Room☆P

☆☆☆☆☆

サクレ・クール寺院/本の日とサン・ジョルディの日

2015年04月16日 00時55分39秒 | JET STREAM
 2015年4月15日(水)     提供 / JAL 、SEIKO

♪ MEDIA LUNA  LA MAQUINA CINEMATICA

♪ IF I FEEL  KAZUMI WATANABE

モンマルトルの丘に立つ サクレ・クール寺院は パリの白亜のシンボル
今日は天気が良いので サクレ・クール寺院に出掛けることにしよう
メトロ2号線に乗って 降りる駅は アンベール
駅の階段を上ったら 大通りを渡って まずは ステンケルク通りへ
ステンケルク通りは 日本のお寺の 参道のような雰囲気
緩やかな坂道の両側には ズラリと 観光客相手の お土産物店が並んでいる
観光客で混み合う坂道を上ると 間もなく 
サン・ピエール広場の上に 真っ白な サクレ・クール寺院が見える
この サン・ピエール広場から モンマルトルの丘の上まで 
高さにして 130メートル
広場の階段を上ることも出来るが いつも ミサンガ売りが待ち受けているので
今日は 左手にある ケーブルカーに乗ろう
このケーブルカー 意外に歴史は古く 最初に出来たのは 1900年
ピカソやマチスが モンマルトルにいた頃は 既にあったという
今では モダンなスタイルに生まれ変わった このケーブルカー
観光シーズンには 少々待たなければならないが
メトロとバスの共通券が 1枚あれば およそ2分で 丘の上に着く
パリを一望できるモンマルトルの丘
暮れなずむ夕陽を ここで眺めるのがお勧めの一つだが
今日は ケーブルカーで ちょっと楽をしたので
さらに サクレ・クール寺院のドームの上を目指そう
ドームの中にある 薄暗い らせん階段は およそ300段
らせん階段の上りは少々きついが
ドームの上からの 360度のパノラマは 絶景
パリで1番の思い出となることは 受け合おう

♪ BALADADIDOU  MARC DESCHAMPS

SOUND GRAFFITI         CARPENTERS No.3
  ♪ 青春の輝き
  ♪ YESTERDAY ONCE MORE
  ♪ 涙の色は

♪ DESPUES DE LAS SEIS  AGUSTIN PEREYRA LUCENA QUARTET

来週の木曜 4月23日は 世界図書・著作権デー 通称 本の日
世界中で 本にまつわるイベントが繰り広げられます
本の日が 4月23日に定めらたのは 
イギリスが誇る劇作家 シェイクスピア
ドンキホーテを書いたスペインの作家 セルバンテス
南米を代表する作家 インカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベーガ
この3人の偉大な作家が 
奇しくも 1616年の 4月23日に この世を去ったことが 理由の一つです
もう一つ大きな理由は この日はスペインでは サン・ジョルディの日
昔から カタルーニャ地方では この サン・ジョルディの祝日に 
男女が 赤いバラと本を 贈り合う習慣があるからです
カタルーニャ地方の守護神である サン・ジョルディは 愛の守護神
伝説によれば 昔々 ドラゴンの生贄に お姫様が捧げられようとした時
白馬に乗った サン・ジョルディが さっそうと現れ
激闘の末 見事に ドラゴンを退治
サン・ジョルディが手に持っていた槍から流れ出した ドラゴンの血が 
地上に滴り落ちると これまで見たこともないような 真っ赤なバラが咲いた
それ以来 カタルーニャ地方では 毎年4月23日の サン・ジョルディの命日に
愛する者同士が 愛と知性のシンボルとして 
1本の赤いバラと 1冊の本を贈り合うようになったと いわれています
実はこれは 表向きの理由
本当は スペインから独立を願う カタルーニャ地方では
人々は カタルーニャの言葉を忘れないよう 本を贈り合うともいわれています
様々な思いが込められた この サン・ジョルディの日
バルセロナの街には 本を売る屋台が ズラリと お店を広げます

♪ SUE ANN  ANTONIO CARLOS JOBIM

♪ MAKE SOMEONE HAPPY  JACKIE GLEASON