重陽の節句

今日は菊の節句とも呼ばれている「重陽（ちょうよう）の節句」
最大の陽数字（奇数）９が重なる、おめでたい日・・・・なのだそうです。
・・・といっても、私には全く馴染みがない節句なのですが、菊を浮かべたお酒なんかで風流にお祝いされている方もいるかも！？

写真は先日行った和のお店「紙風船」での９月のしつらえの一部。
写真の右下に綿が写っているのがわかりますか！？
この飾り方の意味が全く分かっていなかったので、
意識して撮っていなかったのが悔やまれますが、
あの綿の下には、菊の花があります。
あのように菊の上に綿をかぶせることを、菊の被綿（きせわた）というのだそうです。

「重陽の節句の前夜にまだつぼみの菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませたもので、
宮中の女官たちがその綿で身体を撫でたりしたらしい。
天然の香水」

なんだそうですよ！
友人からの受け売りです
昔の人も洒落たことをしますね～

それにしても、あのしつらえに、そんな意味があったとは！
ちゃーんとそういう事を知っていて、気付ける人ってカッコいいですね～