あわや列車の正面衝突か

新聞を読んでいたら、こんな記事が目につきました。
『特急あわや正面衝突』緊急停止　すれ違い駅　直前変更
という、一つ間違えれば正面衝突で、大惨事になったと思える出来事です。

よく見ると、アレレ？というＪＲ運輸部長の「人為的なミスはなかった」という言い訳です。
車両の停止位置について、特急運転士と総合指令所の間でズレがあったためで、人為的なミスはんかった・・・だそうですよ。

確かに全自動走行で、本来すれ違うべき隣駅のトラブル遅延で、プログラムにない事態が起こったなら、走行指令コンピューターのトラブルと言えるでしょう。
でもね、運転再開でこの駅に入った時速３５ｋｍで走る特急運転士が、駅近くの分岐点（線路切り替えポイント）で、指令とは違う路線に進行するのに気づき、非常ブレーキをかけ、９３ｍ手前で停車しました。

この時プログラム運行か、手動運行かは解りませんが、慌てて運転士が手動で緊急停止操作を行ったのだから、やはりおかしな言い訳にしか聞こえませんね。

私鉄と違い、今でも一部でしょうが、ＪＲ職員は相変わらず国鉄時代のお役所的、上から目線で威張っている印象がありますよ。