
会社はage。『マブラヴ』の続編。エロゲー。(つっても、僕がプレイしたのはエロやグロを緩和した全年齢版ですから、正確にはエロゲーじゃないですが)
とりあえず、開始した瞬間、OPテーマでJAMの歌が流れたのに笑った。
完全実写だこれ、ちがう、完全にスパロボだこれw
やたら壮大で高揚感をあおり、実体のない「戦うぜ俺たち」みたいな雰囲気をかもし出すJAMの音楽はさすがだぜ。
しかし、よく動くOPアニメだ。金かかってるなー。ロボアニメ好きならたまらないんじゃない?
エピソード1
地球を救うはずのオルタネイティブ4計画が破れ、選民のみが脱出するに地球破棄計画オルタネイティブ5が発動した後のこと。主人公・武たちは地球外生命体BETAに最後の反抗を起こしたはずであった。
ところが、ある朝目覚めたら、武は自分の部屋で起きていた。平和であった元の世界の自分の部屋で。それは荒廃した世界へ最初に訪れた時とまったく同じであった。
武は記憶と鍛えぬた肉体はそのままに、二年前のあの日に戻ってきていたのだ。
その原因がわからぬままに、今度こそオルタネイティブ4を成功させるため、再び訓練学校にもぐりこむ。
いや、ちょっと意外な展開。てっきり、前作の続きのまま、絶望的な状況での地球の戦いを描いていくのかと思ったら、今度は時間移動して、リプレイか。
未来の情報を知っている自分が、過去を変えるために奮闘するという、おお、なんだ、なんか燃えるじゃないか。タイムマシンものの醍醐味じゃん。あまりにも多くの謎を残したまま前作が終わってしまったため、どうすれば地球が救われるかもわからないままになんとかあがくなんて、いいじゃないの。
ヘタレだった主人公は、前作のED時点では途中の時期をすっとばしてベテラン兵士だったわけで、唐突にパワーアップし過ぎているのがずるい気もするが、ヒーローっぽくてカッコイイじゃないか。ヘタレ描写よりもこっちの方が板についているぞ、ライター。
システム面でも、大きくは変わっていないが、三年の間に細かいマイナーチェンジがいくつもあったのだろう。グラフィックも音楽も、基本同じでありながら少しづつよくなっている。アノニマスと同じシステムだな。(アノニマスのmirageは今作のageの別ブランド。アノニマスのライターはマブラヴのライターの一人)完成度が非常に高い。
ただ、場面転換の時とか、もったいつけてゆっくりフェードアウトするのがちとうざい。前作もそうだったが、今作はよりうざくなっている。おれはちゃちゃっと読みたい派だっつうの。
エピソード2
地道に訓練過程を縮めているだけ。だんだん主人公のキャラが元のへたれに戻ってくる。
エピソード3
前作の中盤の山場であった無人島での試験。
苦戦しまくった試験も、全部わかっているからサクサクサクサク。丁寧に書いてあるが、特に見所はなし。いや、同じシーンでも大幅にグラフィックを追加しているのが見どころか? 主人公は完全に前作と同じノリに戻ってきた。
エピソード4
少しづつ前作の世界と展開が変わってきたが、同じことをやっている感覚がある。
と、思っていたら平行世界移動に関する話がもにゃもにゃしはじめる。
エピソード5
ついに平行世界移動の実験と、オルタネイティブ計画の一端が明かされ始める。
しかし、あれだな。敵であるBETAだが、意思の疎通ができない、圧倒的戦力をもつ巨大生物体、というのは、『ガンパレードマーチ』の幻獣をイメージしているだろうが、その個体数の圧倒的具合は『トップを狙え』の宇宙怪獣で、やっぱその大元は『戦闘妖精・雪風』のJAMなのかのう、と思っていたらこの章になって「人類を生命体として認識してない」とか出てきて、ああ、やっぱりJAMですか、となってちょっと嬉しかった俺はどう見ても神林ヲタです。本当にありがとうございました。まあ、実際それよりも前に元ネタになる古い作品があるのかもしれませんが。
一時的とはいえ、元の世界と行き来できるようになる。理屈はいくらよく聞いてもよくわからなかった。まあいいとしよう。
DQ5的な展開があったりして、なかなかタイムスリップ物の楽しみがあった。あー、あ時のあれはこういうことだったのかー、と。退屈でしょうがなかったエクストラ編の伏線がようやく効きはじめる。いやあ、長かった。平穏な日常の象徴である純夏の存在価値も、離れることによってようやく出てきた。
それにしても、どう見てもルリルリにしか見えない無口なツインテールロリ少女霞の素性が、人工超能力者というやっぱりルリルリみたいなもので、ちょっと吹いた。ぼくのところにも無口なロリ少女が毎朝お起しに来ますように。
