Picasa「富山探検隊!」
16日は午後からM下くんと富山に行きました。
最初は高速バスで行こうと思ったのですが、なかなかいい時間がなくて…
(仙台と福島・郡山ほどの高頻度で高速バスは運行されていないので)。
結局、鈍行の電車で行くことにしました(約70分くらいです)。
まちづくりに興味あるならコレ↓でしょ、ということでポートラムに。
ポートラムのおもしろいところは時刻表を見ていたら発見しました。
ポートラムにはpasscaというICカードがあるのですが、
このICカードの普及手法が徹底して行われているということです。
(1)通常200円の運賃がpassca乗車で160円に
(2)沿線約50店舗でpasscaを提示すると割引(パスカdeお得)の特典あり
(3)シルバーパスカ(65歳以上)は、日中運賃100円に
終点の岩瀬浜まで乗って、そろそろご飯食べたいねぇと。
でもなかなかいいところがなくて、まずは富山港展望台に。
とりあえず、ロシア輸出用の中古車・中古車運搬船がいっぱいです
(M下くんは途中、標識がロシア語併記であることに驚いていました)。
岩瀬のまちを歩いて、途中森家などに寄りつつ喫茶店でランチに。
おばちゃんに「背高いねぇ」と恒例のご挨拶を受けました。
これも仕事になれば、覚えてもらえるし得なのかなぁなんて(何の話だ?)。
で、おばちゃんどうしの会話を盗み聞きしていたのですが…
「ポートラムなんて乗らんっちゃ。クルマのほうが便利や」と。
なんか我々のほうを見ながら話していたので、「おっ??」と。
盗み聞きしているつもりが、向こうがこっちの正体を認識していたようです。
…恐るべし富山県民。
まぁ、そういう意見も当然あるわなぁ、と思いつつ一行は富山駅前へ。
市役所の展望台に上って(まちづくらーは上から眺めるのが好き)、
富山市中心市街地を眺めました。それにしても展望台のために塔を作るとは…。
で、県庁を見たりして繁華街である総曲輪(そうがわ)に向かっていると…
「ノーベル街道」
何でも観光のためにこじつければいいってもんじゃないと思いますが…。
でも、「ノーベルホイホイ」に引っかかったわかおのような例もあるので、
必ずしも目的を達成していないわけでもないのでしょうか??(笑)
↑総曲輪フェリオです。キーテナントは大和富山店です
(大和とは、金沢資本で北越地方に7店舗を擁する地域百貨店です)。
まちなかに賑わいを取り戻すべく、再開発によって生まれた商業施設です。
それにしても、大和にはかなりお客さんがいましたね。
大和には賑わいが取り戻せているようです。まちなか全体はまだまだですが…。
他に新たにできた施設といえば、「越中食彩 にぎわい横丁」です。
最近こういう空き地をプレハブで横丁化する動きってはやりなんですかね。
6店舗のみですが、地元であることにこだわった店が入っていそうでした。
このにぎわい横丁を作ったのが、TMO「まちづくりとやま」です。
視察申込もできるようなので、興味のある方はこちらから。
北陸新幹線の金沢延伸でさらに求心力を失う可能性もある富山市。
その意味では、路面電車を軸に生活者のためのまちづくりを心掛けています。
観光客のためのまちづくりを行う金沢市とは対極に位置しています。
このように、それぞれの都市が目指す方向性は違うように思いますが、
「まちづくり」を頑張っているので、今後も要注目な都市ですね。
帰りは高速バスで金沢に戻りました。
雪が降ってきて、高速バスもハンドルを取られながらの運転。
その後、金沢フォーラスでご飯を食べてM下くんと盛り上がりました。
そして22時前の夜行バスに飛び乗って、仙台に戻ってきました。
16日は午後からM下くんと富山に行きました。
最初は高速バスで行こうと思ったのですが、なかなかいい時間がなくて…
(仙台と福島・郡山ほどの高頻度で高速バスは運行されていないので)。
結局、鈍行の電車で行くことにしました(約70分くらいです)。
まちづくりに興味あるならコレ↓でしょ、ということでポートラムに。
ポートラムのおもしろいところは時刻表を見ていたら発見しました。
ポートラムにはpasscaというICカードがあるのですが、
このICカードの普及手法が徹底して行われているということです。
(1)通常200円の運賃がpassca乗車で160円に
(2)沿線約50店舗でpasscaを提示すると割引(パスカdeお得)の特典あり
(3)シルバーパスカ(65歳以上)は、日中運賃100円に
終点の岩瀬浜まで乗って、そろそろご飯食べたいねぇと。
でもなかなかいいところがなくて、まずは富山港展望台に。
とりあえず、ロシア輸出用の中古車・中古車運搬船がいっぱいです
