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イマを見つめて
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バンクーバー五輪開幕とかetc.

2010年02月13日 02時28分00秒 | 社会・経済
「今日の注目予定 02/13 11:00 冬季五輪バンクーバー大会開幕(カナダ、3月1日まで)」
第21回冬季五輪バンクーバー大会は現地時間12日午後6時(日本時間13日午前11時)に開会式を迎える。カナダでは1988年のカルガリー大会以来、22年ぶりの五輪。開会式はドーム型のアリーナ、BCプレースで行われ、史上初の屋内での開催となる。

昨日の『とくダネ!』の現地レポートで気になる話を聞いた。
「チケットは開会式が最も高く、日本円にして約9万円です」
どういうこっちゃ?
五輪委が公式に発売した価格が9万円なら明らかに高すぎる。
いっぽうオークションとか転売価格の上限なら意外と安い。
色々と調べてみたら、こんな感じらしい。
「バンクーバー五輪公式サイトにも、ファン同士でチケットを売買するオークション用ページがある。正規の値段で最も高い入場券は開幕式の1100カナダドル(約9万3000円)で、最も安いのはバイアスロン・クロスカントリー・女子アイスホッケーの一部の試合25ドル(約2100円)だ」
なるほど。公式サイトでオークションしてんのね。どうせヤフオクなんかで大量に取り引きされんだろうから、ならば他社に旨い汁を吸わせるよりも公式サイトで仕切っちゃおうってことか。
ちなみに抽選販売された五輪チケットは最高が3万円台、一番安い物で1.800円程度だったらしい。

仮定の話になるが、もしも東京でオリンピックが開催されても、こんな感じなんだろうな。
9万円も払うなら、テレビで観てた方が良さそう。運良く当たったクジ運が強い人以外は。

マスコミは真央ちゃん金、上村も金……なんてはしゃいでるけど、そんなに甘くはなさそう。
もちろん金メダルを取って欲しいけど。何色でも取れたら大した物だと思う。
ちなみに前回のトリノ五輪では「金メダルは荒川静香だけ」と語られるが、銀・胴ともにゼロで、正確に言えば「日本はメダル1個だけ」w
現実は厳しいね。




「シー・シェパード、今度はクロマグロ漁妨害へ」
南極海で日本の捕鯨船団に対して攻撃を続ける環境保護を標榜する米団体シー・シェパード(SS)のポール・ワトソン代表が産経新聞のインタビューに応じ、今回の反捕鯨キャンペーンの後、地中海のクロマグロ漁妨害を行うと宣言した。世界のクロマグロの8割を消費する日本を再度、標的にする狙いがあるとみられる。

「クジラを獲るな」に関しては「高等な哺乳類とされるクジラを殺しちゃ可哀想」って情緒的な理由だと思っている。数が減っているとか絶滅の恐れなんてのは「こじつけ」の感じで根拠が薄い。
まあ無類の猫好きとしては全く理解できなくはないが。
毎年、20万匹も殺処分されてると聞けば「可哀想だろ。殺すなよ」と言いたくなる。もちろんテロまがいの方法で阻止しようとは思わないがw

閑話休題。クジラはともかく、クロマグロに関しては乱獲による資源枯渇は現実だろう。
 【河北新報のコラム】 …東大西洋のクロマグロについて国際委員会が漁獲枠の削減を決めた。日本は半減を求めたが、結果は来年、再来年とも現行設定枠より2割減で合意。乱獲の原因とされる巻き網船の監視体制も整えた。…今回の合意は一定の前進ではある。…これからもほどほどの価格でマグロを食べ続けるには、漁獲量の規制はどうしても必要だ。(2008年11月30日付「河北春秋」から)
 【北海道新聞のコラム】▼わが財布では心もとないが、ともあれトロは、本マグロ(クロマグロ)のものが高級品だ。本マグロは東大西洋や地中海で乱獲され、大半が日本に入ってくる。先日の国際会議で、この海域での漁獲枠削減が決まった…
▼規制の動きは、メバチなどの庶民派マグロでも強まった。日本人が食べ過ぎているのだ。世界のマグロの三分の一を胃袋に入れる。魚種に恵まれた国なのに、魚介類消費の8%はマグロが占める▼すしは「むしろトロじゃなくて、赤いところを食べればいいんだよ」。こう語った池波は配慮の人だ。「マグロばかりじゃなくて、ほかの魚も食べればいいんだよ」。今ならそんなふうに付け加えるかもしれない。(2008年11月27日付「卓上四季」から)
 【新潟日報の社説】 乱獲をやめさせるために厳しい姿勢を示すのは当然だ。しかし資源の保護を目指すのであれば、より実効性のあるルールを設けるべきだろう。
 マグロ資源を管理する国際機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」が東部大西洋と地中海のクロマグロ漁獲枠削減に合意した。新しい漁獲枠は二〇〇九年が二万二千トン、一〇年が一万九千九百五十トン。ともに現行の設定の二割減だ。…
 日本は世界最大のマグロ消費国である。すしや刺し身のネタの中でもマグロが好きという人は多い。漁獲枠の削減で好物の値上がりを心配する人もいるだろう。だが、その前にマグロの現状を見詰めなければならない。
 マグロはおいしい。その味わいを将来に伝えることは、日本固有の食文化を守ることだ。私たちの代で食べ尽くしていいはずがない。クロマグロの保護と適正な消費を考えるのは、魚を愛する日本人の務めだろう。(2008年11月26日付社説「クロマグロ 値上がりは歓迎しないが」から)
 【高知新聞の社説】 乱獲で個体数が急減しているクロマグロに対する漁業規制が強化されることになった。
 資源管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」の年次総会は、東部大西洋と地中海の二〇〇九年と一〇年の漁獲枠を、それぞれ現行の約二割削減することで合意した。
 トロを多く含むクロマグロは「本マグロ」と呼ばれ、刺し身やすしネタとして日本人にはおなじみの高級魚だ。削減による値上がりは避けられまい。その影響は長期に及ぶ可能性が高い。
 最大の消費国である日本の国民は、資源保護という観点からの意識の変革を迫られている。…
 魚離れが進む日本の食卓において、クロマグロは子どもから高齢者まで幅広く好まれている魚の代表だ。世界の八割近くを消費する国民として、クロマグロ資源を守る責任は大きい。
 「限りある資源」としてのマグロとの付き合い方を、国民も真剣に考えてみる時が来ている。(2008年11月26日付社説「【クロマグロ】大消費国の意識改革を」)全文

