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中国の日本人死刑囚が不満

2010年04月02日 08時46分00秒 | 社会・経済
「いい加減な裁判でたまらぬ」中国の日本人死刑囚が不満
中国当局が麻薬密輸罪で死刑判決が確定した日本人、赤野光信死刑囚(65)の死刑を執行する方針である問題で、赤野死刑囚が親類など関係者と接見した際に「いい加減な取り調べや裁判で死刑になるのはたまらない」などと不満を語っていたことが、関係者の証言でわかった。赤野死刑囚は覚せい剤を密輸しようとしたことは大筋で認めているが、捜査や公判(二審制)過程に強い不信感を持っているという。
 日本政府は今回の死刑執行通告について「いかなる刑を科すかは各国の犯罪情勢によって決められるべき国内問題」としながらも、日本の国民感情や邦人保護の観点から中国側に懸念を表明している。


日本人感覚では、「いくらなんでも死刑は重過ぎる」と感じる方が多いと思うが、こればっかりは仕方がない。他国の量刑に口出ししたら内政干渉だ。裁判のやり方も乱暴と感じるが、これも仕方ない。無実の冤罪なら別だが実際にやってるんだから。
要するに外国で犯罪を起こせば、こういうリスクが伴うことを認識しとくべき。

先の毒入り餃子事件で、中国との間に犯罪人引渡し条約が結ばれていないために犯人を日本で取り調べられないことを、もどかしく感じた方が多いと思うが、これも仕方ない。
もしも犯罪人引渡し条約を結んだら、中国の要請にこちらから犯人を引き渡さなければならないこともある。こんな国にゃ渡せない。
犯罪人引渡し条約の相手国が少ないのは邦人保護を考えればやむを得ない。



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