Room☆P

☆☆☆☆☆

イギリス☆リバプール大聖堂/アメリカ☆フムス

2019年11月22日 11時08分17秒 | JET STREAM
 2019年11月21日(木)     提供 / JAL

♪ It Was Warmer Then  Helios

♪ Otis  The Durutti Column

ロンドンから 特急列車に乗って2時間15分ほど イギリス北部の港町 リヴァプールに着きます
リヴァプールといえば 誰もが思い浮かべるのが ビートルズの故郷でしょう
かつては イギリス屈指の貿易港として栄えたリヴァプールですが
今 その港町の倉庫街は 再開発されて ビートルズ・ストーリー という名の 博物館になっています
この博物館では ビートルズの結成から 解散までの 貴重な品々を展示
彼らが演奏していた キャヴァーン・クラブなどが忠実に再現されています
今でもリヴァプールには ストロベリーフィールドや ペニーレインといった
彼らの所縁の地が 数多く残っています
この街の南の丘に聳えるのが リヴァプール大聖堂です 
高さ101メートルの鐘楼を持つ イギリスで最も大きな教会
ロンドンのセント・ポール大聖堂の およそ2倍の大きさがあります
ゴシック様式の見事な教会ですが その歴史は意外に新しく20世紀
造り始めたのは1904年ですが 
完成したのは 二度の 世界大戦を経た 74年後の 1978年のことでした
ポール・マッカートニーが この大聖堂の聖歌隊に入れなかったことは 有名な話ですが
当時はまだ大聖堂は建設中 
この大聖堂が完成した時には すでにビートルズは解散していました
この大聖堂の鐘の重さは 31.5トン 
その世界一の重さの鐘がある大聖堂の上に エレベーターで上ることができます
大聖堂の上に立つと 目の前にリヴァプールの街が 360度で広がっています
ジョン・レノンがこれを見たら どんな歌を 作ったのでしょうか

♪ The Fool On The Hill  The Percy Faith Strings

SOUND GRAFFITI                  JAMES BLUNT No.2

  ♪ 1973
  ニューアルバム ONCE UPON A MIND から
  ♪ Cold
  ♪ The Greatest

♪ Portrait Of Tracy  Jaco Pastorius

食べる物には 飽くなき探求心を持ち続ける ニューヨーカーたち
最近そんなニューヨーカーの間で フムス という言葉を聞きます
フムスとは 中東の伝統料理 ヒヨコ豆のペーストです
ヒヨコ豆は 食物繊維とビタミンEが豊富 大豆に比べて 高蛋白で低脂肪なことから
今では スーパーフードの一つに数えられています
フムスは 茹でたヒヨコ豆をつぶして 白ゴマのペースト オリーブオイル 
ニンニク ハーブ ライムジュースなどを加えて練り上げた物
これを焼き立てのピタパンにつけて食べます
ニンニクやハーブの香りに ライムジュースの爽やかな香りが加わり なかなか表現し難い美味しさ
ニューヨークは イスラエルからの移民も多く 
ベジタリアンや ビーガンも 数多く暮らしているので フムスは 幅広い層に人気
最近では フムスを売り物にしたレストランチェーンも登場
ニューヨークのスーパーでも よく見掛けるようになりました
ニューヨークタイムズで この フムスのパイオニアと紹介されているのが 
イーストビレッジにお店を出す その名も フムスプレイスです
ここのフムスは 茹で卵や マッシュルームといった トッピングを まず選ぶスタイル
そのフムスに 前菜や ピタパン ピクルスが付いて8ドル 850円ほど
前菜には ファラフェルという名の ヒヨコ豆のコロッケがお薦めです
日本では肉をローストした ドネルケバブをよく見掛けるようになりましたが
これからは ヘルシーなフムスが 日本でも流行りそうな気がします

