江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ 台詞入りの歌

2006年06月04日 | 江利チエミ(続編)

台詞の「餡子入り」の曲...
 これは、おそらく昭和29年の「ウスクダラ」が初め・・・でしょう。
(この曲のことは、他にも ここ と ココ と ここ ・・・などに掲示しています。)

>みなさん!トルコ帽をご存知でしょ?
  ウスクダはそのトルコの西のはずれにある古い城下町です・・・

ウスクダラは、オリジナルのアーサー・キッド盤も「台詞」があります。

しかし、「語りかける」とか「掛け声的」には、これ以前に
>カモン!フランキー (ダダスダダダン・・・とドラムが応える )という出だしの、
♪陽気なドラム (昭和28年発売)というオリジナル曲があります。
伴奏はキング・オーケストラ&ドラム:フランキー堺さん。

そして、昭和30年には「裏町のお転婆娘」で、
>ねえ!皆さん。ソウ思うでしょ・・・ でもね、彼女は生まれたばかりの赤ちゃんなの・・・ウフフ お気の毒さま!

そして同年「踊ろうよヘンリー」で、
>ねえ!ヘンリー どうして踊ってくんないの??

そして昭和32年には「シシカバブー(串カツソング)」で、
>みなさん。シシカバブーってなんだかご存知ですか??
はウスクダラでおなじみのトルコの名物 串に刺した焼肉のことなんです。
な~んだ 串カツのことか・・・ とおっしゃらないで まあ まあ おしまいまでこの歌をお聞きください・・・

カバーもののアップ・テンポの歌に「台詞もの」が多い・・・というのもチエミさんのレパートリーの特徴です。

そして、1曲・・・ しっとりしたナンバーで台詞が「はじめて」はいった曲は、昭和43年の「時計(エル・ロッホ)」です。
>私たちのために 時計をとめて いつまでもいつまでも 今宵が過ぎないように

思いつく限り、発売された楽曲では、以上の曲が台詞入りのものだったと思います。

しかし、もう一曲・・・
 忘れられない台詞入りの歌が・・・
それはオリジナルではありません。
小夜福子さんが歌いヒットし、後に高峰三枝子さんがレパートリーにしていた「小雨の丘」・・・ サトウ・ハチローさんの作詞の曲です。
これは昭和50年だったと思いますが、現/テレ朝の「にっぽんの歌」で、石原裕次郎さん、橋幸夫さんと共演したときに披露されたと思います。
>お母さん あなたが亡くなって早三年(みとせ)・・・
      しみじみと語りかけるような歌唱でした。
母を歌った曲には、初期の「涙の母子鶴」「ふるさとのお母さん」そして「母さんにさわってみたい」がありますが、この「小雨の丘」は、おそらく愛唱歌であったのでは?と思える、「チエミ節」に歌いこんだものでした。
このVTRは・・・残っていないのでしょうかね???
オープニングは裕次郎&チエミの「銀座の恋の物語」でした。





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