運命の日昭和57年2月13日が過ぎた3月...最後のレコーディング曲「満ち潮/目のなかの海」が発売されました。
これはフジテレビの13:00~の昼ドラ「俺は亭主だ」の主題歌でもありました。(主演:前田吟さん)
ドラマの番組宣伝の新聞にも「主題歌/江利チエミ 最後の録音 満ち潮」と書かれていた記憶があります。
なんともいえない気持...
多くのファンの皆さんが同じ思いでレコード売り場に足を運んだ . . . 本文を読む
♪歩こうよ 歩こうよ この道を歩くのさ... 昭和48年7月のリリース。ドラマ「黄色いトマト」の主題歌「愛はひそかに」のB面としてリリースされた曲「歩こうよ」です。愛はひそかに...はとってもいい曲でしたけど...当時はドラマ主題歌は今みたいにどこの放送局でもオッケーという時代じゃなかったこと、翌年1月シングルリリースしたのが「黒髪/デカンショ節」という「地唄/民謡」ということもあ . . . 本文を読む
昭和42年7月のリリース...この後チエミさんは咽を壊してしまいます。
すでにこの時「低音に異変」が起っており、それまでの録音より「咽の荒れ」は確かに見られますが、この曲が「ポリープ手術前」の、結果として最後のEP録音となりました。
手術後、いくぶん細く、また低音が出にくくなった分キィをあげファルセットも屈指した歌唱でコンサートや実演、テレビ、そしてレコード録音に臨みます。
「ご存知!チエミ節 . . . 本文を読む
レコード発売は昭和42年です。
しかし、41年紅白歌合戦にこの曲を歌っています。
というのも... 永六輔作詞、中村八大作・編曲のこの曲は、昭和41年10月28日から3日間、ブラジルのリオデジャネイロで開催された第1回ブラジル国際歌謡祭で歌い、チエミさんが最優秀歌唱賞と最優秀歌手賞を受賞、中村八大さんが最優秀編曲賞を受賞した楽曲です。
この時のことを江利チエミさんは後年テレビで...
「私た . . . 本文を読む
元々は松竹映画「咲子さんちょっと」の劇中歌でした。
映画のなかで作曲家の旦那さんが作ったその曲名は「幸せを求めて」。
出来上がったスコアを咲子さんに見せ、OL時代会社の合唱部に在籍していた咲子さんがご主人のピアノにあわせて初見でこの曲を歌う...というシーンで使われました。
私の記憶だと、テレビドラマ/咲子さんちょっとⅡではエンディングにも使われていたと思います。
江利チエミ...というと、テネシ . . . 本文を読む
名古屋甚句は勿論「名古屋」の曲です。
名古屋甚句と二十五丁橋HPより引用させていただきます...
>名古屋甚句、発祥はよく分からないようですが、東海道中膝栗毛の補遣「四編の綴足」(文化十二年 1815)の中で、名古屋城下、宮の宿で唄われていたと記述があります。
明治の初め、大須観音裏に開かれた旭廓の福田屋の「甚鍵」という芸者の、美声と踊りが大評判となり、たちまち広まったと云われます。
「宮の宿 . . . 本文を読む
・・・これは、盟友/雪村いづみさんの言葉です。
今年も江利チエミ/ベストセレクションが発売されるようです。
発売日 - 2007年4月11日
発売元 - キング
品番 - KICX-3467/8
盤種 - CD
一部ステレオ録音
江利チエミベストセレクション2007
1. 新妻に捧げる歌
ステレオ録音
2. さのさ
3. おてもやん
4. 八木節
5. . . . 本文を読む
すべての民謡がトラディショナルで自然発生的なものとは限らない!と書き込みましたが... まさしく「これぞトラディショナル!」「自然発生、口伝えで広まった」曲・・・というと、私はまず「五木の子守唄」が浮かびます。熊本国府高等学校パソコン同好会さんのHPにこの五木の子守唄について素晴らしい解説があったので、引用させていただきます。>球磨郡五木村の「五木の子守唄」は天草郡天草町福連木地区に伝わる「福連木 . . . 本文を読む
ネット検索した「柏崎」関連のHP記事から引用します。 >柏崎の三大民謡といえば、「三階節」「米山甚句」「柏崎おけさ」があります。特に三階節は一世をふうびした流行歌手である小唄勝太郎の美声によって日本中に広まりました。 >また、その優雅な踊りは、盆踊りは勿論のこと、宴会などでも盛んに踊られています。 現在では、単なる盆踊りにとどまることなく、柏崎の観光資源としても不可欠な存在となっています。 >お盆 . . . 本文を読む
映画「青春航路」で中野ブラザースと下駄タップで共演した熊本県民謡「おてもやん」は、LPチエミの民謡集にも収録され... 以後、数々のステージでも多く歌われた「チエミの民謡の代表曲」でもあります。
この歌詞には「色々な訳」がありますが、有力な訳を「熊本の歌資料館」で発見しましたので引用、紹介をさせていただきます。
>おてもやん あんたこの頃嫁人りしたではないかいな
(おてもさん あなたは 最近結 . . . 本文を読む
江利チエミさんは30年代後半~40年代初頭にかけて、金曜日の夜9:00~9:30にレギュラー枠を持っていました。この話は 江利チエミ・ドラマ列伝 に詳しく書いていますが。。。このスポンサー... 味の素 と ヤクルト だった...という記憶がふいに甦りました。『チエミ大いに歌う』では、唄のアンコに♪明るい家庭に味の素・・・なんていうCMのフレーズを交えて歌ったりしたこともあったように思います。
. . . 本文を読む
♪金毘羅舟々 追い手に帆掛けて しゅらしゅしゅしゅ 回れば四国 讃州那珂の郷 象頭山金毘羅 大権現 チエミ版は しゅらしゅしゅしゅ を シュ---ラ シュラシュラと小気味良く歌っています。この歌は 幕末から明治初年にかけて、全国で大流行したそうです。元々金刀比羅宮(ことひらぐう)がある琴平町を中心に唄われた拳遊びのお座敷唄。金刀比羅宮は、古くから海運従事者 . . . 本文を読む
木遣りとは 材木を掛け声をかけながら運ぶ事で その時に唄うのが[木遣り]です。それが 祭りの山車をひく時や祝儀の際にも唄われる様になっていった。
※わたしは川崎の下町生まれなので、お祭りの宮入だの、新築のタテマエだので、よく耳にして育ちましたが、山の手の方...には馴染みがないかもしれません。
「くずし」とは 調子を変えて陽気に演奏する事で この曲は幕末の頃 寄席で初代・三升屋勝次郎が唄い始め . . . 本文を読む
この曲は「歌われている地域」が非常に広いのが特色です。
宮城県から旧仙台藩の所領だった岩手県地方の民謡...とされる場合が多いのですが、諸説混沌としています。
おいとこそうだよ
紺ののれんに 伊勢屋と書いてだんよ
お梅十六 十代伝わる 粉屋の娘だんよ
なるたけ朝は早起き
のぼる東海道は五十と三次 粉箱やっこらさとかついで
あるかにゃなるまい おいとこそうだんよ
... . . . 本文を読む