憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

東京オリンピック開会式

2021-07-24 23:14:36 | 公務
昨日、8時から4時間、開会式をNHK視聴。疲れました。関係者席の方々も疲れたことでしょう。

NHKは要領よく感動的にまとめていますが、なんということでしょう?陛下の開会宣言がありません。
(他サイトでの再生は不可。そういう規約があるのですね。知りませんでした。
youtubeで見る,をクリックすると見られる。)

【NHK】東京オリンピック開会式ハイライト | 東京オリンピック



別の動画を探したところ、陛下の開会宣言時に菅首相他が起立しなかったことを批判する言葉を被せたものは数多くあるのですが、場面だけの動画がなかなか見つからない。
隣の小池百合子に促されて立ち上がる菅首相のいかにも面倒臭そうな嫌そうな顔が印象的でした。

天皇陛下 開会宣言 菅 小池 立たない

結論からいえば、陛下はご立派でした。皇太子時代から雅子さまと一緒でないほうが、皇太子らしい、という噂はあったのですが、今回もまた隣に雅子さまが居ないほうが天皇らしい雰囲気が出ていると私は感じました。
これからも陛下は雅子さま抜きで御活動をされたほうがよろしいのではないでしょうか。
雅子さまがいらっしゃるとその場に何ともいえない不穏の空気が漂って、私はいつも落ち着かないような、いたたまれないような気分になります。

各国の選手入場が続くなか、一瞬陛下が画面に大映しになりましたが、陛下は明らかに楽しそうな笑顔でいらっしゃいました。
「陛下は五輪中止を望んでいられる。」と言い立てた立憲民主や報道は大間違いでしたね。と、いうより、陛下が五輪中止など考えていられないことは、彼らにもはじめから解っていたでしょうに。

開会式が無事に終わりほっとしました。
演出に対する意見はいろいろあるでしょうが、大恥、赤恥をかくほどでもなかったことを良しとしたい。
競技場上空にドローンの球体が浮かぶ光景は感動的だった。1964年の東京オリンピックでは、ブルーインパルスが空に描いた五輪マークに日本中が感動したが、夜空に浮かぶドローンの球体は2020東京オリンピックのシンボルのように言い伝えられて行くのではないか。飛行機雲で描いた五輪マークからコンピュータ制御されたドローンの球体までの背後にあるテクノロジーの発展を思う。

作家佐藤愛子さんがエッセイの中で、東京のそらに描かれた五輪マークの思い出を書いていた。当時幼稚園児であった佐藤愛子さんの娘さんは、自宅の庭で空に浮かぶ五輪マークを見て「神様が描いたにちがいない。」と頭をたれて手を合せたという。
昨日、空中に浮かぶ光る球体を見て「神様が作った。」と手を合せる子供は居たのだろうか、おそらく居なかっただろう。

「翼をください」に合わせて、映像と切り紙の無数の鳩が舞う場面も良かった。天井遙か高いところから舞い落ちる鳩の切り紙を取ろうと手を伸ばす各国の選手たちの、この時ばかりはの無邪気な笑顔。拾った切り紙を良い思い出にと、持ち帰った選手もいたのではないか。

205カ国の選手入場はさすがに長いが、各国のお国柄が楽しみでついつい時間を忘れて見入ってしまった。
バッハ会長の挨拶は無内容で冗長聞く価値が無いし、橋本聖子の涙は要らないし、この二人が吐き出した毒素で、その後に続いた陛下の折角の凜々しい開会宣言までなんだか弱々しくなってしまったのが残念だ。

陛下をこのような奸商と並んで立たせるなどもっての他です。いったい誰の計らいなのか。

陛下は、日本国の象徴です。
オリンピック興行という単なる一興行の興行主と同格のように二人並び立って一緒に手を振るなどあってはならないことです。
陛下が並んで立たれるものだから、隣の男はたかが興行主の立場でどこかの国の王にでもなった気分でいるではありませんか。