ちび・デブ・ハゲの回覧板

お久しぶりです。ブログ再開しました。

日展100年見学記

2007-08-07 | 携帯からブログ
日展100年が新国立美術館で開催されています。
ひとことで言って、テーマが分からない展覧会でした。見学者もまばらなのも納得です。
しかし、名作も数点展示されていましたので救われました。
「南風」和田三造1907年・「車夫の家族」満谷国四郎1908年・「墓守」朝倉文夫1910年・「萩」岡田三郎助・「蓮池」金島桂華1929年
なぜか?明治から大正にかけての作品に良いのがありました。
この頃の作品には、作家達の熱い想いと情熱を感じます。
名作は時間が経っても色褪せません。
「南風」は100年も前の作品ですが、力強く見る者を圧倒的し、絵からは南風が吹いて来ます。
本当に素晴らしい作品です。できれば、またこのような作品が表れる事を望みます。