時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

露店風呂で手すり折れ看護師が転落死亡

2009年09月13日 05時57分32秒 | 社会・経済
廃船利用の露店風呂で手すり折れ転落 看護師が死亡

テレビ朝日系列で放送されてる『ナニコレ珍百景』という番組が好きで、良く観てるのだが、「すごく危険な吊り橋」とか「命懸けの展望台」なんてのが時々紹介される。
見ると本当に危ない感じだ。
厳格に検査すれば不適格な建造物も多いのだろうが、かといって安全基準万全な物を造ろうとすれば、それこそ誠大橋みたいに「年に数回しか人が通らない場所に数十億円で建設」なんてことになっちゃうんだろう。
かといって「危険だから使うな」といってしまえば地元民が困るから、黙認して「十分に注意して使用してくださいね」って感じでやってんのかも。もちろん全て筆者の推測です。
今の社会情勢じゃコストパフォーマンスが重視されるのは仕方ない。「安全のほうが大事」との意見もあるだろうが、それを突き詰めてしまえば、たった一軒の山奥の民家にも急病の際には救急車が迅速に急行できるように高速道路を造ったほうがよい――となる。
地域格差の問題も大きいがね。コストパフォーマンスで線引きすれば、やはり過疎地は皺寄せを食う。偶然だろうが、被害者が東京の方で事故現場が地方(静岡)ってのも象徴的かな。東京じゃ、そういう危険な手すりは直ぐに改修される。これもコストパフォーマンスか。
そういう危険があるって事を、都会人は頭の片隅に入れとくべきか。『ナニコレ珍百景』で紹介される「危険な○○」は、ほとんど過疎地の人里離れた場所にある。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