今日は曇り。週末は時化となりました。出航は
来週末がベストでしょうか・・
今週も、回航しては上架、下架回航と、他港の
お客様の船のお預かりが多く、慌ただしいです。
この夏は水温が本当に高く、少し乗らない間にすぐ汚れて
しまうという船も多くありました。
上架の際には係留艇は、アノードの減り具合や船底、シャフト、
コックボートなど各所念入りに確認して、必要な交換や
点検など行います。
船は、一年に一度は点検整備で状態を必ず
確認して、都度適切な経年のメンテナンスを
検討することを、大切にしてください🙆♀️
何もしないとリスクは大きくなります。
1年間船はずっと波に揺られ潮風にあおられ
過酷な環境におかれています。陸上保管でも、
紫外線劣化や様々な環境にさらされています。
乗っても乗らなくても設備の消耗は続きます。
週明けも上架整備が続きます。
お外が過ごしやすい季節になってきたので・・
外デッキ復活。
思う存分休憩下さい・・。
上架艇もやはり痛みはでてきます。
ヤンマー船を長年ご愛用いただいている教習所に
チルト不調のドライブ修理に伺いました。
油圧チルトのオイル漏れからの動作不良でしたので
各部点検して亀裂の入ったホース交換を行い無事復旧。
今年は船外機、ドライブ艇共にチルト関係の不具合
修理のご用命が多かったです。チルト関連では、
原因は電気系統電線関係・モーター・バッテリー
スイッチ、油圧シリンダーシールやホースの劣化
によるオイル漏れなど多岐に渡ります。
1艇1艇ずっと見させていただいておりますと
経年の状況や修理履歴が把握できるので、
ピンポイントで修理ができます。
チルトの動作に違和感がでてきたら、
早めの点検修理がお薦めです。
係留保管艇はチルトがあがらなくなっても
さがらなくなっても、大変ですのでね！
今年はシールスタンやコックボート関連の事故や
交換修理も多かったです。シールスタンは、
5年で内部消耗品点検交換推奨なのですが、
何年もそのまま放置しておられた船で、航行中
ある日突然内部のセラミック部品が割れて、
機関室に浸水という大変な事故が起こります。
係留保管艇はシャフト、ともまわりの点検や
メンテナンスも定期的に行っていただくのが
大切です。
事故が起こる前に、計画的に点検整備を行うと
無用な費用を抑えられますし、安全航海の
意味でも大事ですね。
☆karatomarine naoko☆
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ヤンマー特約店(有)唐泊鉄工所
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