旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

IGRいわて銀河鉄道 鉄印の旅 1 青い森鉄道線上り 普通 八戸行 560M

2020-10-19 18:26:40 | 青い森鉄道の旅
 2020年(令和2年)9月27日 日曜日。IGRいわて銀河鉄道の『鉄印』収集のために、日帰りで出掛けました。
 今回は、青い森鉄道線・IGRいわて銀河鉄道線普通列車の旅です。
 青い森鉄道線内は、無料で一日乗り降り自由の『青い森ぷらっとプラット優待パス』を使います。


 本当に久しぶりというか珍しい、(株)日本線路技術のRFD-N2、レール深傷車が停まっています。
 レール探傷車とは、超音波をレールに照射しレールの頭部だけでなく、内部に発生している傷を発見する車両です。
 検測車とは違った検査の役割を持っていて、機械扱いで最速40km/hで深夜の検査となるので走行している様子を見ることはかなり難しいです。
 所有している(株)日本線路技術はJR東日本のグループ会社で、East-i等を使用した軌道検測の委託も受けて行っている会社です。


青い森鉄道線上り 普通 八戸行 560M
 始発 青森05:41発


野辺地 ノヘジ         06:22着 06:23発   
 人家が途切れると旧線跡が右手に分かれ、東京駅・青森駅間で最長の大平トンネル2,112mに入り、トンネルを抜けると千曳駅に着きます。


千曳 チビキ          06:28着 06:28発   
 相対式ホーム2面2線を持つ無人駅。ホーム間を行き来する設 備はなく、ホームの青森方を跨いでいる青森県道8号の陸橋を通って連絡します。
 青森県内では、奥羽本線津軽湯の沢駅、五能線驫木駅と並んで青森県内の秘境駅の一つに数えられていますが、上下38本の普通電車全てが停車します。


 10‰の勾配を登っていき、半径600mの右カーブが過ぎ、新第2千曳川橋梁を渡ると乙供駅に着きます。




乙供 オットモ         06:33着 06:34発   
 乙供駅を過ぎると国道394号をアンダーパスし、暫く水田を見ながら進みます。


 七戸川を渡る天間川橋梁は、土木学会田中賞、土木学会デザイン賞を受賞した3径間連続のコンクリートアーチ橋。渡ると上北町駅が見えてきます。


上北町 カミキタチョウ     06:39着 06:40発   
 今では珍しい煉瓦造りの保管庫が、倉庫として使われています。


 切り通しを抜けると上り線は高架になり、左手に小川原湖が見えます。




 高架が終わると小川原駅に着きます。


小川原 コガワラ        06:43着 06:44発   
 駅名の読みは「こがわら」。北に広がる小川原湖の読みは「おがわら」と、駅名と異なります。
 10‰の勾配を下り、姉沼トンネルを通る。右に左にカーブし三沢駅に着きます。




三沢 ミサワ          06:49着 06:49発   
 右手に、旧古牧温泉、星野リゾート青森屋を見ながら、左右にカーブしながら13‰の勾配を上下線が離れて登っていき、平坦になり再び上下線が寄り添うと向山駅です。




向山 ムカイヤマ        06:53着 06:54発   
 左手の道路と並行しながら10‰の勾配で下っていくと、おいらせ町役場を右に見て、十和田湖から流れる奥入瀬川を渡って下田駅に着きます。




下田 シモダ          06:58着 06:59発   
 短い轟トンネルをを抜け、右手に東北新幹線の高架を遠望し、陸奥市川駅に着きます。




陸奥市川 ムツイチカワ     07:02着 07:03発   
 切り通しを進み、右にカーブしながら八戸北バイパスを跨ぎ、中央卸売市場と八戸貨物駅を左に見て、終着八戸駅に着きます。






八戸 ハチノヘ         07:09着


コメントを投稿