出典:47トピックス「クロマグロ規制-日本人は食べ過ぎか」

シーシェパードの妨害は論外だが、クロマグロ漁が規制されるのは致し方ないと感じる。
どうしても食いたい人間は一貫数万円払って大間産の本鮪を食べてりゃていいんだよw
こっちはメバチやビンチョウで我慢するし、それも高くなったらサンマやサバでも食うから。




宮城県石巻市で起きた殺傷事件で主犯格と見られる18歳少年の非道ぶりが、次々に明らかになっている。
「罪かぶれと言われたと無職少年―石巻の3人殺傷事件」
 宮城県石巻市の南部かつみさん(46)方で男女3人が殺傷された事件で、監禁容疑などで逮捕された無職少年(17)=同県東松島市=が県警石巻署捜査本部に対し、解体工の少年に罪をかぶれと言われたなどと供述していることが12日、捜査本部への取材で分かった。
「同行17歳に「罪かぶれ」、包丁に指紋強要か―宮城殺傷」
 宮城県石巻市の無職南部かつみさん(46)方で10日、女性2人が刺殺され、南部さんの次女(18)が連れ去られた事件で、同県東松島市の無職少年(17)=未成年者略取と監禁容疑で逮捕=が、次女の元交際相手で石巻市の解体工の少年(18)=同=から「おまえが(罪を)かぶれと言われ、包丁に指紋を付けさせられた」と、事件の直前に知人に話していたことがわかった。

「2人の少年の知人らによると、事件数時間前の10日未明、無職少年が『(解体工の少年から)"お姉ちゃん(美沙さん)とお母さんを殺す。おまえが(罪を)かぶれ。包丁に指紋をつけろ。自分は革手袋を使う"と言われた』と話していたという」
他にも容疑者少年から犯行を匂わせるような発言を聞いた人間もいたと報じられる。
もしも、こうした人たちが警察に通報していたら、事件が未然に防げたかもしれない――と感じる。
だが、同時に、それは非常に難しいとも思う。

「事件を未然に防げ」れば、この容疑者が「犯罪者」にならない。コイツはその後ののうのうと暮らしていける。
周囲の証言を総合すると、どうも札付きのワルらしいから、そうなると「テメエ、よくもチクりやがったな」と逆恨みして次は自分に凶刃を向けられかねない。
仮に事件数時間前に被害者宅に刃物を持って殺害に行こうとしている所を逮捕しても、「殺人未遂」での逮捕は困難だろう。せいぜい「銃刀法違反」容疑か。そうなれば未成年ということもあり、不起訴や起訴猶予も可能性大。そのあとがこわい。

「共謀罪」の問題点として、「実行行為が行われない罪を認めれば、誰でも逮捕可能になる」と指摘される。だが、その逆の論理として、今回のような場合に「実行行為を伴わない場合は逮捕できない」ことになる。故に「未然に防ぐ」のが、非常に難しく感じられる。もちろん「共謀罪成立マンセー」って論理誘導じゃありませんよ。ただ「未然に防げたかもしれないのに、お前ら!!」と批判するのは気の毒な面があると言っておきたかっただけです。

この事件は裁判員裁判になるのかな?
全国的にも注目されそうだし、未成年事件と残忍な犯行という板挟みになりそうだし、裁判員はとても辛い役目を担わされそうだと同情する。


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