そうそう、MMJ第20回(情報交換会)に参加を申込みました。
結構おもしろそうだし、片平キャンパスからも近いからみなさん参加してみては??
村山皓・木村高宏編『政策科学のフィールド』(晃洋書房、2006年)
きのうは学部時代のゼミの先生(木村先生)が編者をしている本を読みました。
表紙は4つの案からどれがいいか意見を出し、第1章の原稿も読んでいました。
ということで、全部まとまってどんな本になったか知りたかったので購入。
おもしろかったのは、
第3章の「地方分権社会における公共事業と政策評価」という部分で、
地域産業連関表というものを例として使っていたことです。
最近、産業連関表ってそこそこ使えるかもと思っていました。
地方自治体が地域に特化した産業連関表を作成する作業は、
その自治体の「強みと弱み」を把握するには非常に有効な手段だと感じました。
第4章の「政策選好と参加行動」という部分では、
人々は「自らの意見を反映して運営していく政治」を求めているわけではなく、
「政治の客体としてよくしてほしいと望んでいる」という指摘がありました。
市民参加ってそういう部分では、やっぱり一部の人のものだと思いました。
この本は題名に「フィールド」ということをうたっているので、
いろんなとこには目配せしてありますが、少しバラバラな感じもします。
あとは、よく「公民協働」ということばが使われていましたが、
ほんとに「公」と「民」として分けるのが適切なんですかね。
「官民協働」とは意図的に分けて使っているんでしょうか??
個人的には、やっぱり「官民協働」のほうがスッキリします。
結構おもしろそうだし、片平キャンパスからも近いからみなさん参加してみては??
村山皓・木村高宏編『政策科学のフィールド』(晃洋書房、2006年)
きのうは学部時代のゼミの先生(木村先生)が編者をしている本を読みました。
表紙は4つの案からどれがいいか意見を出し、第1章の原稿も読んでいました。
ということで、全部まとまってどんな本になったか知りたかったので購入。
おもしろかったのは、
第3章の「地方分権社会における公共事業と政策評価」という部分で、
地域産業連関表というものを例として使っていたことです。
最近、産業連関表ってそこそこ使えるかもと思っていました。
地方自治体が地域に特化した産業連関表を作成する作業は、
その自治体の「強みと弱み」を把握するには非常に有効な手段だと感じました。
第4章の「政策選好と参加行動」という部分では、
人々は「自らの意見を反映して運営していく政治」を求めているわけではなく、
「政治の客体としてよくしてほしいと望んでいる」という指摘がありました。
市民参加ってそういう部分では、やっぱり一部の人のものだと思いました。
この本は題名に「フィールド」ということをうたっているので、
いろんなとこには目配せしてありますが、少しバラバラな感じもします。
あとは、よく「公民協働」ということばが使われていましたが、
ほんとに「公」と「民」として分けるのが適切なんですかね。
「官民協働」とは意図的に分けて使っているんでしょうか??
個人的には、やっぱり「官民協働」のほうがスッキリします。
この本読んだんですね~。
この間ゼミで話題になってた本ですよ~。
現ゼミ生がまだ読んでないってのは恥ずかしい限りなんですが、前期終わるまでには読もうと思ってます。ハイ…
読みましたよ。思い出の表紙ですから(笑)
読んだらまた感想を教えてください。
どんなもんかな~??
バラバラとおっしゃっていましたが、正にその通り。私もそれを強く感じました。というよりも、この本を通じて何が言いたかったのかが不明瞭と思いましたね。せっかく本出したのに、もったいないと思う気持ちでいっぱいです。
木村先生の論文は、最近の問題意識が反映されてるんでしょうかね。あの中では、個人的に、一番よい文章ではないかなと思います。ただ、代議民主政が機能しているってのには引っかかりましたが。木村先生なりの見せ方なんだな、と思いましたね。
官民、公民、公私、論者によって定義がかわっていきますので(というかたっているディシプリンで変わっている気がする)、自分がしっくりくる表現でいいと思いますよ。ただし、官、民、公、私をどう考えるかをはっきりさせる必要はありますが・・・難しいところです。
それでは失礼しました|彡サッ
代議民主制は機能していないでしょう。実際のところ。それは国政レベルでは機能しているのだろうけど、実際地方議会はひどいもんです。
「官、民、公、私」の定義があいまいなので、公民と言われても微妙なところです。わたしの考える「公」は「官」ではないので…。確かにディシプリンと密接不可分な気はしますね。懐かしい記事にコメントサンクスでした!