作家山口瞳がこよなく愛したBarにて今宵
祇園の中心部から少しだけ離れたところに祇園サンボアはあります
時の流れに裏打ちされた素晴しい空気感
京都系サンボアではスーパーニッカのハイボールですが
一言二言会話しただけで私には黙って角のハイボール
イントネーションでバレたのかなぁ、そんなに喋ってないのですが…
いかにもご近所さんのおじいさんや、どこかのお店のマダムでしょうか
一人黙って赤ワインを飲まれているご婦人
生活のなかにサンボアが溶け込んでいるかのごとく素晴しい
今宵その止まり木に私も…
自分もこの街に住みサンボアの常連になったような錯覚
店を出て見えなくなるまで見送ってくれたマスター
カドを曲がってふと見上げた夜空…余韻にひたりながら一駅先まで歩くのも
悪くはないか
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