旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~2023年度第1回大人の休日倶楽部パスの旅(完)-3日目

2023-07-08 10:03:28 | 2023年度第1回大人の休日倶楽部パスの旅

 7月4日、2023年度第1回大人の休日倶楽部パス最終日です。
 今日はJR東日本最南端の駅を向かいます。
 定番の青い森鉄道線上り1番電車。


 八戸駅で、「はやぶさ」8号に乗り継ぎます。


 目的地での滞在時間を少し増やしたいため、別料金で東海道新幹線を利用します。
 久しぶりの、東京駅新幹線ホームです。
 東海道新幹線18・19番ホームの先端に、1973年(昭和48年)に建立された「東京駅新幹線建設記念碑」がります。
碑の表には、第4代日本国有鉄道総裁を務め「新幹線の父」と称された「十河信二のレリーフ」とともに、十河の座右の銘「 一花開天下春 」が刻まれています。


 「こだま」719号を利用します。


 写真を撮っていると、外国の方に「写真を撮ってあげましょう。」(おそらく、外国語でこう言ったのでしょう。)と声をかけられました。
 「サンキュー」といって撮ってもらった1枚です。


 小田原駅まで、自由席の利用です。


 小田原駅で、東海道本線下りに乗り換えます。




 熱海駅から、伊東線下り・伊豆急行線直通 普通 伊豆急下田行に乗ります。


 今朝出発してから乗車時間5時間20分、乗り継ぎ時間1時間2分で、目的地のJR東日本最南端の伊東駅に到着です。


 今日の目的は伊東駅の駅弁、祇園の「いなり寿し」です。
 製造・販売の(株)祇園は1946年(昭和21年)創業で、白米を使った寿し飯を甘く濃い味付けをした油揚げに詰めたいなり寿し(祇園寿し)の販売を始めたそうです。
 戦後間もない、食料もままならない当時、大変な評判となり1959年(昭和34年)には、伊東駅初の駅弁として販売を始め、現在に至っているそうです。






 目的を達成した後は、駅スタンプです。
 「みかんと伊東温泉」をイメージしたスタンプです。


 次に地方紙購入。
 2紙購入することができました。




 伊東郵便局へ行って風景印収集と考えたのですが、片道20分はかかるようなので、諦めました。
 滞在時間1時間18分、特急「踊り子」10号で帰ります。
 現在使用している車両は2代目で、かつて中央本線の特急「あずさ」で使用していた車両を改造したものです。


 全車指定の列車ですが、「座席未指定券」という、「乗車当日の全ての列車に乗れるけど、座席は指定されていない」、いわゆる「自由席特急券」のようなものでも乗ることができます。
 そのため、各座席の上にはランプがついていて、「赤」まだ売れていない席、「黄」次の駅から乗車する席、「緑」指定されてるので座れない。とわかるようになっています。
 首都圏エリア発着の在来線全車指定特急列車のみの取り扱いのようです。「はやぶさ」号にもほしいですね。


 風光明媚な区間ですが、晴れてはいるものの霞んでいます。


 それでは車内で、静岡を楽しみます。


 お昼用に、小さな箱に入ったものを買いました。


 3個入りには、甘酢生姜漬が入っていません。ちょっと寂しいですね。


 帰路は乗車時間5時間17分、乗り継ぎ時間40分でした。
 一日10時間以上電車に乗っていたことになります。
 満足、満足。
 おしまい。


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