うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

クラッシュブレイズ 嘆きのサイレン  茅田砂胡  う

2006年11月28日 | 読書感想
SFみたいなの。たぶん大長編。 「デルフィニア戦記」と「スカーレット・ウイザード」の続編であるところの 「暁の天使たち」のさらに続編。 ぶっちゃけ、作者本人の書いてる同人小説まがい。 あらすじ 暴走している宇宙船を止めにいったら、ものすごい洗脳光線を出していて困りましたよ。 だからなんとかしましたよ。以上 うーん…… ううううううんんんんんんん…… 何だろう、この萎え感。 オープニング、赤髪 . . . 本文を読む

うらおもて人生録  色川武大  うな

2006年11月27日 | 読書感想
エッセイ。 阿佐田哲也の名でも知られる著者が、若者に送る言葉をつづったエッセイ。 いいことを言っている。 アウトローな人生を送った時期がある著者ならではの理屈・理論は、 ほかではなかなか見受けられないし、優しさと冷酷さの入り混じった視線はまさに著者独特。 が、どうにも話がループしている気がするし、他作品で語ったことの繰り返しでもある。 これに書いてあるようなことは、ほとんどすべて麻雀放浪記に盛り . . . 本文を読む

タナトスゲーム  ―伊集院大介の世紀末  栗本薫  うな

2006年11月27日 | 栗本薫
ミステリー。伊集院大介シリーズ。 あらすじ。 自分を題材にしたホモ同人誌が出版されてることを知った大介は 仰天しながらも興味津々にやおい業界について勉強したりしながら、 ある女性漫画家殺人事件を解明するのでした。 転換点はこの辺かしらね。 なにがっていうと、アトムくんがなんとなくアレな子になってしまったのは。 いや、正確な転換点は通信教育講座なんだけどさ、 それを読んでいなくてもなんとなくこの辺 . . . 本文を読む

タナトスの子供たち  中島梓  うな

2006年11月27日 | 栗本薫
評論本。 「コミュニケーション不全症候群」の続編にあたるような本で、 やおい文化や拒食症などを中心に、現代の若者たちの心の闇を鋭くえぐる。 ……はずなのですが。 「コミュニケーション~」でもそうだけど、中島梓の評論本の魅力というのは、 感情ありきではじまり、理論と事実を並べ立て、 そこから推論を広げたのちに、また感情に任せた結論に持っていく、 という、ある意味評論にあるまじき構成の部分にある。 . . . 本文を読む

終わりのないラブソング 1・2  栗本薫  うなぎ

2006年11月27日 | 栗本薫
長編やおい小説。 暴走族の頭にオンナにされ、道を踏み外してしまった少年、村瀬双葉。 彼は同級生の委員長・麻生にひそかな片思いをしていたが、 それは決して告げられることのない思いであった。 そしてある日、ついに暴走族が検挙され、双葉は少年院に入ることに。 そこで運命の相手、竜一と出会うのであった。 これね~。 美少年が少年院に入れられて掘られまくり、という、 その基本設定だけでおなかいっぱいという . . . 本文を読む

まんがぱれっと第二号の感想

2006年11月27日 | 日記系
なんだか本人にいやがられている気がしてならない、 身内の人が連載している「コミックぱれっと」vol2の感想です 作品タイトル・作者名・アンケートへの返答、 1……面白い 2……普通 3……つまらない だそうです。 ソーダ屋のソーダさん  湖西晶  2 巻頭カラー。ゾンビネタ。 聞こえる……作者の声が聞こえるぞ…… 「え? あれ? これ連載だったの? ちょっと聞いてないですよ」 すでにネタ切れ。 . . . 本文を読む

痛み

2006年11月27日 | 日記系
ジュースを買う ↓ 自転車に乗りながら開ける ↓ 炭酸噴出す ↓ 手がべとべと ↓ かまわず飲みながら移動。 ↓ つるっと手がすべる ↓ 足もすべる ↓ 自転車から落ちる ↓ ひざに擦り傷 ↓ おれはこの痛みを忘れない。忘れてたまるものか . . . 本文を読む

町  栗本薫  うな

2006年11月21日 | 栗本薫
長編ホラー。 恋人を殺してしまって死体を捨てに山に行ったら道に迷って気がついたらへんな町に迷い込んでいて云々かんぬん。 ベタだ。わかりやすい。ホラーを書こうとして書いたホラーだな。 いいところも悪いところもない。 ああ、ホラーってこんなんだよね、という感じ。 まあ、電車の幽霊とかPAの幽霊とかは、いいっちゃいいかな。 でも雰囲気だけで一本かかれてもねえ。つまんなくはないんだけどさ。 うーん、おれ . . . 本文を読む

北斗の人  司馬遼太郎  うなぎ

2006年11月21日 | 読書感想
長編歴史小説。 北辰一刀流の開祖、千葉周作の前半生を描いた作品。 これ、面白いっす。 剣術の革命家としての千葉周作という視点がまず面白い。 かれの奇妙な一徹者具合もまたおかしく魅力的。 父親のキャラクターもおかしい。楽しい親子だ。 文章も小気味よく「地元では馬と呼ばれた」というはじめの一文からしてうまい。ひきこまれる。 父のエピソードからはじまる構成もいい。前半生に焦点を当てて、 後半生はかる . . . 本文を読む

ファイナル・セーラー・クエスト完全版  火浦功  うな

2006年11月20日 | 読書感想
コメディ。短編集。ゲームのパロディ。 ウィザードリィのダンジョンの中に学校があったら、というドタバタコメディ。 ベタで特筆するようなギャグもないのだが、わりとまっとうにパロディしていたのでけっこう面白かった。 タイトルはDQとFFのパロディだけど、そっちのネタがほとんどなかったのが残念といえば残念か。 がんばってパンチラしたりドジッ娘出したりツンデレキャラを出したりラブコメ展開したりしていたのが . . . 本文を読む

グインサーガ外伝8 星の船・風の翼  栗本薫  うな

2006年11月20日 | 栗本薫
ファンタジーのグインの外伝の。 ナリスが若い時の話。 国中の崇拝を受けている美貌のクリスタル大公であるナリスが、 実はひどく屈託した幼少時代をすごしていましたよ、と。 父は王位争いに敗れて隠遁。しかも愛のない妻とナリスは放置して、愛人と愛の巣をつくり、 母は愛のない結婚生活のため心が凍りつき、息子に冷たく当たり、 心許せる唯一の存在は異母弟マリウスのみ。 宮廷でもその血筋ゆえに遠ざけられ、誰にも見 . . . 本文を読む

レクイエム・イン・ブルー  栗本薫  うな

2006年11月20日 | 栗本薫
長編やおい。全四巻。 とある小劇団の脚本家(♂)が看板役者である座長(♂)に淡い恋心を抱いていたんですが、 ある日、座長のもとにインテリヤクザが訪れてきました。 実は座長はインテリヤクザのペットをゃっていて、開発し尽くされていたのです。 座長が消えるのを防ぐため、なんだかよくわからない顛末がいろいろあって 、二人はずーーーっとセクロスをしまくりました。 その結果、なんだかヤクザさんとも和解して、 . . . 本文を読む