まちづくりぷらす

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民間刑務所と企業との連携

2007年10月18日 | 日記
A級(初犯)だからできるといえばそれまででしょうが、
基本的には実業界のニーズに沿った教育プログラムを組むという点では、
どの刑務所においても同じ可能性を秘めているといっても過言ではないでしょう。

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民間刑務所の出資企業、出所後の受刑者を正社員採用へ
(読売新聞 - 10月18日 11:55)

 全国で初めて民間の資金と経営手法を導入するPFI方式で設置された山口県美祢(みね)市の刑務所「美祢社会復帰促進センター」の出資企業の1社でIT関連企業「日本ユニシス」(東京)が、十分な技能を身に着けた同刑務所の受刑者を出所後、グループ会社の正社員として採用する制度を新設した。

 法務省によると、企業で初の取り組みという。

 同社は9日から、男性受刑者18人を対象に、プログラミングなど社員研修と同レベルの高度な教育を行っている。

 国が管理する刑務所でも、情報処理の訓練を行い、国家資格を取得させてきたが、就職を保証するものではなかった。同センターは「就労支援を含めた職業訓練で、受刑者の社会復帰を促したい」としている。法務省は「出所後に就職できた場合、受刑者の再犯率は大幅に下がる。他のPFI刑務所でも同様の取り組みが広がることを期待したい」と話している。
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