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まち歩き@大崎(古川中心市街地)

2006年06月24日 | まち歩記(+旅行)
先日、ワークショップD(地方都市の中心市街地の活性化)のメンバー3人と
大崎市の中心市街地(旧古川市市街地)に行ってまち歩きをしてきました。


醸室という施設です。
酒蔵を改装し飲食店(8店舗くらい?)やチャレンジショップにしています。
中心市街地活性化のための施設として位置づけられています。
あとNPO法人「TERAKOYA」もこの蔵のなかで活動を行っています。
このTERAKOYAの方と醸室事務局の方と少しお話しして資料を頂いてきました。


↑蔵と蔵の間を通って、歩き回るのもなかなか楽しいものです。
いろんな飲食店があっておもしろかったです。僕は冷やし肉うどんを食べました。
「ここはこのままうまくいくなぁ~」という印象でした。
実際、観光客のような人たちも平日の割にちょこちょこ来ていました。


↑中心市街地の様子。醸室の誕生によりシャッターを開けた商店も多いと聞いています。
商店街を歩いてみると、やはりシャッターが開いていた商店が多かったです。
平日なので通行量は少なかったですが、シャッター街特有の暗さはなかったと思います。


↑まちなかにギャラリーもありました。
このなかでは、高齢者の方たちがゆっくりとお話ししていました。
ほかの場所では、障害のある方たちがご飯を食べていました。
「分け隔てなくいろんな人に優しいまち」という思想でまちづくりするといいですね。


リオーネ古川です。こちらも中心市街地活性化のための施設として位置づけられます。
(ちなみにこのHPはおもしろいです。競合店舗などの情報も載っています)
核店舗にシネマコンプレックスを持ってきています。
県北地域にはシネマコンプレックスがないので、これは競争力の源泉です。
しかし、他にどんな店舗が入っているかというと、薬局、本屋などなど。
けっこうどこにでもあるような店舗構成になっています。

あと、醸室とリオーネ古川の間でお客さんを回遊させて、
その間の中心商店街に波及効果を及ぼそうとしているようです。
ただお客さんがこの2つの施設を回遊するかは結構疑問に感じました。
というのも、ターゲットが若干ずれているような気がしたんですね。
醸室は飲食店を集めているので、いろんな人がターゲットになり得ますが、
その中心に位置づけられるのは、観光客のような印象を受けました。
対象的にリオーネは地元の人たち、大きく言っても県北地域の人くらいです。
HPでも募集しているように、テナント探しは難航しているようです。


中心市街地の駐車場のいくつかはまちづくり古川(古川TMO)が管理しています。
事業実施会社である醸室とアクアライト台町を束ねているのが、まちづくり古川です。


古川中心市街地の活性化事業について参考になるHPは、
みやぎの元気探訪記「未来に向けてのまちづくり1」「未来に向けてのまちづくり2」です。

登米にも行ったのですが、それは後日書きます。

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2 コメント

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Unknown (匿名キボンヌ)
2006-06-25 01:13:58
「障害を持った」という表現は不適切だというコンセンサスがあるので「障害のある」に改めるというのが好ましいかと。
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ご指摘 (わかお)
2006-06-25 01:49:49
ありがとうございます。ご指摘の通り、変えておきました。

ちなみに学部時代の「福祉政策論」のレポートでは、「障害者」ということばを使ったら単位をあげないと言われました。ですので、「障害を持つ人」でも特に問題はなかったと思います。「社会環境における障害を持っている」という捉え方も可能なので、必ずしも「障害のある」ということばがコンセンサスとなっているとは考えにくいと思われます。
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