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三浦和義逮捕~その3

2008年03月02日 08時58分47秒 | 社会・経済
ロス市警の会見で「1988年の逮捕状に基づいて逮捕した」と何度か強調していたのが、ずっと不思議でした。新たな証拠が無い印ではないか?という思いを持ちました。
しかし、今朝の『サンデーモーニング』を見ていて、その謎が解けました。
2003年 日本の最高裁で三浦和義元社長の無罪確定
2004年 カリフォルニア州、海外での判決については一事不再理の適用除外を法改正

この微妙な1年の差。仮に日本の最高裁判決がカリフォルニア州の法改正以降であれば、アメリカは大手を振って三浦元社長を逮捕できますが、その前に無罪確定しているため、その当時はまだ海外の裁判であっても一事不再理であった訳です。
従って米国は今回の逮捕を正当化するためには「米国独自でずっと捜査を継続していたが、その間に日本で逮捕・起訴・裁判が行われた」と日本の一連の動きと独立していることにしなければならない訳です。
三浦社長に付いた弁護士も、この部分を争点にしそうということ。
どうやら一筋縄ではいかない模様です。
この争いが今後のひとつの注目点になりそうです。


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