(M下くんは途中、標識がロシア語併記であることに驚いていました)。
岩瀬のまちを歩いて、途中森家などに寄りつつ喫茶店でランチに。
おばちゃんに「背高いねぇ」と恒例のご挨拶を受けました。
これも仕事になれば、覚えてもらえるし得なのかなぁなんて(何の話だ?)。
で、おばちゃんどうしの会話を盗み聞きしていたのですが…
「ポートラムなんて乗らんっちゃ。クルマのほうが便利や」と。
なんか我々のほうを見ながら話していたので、「おっ??」と。
盗み聞きしているつもりが、向こうがこっちの正体を認識していたようです。
…恐るべし富山県民。
まぁ、そういう意見も当然あるわなぁ、と思いつつ一行は富山駅前へ。
市役所の展望台に上って(まちづくらーは上から眺めるのが好き)、
富山市中心市街地を眺めました。それにしても展望台のために塔を作るとは…。
で、県庁を見たりして繁華街である総曲輪(そうがわ)に向かっていると…
「ノーベル街道」
何でも観光のためにこじつければいいってもんじゃないと思いますが…。
でも、「ノーベルホイホイ」に引っかかったわかおのような例もあるので、
必ずしも目的を達成していないわけでもないのでしょうか??(笑)
↑総曲輪フェリオです。キーテナントは大和富山店です
(大和とは、金沢資本で北越地方に7店舗を擁する地域百貨店です)。
まちなかに賑わいを取り戻すべく、再開発によって生まれた商業施設です。
それにしても、大和にはかなりお客さんがいましたね。
大和には賑わいが取り戻せているようです。まちなか全体はまだまだですが…。
他に新たにできた施設といえば、「越中食彩 にぎわい横丁」です。
最近こういう空き地をプレハブで横丁化する動きってはやりなんですかね。
6店舗のみですが、地元であることにこだわった店が入っていそうでした。
このにぎわい横丁を作ったのが、TMO「まちづくりとやま」です。
視察申込もできるようなので、興味のある方はこちらから。
北陸新幹線の金沢延伸でさらに求心力を失う可能性もある富山市。
その意味では、路面電車を軸に生活者のためのまちづくりを心掛けています。
観光客のためのまちづくりを行う金沢市とは対極に位置しています。
このように、それぞれの都市が目指す方向性は違うように思いますが、
「まちづくり」を頑張っているので、今後も要注目な都市ですね。
帰りは高速バスで金沢に戻りました。
雪が降ってきて、高速バスもハンドルを取られながらの運転。
その後、金沢フォーラスでご飯を食べてM下くんと盛り上がりました。
そして22時前の夜行バスに飛び乗って、仙台に戻ってきました。
フェリオに駅前、県庁、松川とか、どれもなつかしい!ポートラムなんて乗らんちゃの富山弁がいいわ(笑)
>北陸新幹線の金沢延伸でさらに求心力を失う可能性もある富山市。
このことはかなり懸念されてるみたい。金沢との差別化をはかるよりは、共に協力して北陸をPRしていった方がいいのかしら。難しい問題だね。
長野の街は、金沢よりも富山に
どちらかといえば近いって感じかな。
でも、長野は長野駅から徒歩30分の場所に
善光寺という大きな観光資源があるから
生活者のためと観光のため
双方からまちをつくっていかなければ
ならない点に大きな特徴があるよね。
「二兎を追うものは、、、」というけど、
うまく融合させてやっていかないと
金沢延伸に対応できない気がするな。
日々苦悩ですよ(笑)
コメントサンクスです!
富山にいれば一緒にランチでもと思っていたので残念でした。今度おいしいメシやを教えてください(笑)
結局、富山と金沢では観光の位置づけがかなり異なりますよね。域外からのマネーを呼び込むため、ほとんど唯一の手段として観光を位置づけているのは金沢です(逆に言えば、ニッチ産業などはあるものの大量に域外マネーを調達する手段は他にありません)。
富山市の場合は、薬品を中心に重化学工業においてもある程度の集積は見られると思います。この点で、域外のマネーを調達する手法は確保されています。必ずしも観光客が多くならないからと言って、直ちに問題になるわけではありません。
むしろ、生活者・高齢者に優しいまちをアピールして定住人口を緩やかに増やしていきたいというのが富山市の戦略かなぁと思います(最近は先進施策を打っているので、視察旅行は増加していると思います)。金沢市の場合は、合併等もあまりうまくいっていない事情もあり、交流人口の増加を指向せざるを得ない状況にあります。
To M下くん
そうですね。比重という面から言えば、長野の場合は観光も重視しなければならないと思います。まぁ、今回の経験をもとにいい案を構想してください!期待しています。
とりあえず、長野視察はいずれ行くので、そのときにはよろしくです。