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イマを見つめて
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2人を集団リンチで殺害?

2006年06月24日 18時24分00秒 | 社会・経済
またもや凄惨極まりない事件が起こった。東京新聞24日夕刊には、犯行の壮絶な様子がよりリアルに記載されている。


玉野市の山中にある産廃処理場で、金属バットを使い頭部などに激しい暴行を加えたという。産廃処理場には、到着した時点で重機で掘られたような穴があり、会社員は、大学生が暴行を受けた末に埋められそうになるのを目撃。


死亡した犯罪被害者をランク付けするのはナンセンスだが、女子高生コンクリート詰め殺害事件栃木リンチ殺害事件などは、被害者が受けた恐怖と苦痛を察すると驚愕する。今回の事件も、それに類する鬼畜の所業と言わざるを得ない。

かつて集団リンチ→殺害は、暴力団とか過激派とか閉ざされた特殊なコミュニティの中で行われる犯罪だった。一般社会とは隔絶したその世界独自の掟が存在し、その掟に背いた者に対して執行される彼ら独自の処刑であった。従って、一般社会の人間は、その世界に入り込まない限り、こうした犯罪に巻き込まれるケースは稀れだった。
しかし、今日、こうした凄惨な行為が日常生活の中で平然と行われる事に恐怖感を感じる。唯一の救いは、今回は主犯格が21歳の成人であるから、前述の2事件のように被害者遺族がなんとも遣り切れない処罰に終わる可能性が低いことか。もちろん、そんな事は、被害者にとっては何の哀悼にもならぬが……。


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