たちは疑心暗鬼に陥り、争いあっていた。 その中で、主人公はさまざまな人たちと出会っていき、迷宮に社会を作り出すことを決意す . . . 本文を読む

最近のうなぎ

2007年09月20日 | 日記系
シグルイを9巻まで一気読みする。 凄い凄いとは聞いていたが、あまりにも全編に臓物の臭いが充満していたので爆笑した。 虎眼先生があまりにもカッコイイので、おれも武士になろうと決意する。 涎小豆とか、おれもやっていただきたい。是非やっていただきたい。 喰いしん坊!を14巻まで一気読みする。 やっぱ時代は大食いだよな! と思ってやけ食いする。 これからはちゃんと牛乳を飲んで胃に粘膜を作ろうと決意する。 . . . 本文を読む

だるー

2007年09月19日 | 日記系
父が死病におかされたそうで 「あまり仲の良くない息子が十年ぶりに帰省してきて普通に話す」 というのは死亡フラグであったのだろうか、と不謹慎なことを考える。 「あの悪運の強い親父がそんなあっけなく」という信じがたい思いと 「そりゃ、あれだけ身体に無茶させてりゃな」という冷静な考えが同時にあり 悲しいというよりは、なにがなんだかよくわからん。 しかし、なにを言うにも父なので、 なにもかもが半人前のま . . . 本文を読む

帰り道

2007年09月15日 | 日記系
昼の十時、宅急便を送る 十二時、松山発 午後一時、今治着 午後三時半 尾道着 五時半 岡山着 八時 神戸着 十時 高槻着 友人と合流し、食事をおごってもらう。 友人宅で休む。豪雨降り始める。 一時半、眠れないので出発。雨は小雨。 二時半、大津着。 五時、名古屋着。 八時、浜松着。浜名大橋あたりで異様な眠気に襲われる。 コンビニで休んでうなぎパイを買う。 しかし眠気は去らず、以後二時間、幻影を見なが . . . 本文を読む

帰省日記の最後のほう

2007年09月14日 | 日記系
 十数分後、やっとのことで橋のところに戻り、元の向島に渡る。  しかし、もともとこの島でどっちに進めばいいかわからなくて、岩小島に迷い込んでしまったのだ。安心は出来ない。  とりあえず、最初の老人が「海岸をずっと」行くらしいようなことを話していたので、目の前の道を海岸沿いに走る。しかし、標識はまるであらわれず、どうも違うような気がする。  向島は日が昇りはじめたことにより、道にはちらほらと人が見 . . . 本文を読む