まちづくりぷらす

ブログをお引っ越ししました。
すでに更新は停止しています。

プロジェクト機関の位置づけ

2007年10月08日 | 公共政策大学院
加美ゼミ 東北大公共政策大学院生、町と提携(河北新報2007年10月7日付)

今年の東北大学公共政策大学院のワークショップBが新聞記事になりました。

「東北大公共政策大学院の学生が、加美町と調査研究の提携を結んだ」ことで、
プロジェクト機関の位置づけをはっきりさせるという効果がありそうです。
ちなみにプロジェクト機関は政策提言対象と言いかえることができます。
地域の学生コンサルティングファームとしての役割を担えるかどうかは、
彼らにかかっていると言っても過言ではないかもしれません。

もちろん、今年度に提言を出すだけではなかなか動き出さないと思うので、
来年度も継続的に加美町にかかわって活動する人が出てくれば、
また東北大学公共政策大学院は一歩前進するような気がします。

とはいえ、この時期に出すというのもなかなか思い切りがいいですね。
ちなみに彼ら学生のブログも立ち上げられています(こちら)。
まちづくりブログの記事の書き方について、今度教えなくては!(笑)

コンサルティングといえば、
一橋大学国際・公共政策大学院の公共経済プログラムでは、
コンサルティングプロジェクトというカリキュラムを組んでいます。
うちの大学院で行う公共政策ワークショップを1人で行うのが、
このコンサルティングプロジェクトの仕組みのようです。

受け入れ機関を明確にして行うことの効果はこのカリキュラムで発揮されています。
成果もしっかりと公表されています(2007年度レポートはこちら)。
ブログから友達になった関くんは愛知県一宮市に対して政策提言をしたみたいです。
ちょこちょこメールのやりとりをしたり、会って話したり、
mixiなどの日記を見ていましたが、なかなかハードそうでした。
お疲れさまでした。

公表されるというプレッシャーがさらなる高みへと引き上げてくれそうです。