Room☆P

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フラワーカーペット/自転車通勤のススメ

2014年08月13日 01時03分04秒 | JET STREAM

2014年8月12日(火)     

♪ Something   秋谷えりこ

♪ DESPUES DE LA SEIS   AGUSTIN PEREYRA LUCENA QUARTET

ベルギーのブリュッセルは 今 お祭りのシーズン
世界で最も美しい広場として 世界遺産に登録されている グラン=プラスでは
先週の土曜は 700年以上前から続く 伝統の祭り メイブームが行われましたが
今週は 金曜から フラワーカーペットが開催されます
これは グラン=プラスの広場を 色とりどりのベゴニアの花で敷き詰めるイベント
広場の石畳は 長さ164メートル 幅 42メートルの 巨大な 花の絨毯に変わります
ベルギーは 世界一のベゴニアの生産地
毎年 およそ6,000万株の球根が 世界の国々に輸出されています
2年に1度行われる この グラン=プラスのフラワーカーペットは
その ベゴニアの国 ベルギーを象徴するイベント
今から43年前 
有名な造園家 スタウツマンツ(Stautemans)さんによって 始められたものです
グラン=プラスで フラワーカーペットが始まるのは 金曜のお昼過ぎから
100人を超える ボランティアが集まり 100万本のベゴニアを 広場一面に敷き詰めます
若者やお年寄りが一緒になって 花に囲まれて作業している姿は 
とても ほのぼのとした 長閑な風景です
こうして 4時間程の作業で 広場は見事な柄の 花の絨毯に変わります
絨毯の柄は 毎年テーマが決められており 
2年前は アフリカ大陸 今年のテーマは ベゴニアの花は語る です
オープニングイベントが始まるのは 街が真っ暗になった 夜の10時から
音楽が奏でられると グラン=プラスがライトアップされて 
夜の闇の中に 見事な 花の絨毯が浮かび上がります
これだけ美しい絨毯も 日曜までの命
その儚さが 一層 美しく見えるのでしょう

♪ FENIK   RUMBLE FISH

SOUND GRAFFITI

 今夜は 高嶋ちさ子 さんのニューアルバム 
 COLORS BEST SELECTION からお送りします 曲は…

  ♪ ジュピター

  ♪ カノン

  ♪ She

 3曲続けて お聴きください

♪ MIL ALERGIAS   FER ISELLA&MAKANUDOS

今年の6月 フランスの運輸省は 自転車通勤を促進させる一環として
自転車通勤手当を支給する 試験的なプログラムを行うと発表しています
今回 このプログラムに参加するのは 
フランス国内にある 20の企業 従業員 およそ1万人が対象になるそうです
この 自転車通勤手当は 1キロ当たり 0.25ユーロ 約 35円
通勤距離が長くなればなるほど 通勤手当は増えることになります
フレデリック・キュヴィエ運輸大臣の話では
とりあえず 期間は6ヶ月 このプログラムが上手くいけば さらに規模を拡大
第2弾も検討しているそうです
こうした 自転車通勤への優遇政策は フランスが初めてではありません
自転車通勤は 健康増進だけでなく 
化石燃料の消費削減 大気汚染既対策にも繋がるとして 
すでに オランダやドイツ デンマークといった ヨーロッパ諸国で 
様々な優遇政策がとられています
例えばオランダでは 通勤の為の自転車を買う時に 補助金が出ます
1日の通勤距離が 15キロ以上 通勤日数の半分以上を 自転車通勤すると
3年に1度 最高で 749ユーロ およそ 10万円まで 自転車を買う補助金が出ます
また 会社が通勤用の自転車を 従業員に貸す場合には
その費用の全額を 経費として 計上出来ることになっています
最も 自転車通勤の後進国といわれたイギリスでも 手当や補助金はありませんが
サイクル・スーパーハイウェイと呼ばれる 自転車専用レーンが 
ロンドンの金融街 シティを中心に 放射状に整備されたことで 
自転車通勤が増えています
これからは 日本でも 自転車通勤 
出来れば 手当が出ると さらにやる気が出るでしょう

♪ SAUDADE   PAUL WINTER

♪ EXISTENCE  塩谷哲