旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

日高本線・石勝線・富良野線の旅8~4日目 石勝線

2016-08-29 14:52:59 | 日高本線・石勝線・富...
 平成28年7月25日(月)
 8時39分発の列車に乗るので、久しぶりにゆっくりした朝でした。
 この朝食が付いて、1泊5,500円でした。


 夕張市は山や丘陵に囲まれた地形のため、昼夜の気温の変化が大きいと言われています。そのためか、夏でも自動販売機では温かい物も販売されていました。


石勝線 普通 千歳行


南清水沢    08:39着 08:40発


沼ノ沢     08:44着 08:45発
新夕張     08:49着
 改札口は1階、ホームは階段を昇った2階築堤上にあり、一見高架駅に思えますがホームは地平に設置されています。






 新夕張駅から、石勝線特急スーパーとかち1号帯広行に乗ります。
 石勝線新夕張駅・新得駅間は、特急列車だけで普通列車がありません。そこで、特例として新夕張駅、占冠駅、トマム駅、新得駅との間で自由席を利用する場合は、特急料金が不要となります。もちろん、「北海道&東日本パス」と「青春18きっぷ」の利用者も、この区間だけを乗る場合に限り、特急券なしで自由席に乗ることができます。


新夕張     08:56着 08:57発
 平成16年3月までは楓駅だった楓信号場は、ホームがまだ残されていました。




 石勝線と同じように日高山脈を越える道東自動車道と時折交差します。


占冠      09:17着 09:18発
 新夕張駅から20分、距離にして34.3km。海峡線の竜飛海底駅・吉岡海底駅・知内駅が廃止される平成26年3月までは、JR在来線の最長駅間でした。


 太平洋に注ぐ鵡川を越えます。


トマム     09:32着 09:32発
 石勝線開通時は石勝高原駅として開業し、その後地名の「苫鵡」を片仮名表記で駅名に改称した、開業当時からの無人駅です。駅名の「トマム」は、アイヌ語で「湿地」を意味する言葉だそうですが、ここはJR北海道で標高が一番高いところにある駅です。
 跨線橋がそのまま、離れた場所にある星野リゾート トマム(旧 アルファリゾート・トマム)につながっています。
 開業当時は列車からもリゾートが見えましたが、今は樹木が生い茂り見ることができません。


 日高山脈を越えるころ、青空が消え曇り空となりました。
 新狩勝トンネル手前の串内信号場で、上り特急スーパーとかち4号札幌行の通過を待ちました。


 新狩勝トンネルを抜け、その先に十勝平野が広がる景色が見えるはずでしたが、残念な天気でした。




 新狩勝トンネルから新得駅までは根室本線との共用区間で、列車行き違いのための信号場がいくつかあります。
 広内信号場。


 西新得信号場。


新得      09:55着


 新得駅は狩勝峠越えの拠点で新得機関区のあったところで、駅前には「火夫の像」がありました。


 駅前にはもう一つ、やじろべいの形をした、「北海道の重心地」の記念モニュメントもありました。




 つづく

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