船はエンジンが一番大切。今日は最新ボートに搭載されている
新型エンジンについてちょっとご紹介します。
近年新しく発売されるヤンマーレジャーボートには、EX30B以降
最新の電子制御エンジンが搭載されています。
現在は、EX30B,EX34HT,FB、そして今月発売予定のEX28Cの3艇種です。
【ヤンマーEX30B】
電子制御エンジンは、環境にやさしい未来志向のエンジン。
機械式と比べてクリーンな排気や排ガス。二酸化炭素の排出量も
ぐっと少なくなります。
【EX30B搭載の8LV350J】
エンジンは、電子制御システムによって、無駄の少ない最適な燃料噴射を
常にコントロールできるようになり、燃費は驚くほど良くなりましたし
音も静かに。船はどんどん快適に・・
メンテナンスでは、エンジンに直接PCをつないで、エンジン各所の中の
状態を外から確認することができます。
そのほか、水温が上がるとエンジンは自動的に回転を下げたり・・
安全性の面でも頼もしい機能がいろいろあるのです。
EX34HTやEX34FBに搭載されている6LY440J。
6LY440も、高出力ハイパワー高い耐久性と製品への信頼性から
海外でもファンが多く、高い評価をいただいているヤンマーの
最新の電子制御エンジンです。こちらのエンジンは、メルセデスベンツ
が4年かけて作ったボートのエンジンとしても採用されましたネ。
中小型マリンディーゼルエンジンの分野で、ヤンマーブランド
は世界でも高い評価をいただいています。
そして・・今年のNEWモデル、今月発売予定のEX28Cには・・
新型電子制御エンジン4LV250Jが搭載されています。EX28C チラッ
低燃費と高い静粛性は同じくですが、また、このエンジンは加速性が
同馬力帯のエンジンの中でも優秀だということ。エンジンの
開発段階から、地球環境にやさしいだけでなく、お客様目線で
船上の快適性や利便性についてもとことん追求されているようです。
【EX28C】チラッ
海の上で過ごす時間が、もっともっと気持ちよく
楽しいものになりそうですネ。
世界的にも、マリンディーゼルエンジンは機械式から電子制御システム式に
構造を変化させつつあります。もちろん、まだまだ機械式のエンジンも
活躍中!共存していく時代が続くのですが、船は長寿命なので、いずれ
エンジン換装で、さらに進化した電子制御のマリンエンジンを
載せられる船もでてくるのかなあと想像しています。
地球環境にも目をむけるとそんな進化も自然なのですね。
そんなわけで・・!
より複雑になっていく電子制御エンジンの点検やメンテナンスには
専門的な知識がもっともっと必要になる!ということで
私達も日々勉強中です
2月の研修では、実用段階になっている新型エンジンの機能や、今後の展開に
ついても勉強いたしました。
すでに6AYの一部のモデルでは、エンジンに異常が発生すると、自動的に陸にSOS
信号を送ったり、緯度経度が伝えられる機能などが実用化されているそうです。
と聞くと・・
・・私の脳みそでは、未来の仕事の妄想が。
(それにしてもイメージが貧困。SF的なリアルな想像ができない・・( ノД`)シクシク…
私もスタッフに負けず、がんばります
今日は、ヤンマーの最新モデル艇を、心臓部のエンジンを中心に
ご案内してみました。船を見るときに・・FTとか、馬力だけで比較するのでは
なくて・・そのエンジンの内容や性能までよーく見ると、違いに・・おおっ!と
思われることもあるかも。
ぜひみなさまも、ヤンマーのマリンエンジンと
その進化を・・ご自身で体感してくださいネ
変化する時代の中で、今できること、より良いことを探して
いく毎日です。
旧き良きものも大切にしながら、新しいことへの追求も研究も
貪欲に
そして、何より今この瞬間を、海と船とみなさまと一緒に
めいいっぱい楽しみたいなといつも思います。
ワクワクする気持ちを大切に
お客様に寄り添って、明日もお役にたてますよう
がんばります!
今日もご来店、お問合せいただきまして
ありがとうございます
感謝を込めて
☆karatomarine naoko☆
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ヤンマー特約店(有)唐泊鉄工所
KARATOMARINE
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