２０１０年２月２６日(金)♪ クラリネット協奏曲 第二楽章 イギリス室内管弦楽団
♪ マイ・フーリッシュ・ハート 木住野佳子
長引く不況の影響なのでしょうか、昨年、大晦日を自宅で過ごすと答えたイギリス人は、80%もいたそうです。今、イギリスでは、一般の視聴者が、ホームパーティーの腕を競う番組「Come Dine With Me」の影響で、ホームパーティーが大変な人気。社交の場を、自宅にする人が増えているそうです。どうやらイギリス人は、今、自宅にこもる傾向があるようです。さて、そんなイギリス人が頷くような、確率を発表した経済学者がいます。その確率とは、一晩過ごす間に、理想の恋人と出会える確率。ウォーリック大学のピーター・バッカスさんによれば、その確率は、なんと、0.00034%、とかなりがっかりする数字。この数字、宇宙に、どれくらい地球外生命体が存在しているかを推定するドレイクの方程式を応用し、導き出したものといいます。さて、自らをサンプルに、この確率を導き出したというピーターさん。ロンドンの中心部に住むピーターさんは、外見が、自分の好みに合うタイプの女性に出逢える確率は、ロンドンに暮らし、大卒で、24～34歳という条件を加えると、5%。さらに、その女性が自分を好きになってくれる確率、一晩に出逢える確率を加えると、最終的には、0.00034%になるそうです。しかしながら、ピーターさん、この論文を書いた後、なんと、恋人が出来たとか。どんなに低い確率でも、やはり外に出る事が、理想の人と出逢える、最も必要な条件といえそうです。
♪ マ・メール・ロワ～IV．眠りの森の美女のパヴァーヌ リー・リトナー＆デイヴ・グルーシン
サウンドグラフティ 
Michael Buble No.２
Michael Buble No.２ ♪ Heartache Tonight
♪ Come Fly With Me
♪ Georgia On My Mind
♪ ジュリア 吉田恭子
マレーシアの旧正月に欠かせない物といえば、ミカン。中国系住民にとって、ミカンは、金運や幸運の象徴です。旧正月が祝われる２週間、マレーシアの中国系の家に行くと、どこでもミカンが出されます。冬の季節、大事なビタミンＣの補給にも役立ちますが、このミカン、旧正月には、食べるだけでなく、もう一つ重要な役割があります。それは、独身女性の為の縁結び。旧正月の最終日、今年は今週の日曜。マレーシアの独身女性には、自分の名を書いたミカンを、川や海に投げる習慣があります。この日、運命の男性が拾ってくれますように、と、願いを込めて、ミカンを投げると、良いパートナーに巡り合えると、信じられているのです。昔、結婚前の女性の外出が、厳しく制限されていた、マレーシアでは、この日だけは外出が許され、女性たちは晴れ着に、身を包んで街を練り歩いたそうです。彼女たちは、運命の人が、自分を見染めてくれるのではないかと、胸を膨らませていたに違いありません。ところで最近、この投げるミカンに、女性たちは名前だけでなく、電話番号やメルアドまで書き込むそうです。ミカンを投げて、男性からの連絡を待つ。運命の人は、きっと何処かにいる。そんな、乙女たちの胸躍る思いは、今も昔も変わりはないのでしょう。
♪ ア・ホール・ニュー・ワールド ザンフィル