♪ San Juan Sunset  Deodato

♪ Dreamflower  Tarika Blue

イングランド☆貴族の邸宅/フランス☆プチブール

2019年11月22日 11時07分45秒 | JET STREAM
 2019年11月20日(水)     提供 / JAL

♪ Albatross  Fleetwood Mac

♪ The Dust Of Months  Bill Wells & Maher Shalal Hash Baz

イングランド西部の 温泉保養地 バース 世界遺産にもなっているこの街は
古代ローマ時代 海を渡って来た ローマ帝国によってつくられました
その後18世紀に入って 貴族たちに愛されたバースの街
この街には 優雅な社交場や 大富豪の庭園 世界で最も美しい集合住宅 ロイヤルクレッセント
といった 気品溢れる建物が 数多く建てられました
この街の中心から少し離れた高台にたつ 貴族の邸宅 
ベックフォーズ・タワー&ミュージアムもその一つ ここは 知る人ぞ知る観光スポット 
有名な作家で 美術評論家であった ウィリアム・ベックフォード
この邸宅は 彼がその生涯で集めた 美術品や 家具などを所蔵する目的で造られました
ベックフォードは 幼くして 莫大な遺産を相続 
高級趣味人 名を欲しいままに 類い稀なる美術品を次々と購入 
放蕩の限りを尽くした人物として知られています
現在 この邸宅は開放されて 博物館になっています
一際高く聳えるタワーは 彼が財力を使い果たす 最後に建てたもの
ここから見えるバースに住む貴族たちを 見下そう という思いで造られました
彼の死後 タワーは教会にリニューアル 彼が愛した庭園は その教会の墓地になり
今では 沢山の墓石が並んでいます
実はこの ベックフォードの邸宅 地下は 宿泊施設になっており 泊まることができます
墓地の真ん中にあるので 夜はとても静か 墓地の中には勿論 ベックフォードの墓もあります
運が良ければに その 興味深い人物 ベックフォードに 会えるかもしれません

♪ Cartago Sand Dancing  Harold Budd

SOUND GRAFFITI

 今夜はニューアルバム ONCE UPON A MIND をリリースした
 JAMES BLUNT を特集します 曲は…

  ♪ Love Me Better
  ♪ You're Beautiful
  ニューアルバム ONCE UPON A MIND から
  ♪ Monsters

 3曲続けて お聴きください

♪ Norman's Walk  Jon Brion

フランスのスーパーで売られている 国民的なお菓子 プチブールをご存知ですか
フランス語でプチブールとは 小さなバター という意味 
バターがしっかりと入った ちょっと硬めの 長方形のビスケットです
プチブールが生まれたのは 今から133年前といいますから 19世紀の終わり
ビスケットには LU という文字が刻まれていますが 
これは開発したパティシエ ルイ・ルフェーブル・ユティルの 苗字のイニシャルです
今でも彼が住んでいたフランスの西部の街 ナントに工場があり 
ブランド名もそのまま LU と書いて リュ と呼ばれています
驚くことにこのプチブール 既に 誕生して133年も経ちますが
使う材料やレシピは 一切変わっていません
長い間で変わったのは 以前は 箱の中に そのまま入っていたのが
現在は12枚ずつ 透明の小袋に入っていることだけです
このプチブールの形は 紅茶の時に使う レースの敷物の形を真似たものですが
ちょっとした秘密があります
4つの角にある突起は四季 ビスケットの周りに施された 52本のフリルは 一年の52週
ビスケット全面に整然と並ぶ 24個の小さな点は 24時間を表しているそうです
自然の摂理に基いたデザインが 
いまだにこのプチブールが 飽きられずに 売れている魔法なのかもしれません
現在では 他のメーカーでも売られているこのプチブール
元祖プチブールには LU に加え 正真正銘のプチブール と 刻まれています
1個3ユーロ 350円ほど フランスのお土産に 元祖プチブールは 如何でしょう

♪ Das Buch Der Klange(The Book of Sounds)Part 1  Hans Otte