エピソード6
主人公が少しづつ歴史を変えて来たために起こってしまった、日本でのクーデター。
初の実戦は本来の敵であるBETAではなく人間同士の内乱となってしまった。
いままでわりとなあなあだった国際情勢が、唐突に説明されてびびる。アメリカの暗躍とか日本軍と国連軍の確執とか、ちゃんと考えてあったんだな。
いままでわりと地味な展開だったので、やっとドンパチがはじまってちと眠気が覚める。
そしてこの章が長い長い。
エキストラ編では存在だけが示唆されていた冥夜の双子の姉が出てきたり、中学生と結婚を考えていたロリ医師がクーデターの首謀者である青年将校になってたりして、ほほう、そう来たか、という按配。
死亡フラグをたてたアメリカ軍の女性士官がやっぱりすぐに死んだりしたのは吹いたが、わりといい味出していたアメリカ軍のウォーケン隊長まで速攻で死んで「ウォーケーーーン!」と叫んだ。いや叫んでない。
しかし第二次世界大戦以降の歴史が大きく変わっているとはいえ、将軍制度が残っていて、なんか変な名前の家が代々将軍をやっていて、二十歳やそこらの現将軍がみんなに敬愛されまくっている、というこっちの世界の日本の設定には、いまだに馴染まない。つうかどういう歴史になっているのか全然理解できない。
それにしても、なんでアドベンチャーゲームでそこまでやらなくちゃいけないのかというほど、画面がよく動く。普通のアニメにしたら、といいたくなるほどだが、アニメにしないで無理矢理動かしているところが、技術とチープさを両方感じさせて、妙に感心する。
なんとなくだが、ここまでで半分終了といったところだろうか。大体十時間くらいかかっている。
ここまでの感想だが、前作に比べると、妙に面白い。やはり伏線の回収がはじまっているからか。
しかし、長い。どこまでやるつもりだ、このゲームは。クリアできるかなあ、おれ。
長いギャルゲー四天王みたいなものがあって、それがFate、クラナド、マブラヴ、ひぐらし鳴く頃に、なんですよ。(ひとつ加えるなら、知名度はやや劣るがハローワールドが相当するだろう)
で、それらをFate以外は積んでいる自分としては、ここらで一角であるマブラヴくらい崩したいと思って手を出してみたが、ふう、そろそろ疲れたよ、兄さん。いや、よくできてるけどね。
とりあえず、開始した瞬間、OPテーマでJAMの歌が流れたのに笑った。
完全実写だこれ、ちがう、完全にスパロボだこれw
やたら壮大で高揚感をあおり、実体のない「戦うぜ俺たち」みたいな雰囲気をかもし出すJAMの音楽はさすがだぜ。
しかし、よく動くOPアニメだ。金かかってるなー。ロボアニメ好きならたまらないんじゃない?
エピソード1
地球を救うはずのオルタネイティブ4計画が破れ、選民のみが脱出するに地球破棄計画オルタネイティブ5が発動した後のこと。主人公・武たちは地球外生命体BETAに最後の反抗を起こしたはずであった。
ところが、ある朝目覚めたら、武は自分の部屋で起きていた。平和であった元の世界の自分の部屋で。それは荒廃した世界へ最初に訪れた時とまったく同じであった。
武は記憶と鍛えぬた肉体はそのままに、二年前のあの日に戻ってきていたのだ。
その原因がわからぬままに、今度こそオルタネイティブ4を成功させるため、再び訓練学校にもぐりこむ。
いや、ちょっと意外な展開。てっきり、前作の続きのまま、絶望的な状況での地球の戦いを描いていくのかと思ったら、今度は時間移動して、リプレイか。
未来の情報を知っている自分が、過去を変えるために奮闘するという、おお、なんだ、なんか燃えるじゃないか。タイムマシンものの醍醐味じゃん。あまりにも多くの謎を残したまま前作が終わってしまったため、どうすれば地球が救われるかもわからないままになんとかあがくなんて、いいじゃないの。
ヘタレだった主人公は、前作のED時点では途中の時期をすっとばしてベテラン兵士だったわけで、唐突にパワーアップし過ぎているのがずるい気もするが、ヒーローっぽくてカッコイイじゃないか。ヘタレ描写よりもこっちの方が板についているぞ、ライター。
システム面でも、大きくは変わっていないが、三年の間に細かいマイナーチェンジがいくつもあったのだろう。グラフィックも音楽も、基本同じでありながら少しづつよくなっている。アノニマスと同じシステムだな。(アノニマスのmirageは今作のageの別ブランド。アノニマスのライターはマブラヴのライターの一人)完成度が非常に高い。
ただ、場面転換の時とか、もったいつけてゆっくりフェードアウトするのがちとうざい。前作もそうだったが、今作はよりうざくなっている。おれはちゃちゃっと読みたい派だっつうの。
