goo blog サービス終了のお知らせ 

時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

天皇陛下、中国習近平副主席と会見

2009年12月16日 03時51分00秒 | 政治
天皇陛下は15日午前、来日中の中国の習近平国家副主席と皇居・宮殿「竹の間」で会見した。

この会見のセッティングを巡っては民主党の小沢一郎幹事長と宮内庁の羽毛田信吾長官が激しく遣り合った。

理屈だけなら小沢一郎に理がある。
「30日前なんて決まりは、どこにも書いてない」
まさに「その通り」

ただし、皇室――というか、朝廷の仕来たりは、ほとんど「どこにも書いてない」
「伝統」という名の慣例が大部分だ。


戦国時代に、織田信長が蘭奢待(らんじゃたい)を切り取った事件を思い出す。
蘭奢待とは天下第一の名香と謳われる香木の一種。聖武天皇より東大寺に献じられた。
国の宝で、朝廷以外では足利将軍だけが二度ほど許されただけ(しかも最初は将軍といえども断られている)で、いかに権力を持とうが、たかだか大名である信長に許されるような代物ではない。
ところが信長は朝廷に脅しを掛け、信長の権勢を恐れた朝廷は前例を破り、信長に蘭奢待を与えた。

いまや小沢の権勢は信長並みってことかな……。
いやはや……。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする