自然と生きる

気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。

栃の実その2 栃もち

2024-03-16 13:57:33 | 日記

 街に住んでいながら、アク抜きに手

間の掛かる栃の実に関心が出ることに

「なぜだろう」と考えたとき、ふと

「人にとっての薬効があるのか?」

思ったので調べてみると、大学や企業

が色々と研究していることが分かった。

 

栃の実や葉の薬効としては、

 抗酸化抗炎症

 血糖値上昇抑制

 抗肥高脂血症予防効果

 胃腸を整る作用

などが確認されていた。

 

なんと、生活習慣病全般に効果ありと

いうことが分かったが、一部の癌予防

にもなるようだ。

焼酎に漬けてエキスを抽出したもので

炎症を抑えるということも民間療法と

してやっている。

実の苦味と粘りが薬効のもとであるが、

とくに甘味とは相性がいい。

だから、餅と団子という訳なのか。

 

昔の人は、そんなことを知る由も無か

っただろうが、秋に収穫して冬に食べ

るとして、冬ごもりの食べ過ぎに、知

らず知らずに生薬として食っていたと

考えれば、保存食として守られてきた

伝統にも意味があったと。

 

ふ~ん。なるほど。

 

ということで、性凝りもなく、またま

た栃の実を今度は2キロばかし買い込

んでアク抜きをやりました。

やはり、一番の課題は皮むきで、包丁

では工夫をしても急いでやっても左程

捗らない。皮むき器が要る。

それに、売られているものは冷蔵保存

なのか、乾燥していないので皮と内部

の実の実離れが悪く、そのせいで皮む

きに時間がかかると思われる。

だから、数日間天日に干して収縮させ、

湯戻しは2日はした方が良いかなと、

改めて考えている。

皮がスルッと剥ければ、後は水に浸し

て待つだけなので労力は知れている。

また、実を小さく刻むとアクが出やす

くなり、日数も短縮できる。

2度目の今回は、水だけによるアク抜

きを8日間とした。

 

 

底に澱粉がたまり、その上に粒がある。

この澱粉で栃湯だけでなく、わらびも

ちのような、餅米を使わないヘルシー

贅沢な「栃もち」を作ることができ

る。砂糖控えめ、きな粉をまぶして頂

きました。

 

 

 

ところで、日本人の糖尿病が年々増え

ている。患者と予備軍とで2000万

人もいるというが、国民の6人に1人

が糖尿病らしい。

役人と製薬会社が作った基準によれば

だけど。

それでも、まあ、日本国中には甘い物

や安価なインスタント食品で溢れてい

るし、そんな中で寿司はヘルシーと思

われているが、酢飯を自作するとその

使用する砂糖の多さに驚くが、米に砂

糖かけて食ってるのと同じだから。

 

吾輩は、長生きしたいので、料理には、

ほぼ砂糖は使わない。

先日作った栃もちには10gの砂糖を

入れましたが、ほんのり甘いだけ。

市販品の餅やケーキの甘さたるや、ど

れだけ砂糖を入れているのだろうか。

 

さて、最近、近所では老人のボケが深

刻になりつつある。

高齢化はさらに進む訳ですが、体が元

気なのにボケてしまい、言いたい放題

やりたい放題というのがでている。

例えば、車で出かけたはいいが、出先

で駐車したまま放置して帰宅し、その

後、車が盗まれたと騒いだ婆さんがい

ると聞いたが、酷い話はもっとある。

 

ちなみに、糖類や油を食べ過ぎると、

肝臓に貯えきれないそれらを、血管に

放出するすることになるそうだが、血

液から規定値以上の糖が出れば糖尿病

になる。

その糖が、体全体の血管内部をボロボ

ロにし、余分な油が血管を詰まらせる。

そうして、血液をろ過する腎臓も傷ん

でしまうが、脳もやられてしまう。

脳が先にやられるとボケになり、腎臓

がやられると、透析患者になる。

国民の半数が、循環器の患いで死に、

残りの半数が、癌で死ぬ。

いずれも、諸悪の根源は、砂糖に油。

 

食べ過ぎたら、長生きできんよ。

 

ではでは。

 

 

 


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