エピソード2
地道に訓練過程を縮めているだけ。だんだん主人公のキャラが元のへたれに戻ってくる。
エピソード3
前作の中盤の山場であった無人島での試験。
苦戦しまくった試験も、全部わかっているからサクサクサクサク。丁寧に書いてあるが、特に見所はなし。いや、同じシーンでも大幅にグラフィックを追加しているのが見どころか? 主人公は完全に前作と同じノリに戻ってきた。
エピソード4
少しづつ前作の世界と展開が変わってきたが、同じことをやっている感覚がある。
と、思っていたら平行世界移動に関する話がもにゃもにゃしはじめる。
エピソード5
ついに平行世界移動の実験と、オルタネイティブ計画の一端が明かされ始める。
しかし、あれだな。敵であるBETAだが、意思の疎通ができない、圧倒的戦力をもつ巨大生物体、というのは、『ガンパレードマーチ』の幻獣をイメージしているだろうが、その個体数の圧倒的具合は『トップを狙え』の宇宙怪獣で、やっぱその大元は『戦闘妖精・雪風』のJAMなのかのう、と思っていたらこの章になって「人類を生命体として認識してない」とか出てきて、ああ、やっぱりJAMですか、となってちょっと嬉しかった俺はどう見ても神林ヲタです。本当にありがとうございました。まあ、実際それよりも前に元ネタになる古い作品があるのかもしれませんが。
一時的とはいえ、元の世界と行き来できるようになる。理屈はいくらよく聞いてもよくわからなかった。まあいいとしよう。
DQ5的な展開があったりして、なかなかタイムスリップ物の楽しみがあった。あー、あ時のあれはこういうことだったのかー、と。退屈でしょうがなかったエクストラ編の伏線がようやく効きはじめる。いやあ、長かった。平穏な日常の象徴である純夏の存在価値も、離れることによってようやく出てきた。
それにしても、どう見てもルリルリにしか見えない無口なツインテールロリ少女霞の素性が、人工超能力者というやっぱりルリルリみたいなもので、ちょっと吹いた。ぼくのところにも無口なロリ少女が毎朝お起しに来ますように。
エピソード6
主人公が少しづつ歴史を変えて来たために起こってしまった、日本でのクーデター。
初の実戦は本来の敵であるBETAではなく人間同士の内乱となってしまった。
いままでわりとなあなあだった国際情勢が、唐突に説明されてびびる。アメリカの暗躍とか日本軍と国連軍の確執とか、ちゃんと考えてあったんだな。
いままでわりと地味な展開だったので、やっとドンパチがはじまってちと眠気が覚める。
そしてこの章が長い長い。
エキストラ編では存在だけが示唆されていた冥夜の双子の姉が出てきたり、中学生と結婚を考えていたロリ医師がクーデターの首謀者である青年将校になってたりして、ほほう、そう来たか、という按配。
死亡フラグをたてたアメリカ軍の女性士官がやっぱりすぐに死んだりしたのは吹いたが、わりといい味出していたアメリカ軍のウォーケン隊長まで速攻で死んで「ウォーケーーーン!」と叫んだ。いや叫んでない。
しかし第二次世界大戦以降の歴史が大きく変わっているとはいえ、将軍制度が残っていて、なんか変な名前の家が代々将軍をやっていて、二十歳やそこらの現将軍がみんなに敬愛されまくっている、というこっちの世界の日本の設定には、いまだに馴染まない。つうかどういう歴史になっているのか全然理解できない。
それにしても、なんでアドベンチャーゲームでそこまでやらなくちゃいけないのかというほど、画面がよく動く。普通のアニメにしたら、といいたくなるほどだが、アニメにしないで無理矢理動かしているところが、技術とチープさを両方感じさせて、妙に感心する。
なんとなくだが、ここまでで半分終了といったところだろうか。大体十時間くらいかかっている。
ここまでの感想だが、前作に比べると、妙に面白い。やはり伏線の回収がはじまっているからか。
しかし、長い。どこまでやるつもりだ、このゲームは。クリアできるかなあ、おれ。
長いギャルゲー四天王みたいなものがあって、それがFate、クラナド、マブラヴ、ひぐらし鳴く頃に、なんですよ。(ひとつ加えるなら、知名度はやや劣るがハローワールドが相当するだろう)
で、それらをFate以外は積んでいる自分としては、ここらで一角であるマブラヴくらい崩したいと思って手を出してみたが、ふう、そろそろ疲れたよ、兄さん。いや、よくできてるけどね。
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