気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。
昨今は、ゴミが多く出る程に切らないと
満足しない人は多くて、2年毎に強剪定を
繰り返す人もいる。それが「お得」だと
思っているのだから仕方がない。
しかし、葉がソヨソヨしていてある程度
茂ってるのを良しとする人もいるので、
そういう場合は強く切りません。
三つを割って古葉をむしってやると、若返
ったかのように見える。
ちょっと葉が混んできてうっとおしいなと
いう場合、新しい芽の付け根にある古葉を
除いてやる。こういう手入れもある訳です。
葉を透かすと涼やかになります。
新葉を3枚残して葉を透かす三葉透かしは
丁寧な仕事ですが、剪定屋さんちでは出来
ません。それっぽいことならできますが、
年2回の剪定は必要でしょうね。
ではでは。
もともと、日本人がお庭に持ち込む
樹木は概ね決まっていまして、どこの
お庭にも似たようなものばかりが並ん
でいます。
カシの木もその一つで、棒カシ仕立て
や自然風、生垣などに使われますが、
正直、何が良いかは分かりません。
切っても切っても強く伸びるので、
昔は、庭木を兼ねて切枝を干して焚き
付けに使っていたのではないかと思い
ますが、火を起こす必要のない現代で
は、こういう樹勢の強い樹木を庭に持
ち込むのはどうかと思いますね。
伸びた枝はゴミになりますから。
先日相談があると言うので聞きますと、
「枝が伸びて仕方がない」との事。
相談でも何でも無くて、単なる愚痴で
「数十年毎年同じでしょ」と返すと、
高枝バサミが切れないと・・・。
「毎年剪定してるのにほっておいたら
いいじゃないですか?」・・・
馬鹿でもできる仕事ですが、相手も
馬鹿なので気楽なもんです。
植木屋稼業はつづきます。
ではでは。
植木屋の仕事にも外面と内面があり
ます。外面とは、お客様宅での作業。
内面とは、お庭外での作業。
お庭外での作業といいますと、主に
ゴミ捨てと道具の手入れ、見積立合や
書類作成がこれに当たります。
諸経費を取る植木屋は、こういう作業
費用も見込んでまして、会社が大きく
なれば成る程必要なものになります。
個人親方はどんぶりでいい加減ですが。
なもんで、毎日チョキチョキしている
訳ではなくて、ゴソゴソ用事も必要で
やってます。
やっかみ爺さんに「へっ、植木屋、毎
日儲かって仕方がないな」って言われ
てもウレシクモナク、「まあね」って
感じです。
チェンソーのキャブレター掃除なんて
外注すれば1万程するので自分でやり
ますが、これも仕事です。
ではでは。
植木屋の仕事は、木を切ってゴミを
捨てるのが主内容。
昨今の造園会社などは、不景気からか
庭を造らずに、公共の街路樹剪定か草
刈りばかりをやってます。
剪定屋さんは専ら個人相手のお仕事で
剪定専業です。
さて、植木屋の見積ですが、会社組織
か個人職人により作業時間と作業量、
人員、取り組み方が違うので、当然乍
費用も違います。朝9時から初めて
16時過ぎには片付ける業者と朝8時
から初めて17時頃終いにする業者と
では、作業時間でさえ同一ではない。
両者が一日で終えるなら、内容が全く
違うということでもあるが、テキパキ
した職人かノロノロ職人かでも違うし、
ゴミの始末や掃除の程度でも作業時間
に関係するので、内容費用は様々だ。
少なくとも3件見積れば3通りの内容
を確認できるので、ご自分の都合に合
わせて決めれば良いかなと思う次第。
「え~高い!」とかじゃなくて
相見積して下さいね。って感じ。
ではでは。
寄植や生垣はバリカンで刈込むと
仕事が早い。今時、ハサミでやって
ると機械は無いのかと文句を言う婆
様も居て困ることがありますが、葉
の大きな樹種は、切り口が無残にな
るので、普通はハサミでやってます。
剪定屋さんでは、バリカンは専らエ
ンジン式を使ってます。電動の物は
コードが邪魔で使いませんが、軽く
てよく切れますので、ツツジや低い
生垣などは自分で簡単に刈れます
ので自宅に一台お勧めです。
さて、先日購入したハスクバーナの
ヘッジトリマーですが、重量バラン
スが悪いのか非常に重く感じる機で
安かろう悪かろうってな感じです。
安全装置も面倒で、昨今は何でも
馬鹿に基準を合わせるので困ります。
ではでは。