旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

閑雲野鶴日記 2020年(令和2年)7月23日 木曜日 今日は何の日

2020-07-23 16:39:34 | 閑雲野鶴日記


 いったい今日は何の日だろう?
 2回目の「東京オリンピック1年前イベント」。やるとか、やらないとかあったようですが、午後8時からメインスタジアムとなる国立競技場で新型コロナウイルス感染予防の観点から観客を入れずに、華美な演出も控えて行うとのことです。
 前回の東京オリンピックでは印象的なポスターがありました。


 今回のポスターは余り目にすることがありませんが、ピンバッジはよく目にします。


 当初の予定ではあれば、今日7月23日(木曜日)は「東京オリンピックの開会式」前日。明日7月24日(金曜日)は「開会式」当日。そして8月10日(月曜日)は「閉会式」翌日。
 これに合わせて今年は、「東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法」により一部の「祝日」が変更になっています。
 7月23日(木曜日)は「海の日」(本来は7月の第3月曜日)。
 7月24日(金曜日)は「スポーツの日」(今までの「体育の日」の10月第2月曜日の祝日が「スポーツの日」)。
 8月10日(月曜日)は「山の日」(本来は8月11日)。
 オリンピックが延期になっても、暦に変更はありませんでした。
 4連休なので『夏のシルバーウィーク』とも言われていましたが、「go to トラベルキャンペーン』騒動で霞んでしまいました。
 気になる来年の「祝日」の移動は?
 7月22日(木曜日)は「海の日」。 
 7月23日(金曜日)は「スポーツの日」で「オリンピック開会式」。
 8月 8日(日曜日)は「山の日」で「オリンピック閉会式」。
 8月 9日(月曜日)は「山の日」の振替休日。
 オリンピックを開催するという前提だと思いますが・・・。

旅の小窓~初めての弘南鉄道大鰐線の旅2020(1)大鰐行 6列車

2020-07-23 09:42:30 | 旅の小窓
 弘南鉄道大鰐線は、1952年(昭和27年)1月26日、弘前電気鉄道が大鰐駅・中央弘前駅間13.9㎞を開業しました。
 1970年(昭和45年)10月1日に弘南鉄道に譲渡され、弘南鉄道大鰐線となっています。


 そのため、中央弘前駅は同じ弘前市内にありながら、弘南鉄道・弘南線JR東日本奥羽本線弘前駅とは1.3 km程度離れており、徒歩で約30分、路線バス約15分。タクシーでも10分ほどを要します。


 「駅スタンプ」と言うよりは大鰐線のスタンプで、中央弘前駅にだけ置いているようです。


  委託駅員配駅で、出札窓口も有りますが自動券売機も設置されています。




 往復乗車券は、出札窓口で購入との張り紙なので、窓口で購入しました。
 「ゆき」「かえり」の区別無く、使えるようになっています。


 単式ホーム1面1線しかありませんが閉塞の関係で場内・出発信号機を備えています。


弘南鉄道 大鰐線上り 普通 大鰐行 6列車
 大鰐線では、元東急6000系の6000系電車と、元東急7000系の7000系電車が使用されています。
 この列車は7037+7038「古津軽列車」です。
 「古津軽とは、過酷な環境を生き抜いた知恵や暮らしを楽しむ工夫を先人は物語の形にして残しました。この古(いにしえ)の物語が生きる津軽の里を『古津軽(こつがる)』と呼んでいます。」とHPで紹介しています。2020年(令和2年)8月31日まで運行の予定です。






 通勤・通学時間帯が過ぎているため、ガラ~ン。


中央弘前           08:30発
 土淵川に沿って出発進行。


 右手の小高いところに青森県立弘前高等学校が見えると、弘高下駅に着きます。




弘高下       08:32着 08:32発
 通学時間帯の平日の朝・夕のみ委託社員が配置される単式ホーム1面1線のです。駅名は付近にある青森県立弘前高等学校の略称「弘高」に由来します。


 弘高下駅を出て左に緩くカーブし、土淵川と離れ住宅街を進むと弘前学院大前駅に着きます。




弘前学院大前    08:35着 08:35発
 島式ホーム1面2線の駅で、弘前電気鉄道時代には本社と車庫があったそうです。 
 2008年(平成20年)8月31日までは西弘前駅でしたが、地元住民・商店街に事前に連絡もなく1週間前に改名が発表され、後日、地元住民の求めにより説明会が開かれ弘南鉄道は不手際を陳謝したという何とも腑に落ちない改称劇でした。
 現在でも駅とその周辺は西弘前駅の略称である「西弘(にしひろ)」と呼ばれることが多いように思います。


 農地の宅地化が進んでいる沿線風景が続きます。


 左手に県立弘前実業高校が見えると聖愛中高前駅に着きます。


聖愛中高前     08:37着 08:37発
 単式ホーム1面1線の無人駅で、最寄りに青森県立弘前実業高等学校がありますが、2008年(平成20年)9月1日に弘前学院の請願により、城南駅より改称されました。


 今までは住宅街の中を通ってきましたが、徐々に農地の割合が大きくなってきます。




千年        08:40着 08:40発
 島式ホーム1面2線で、ホーム上に待合室が設置されている無人駅です。駅舎もありかつては委託駅員が配置され、平日の朝・夕のみ営業を行っていました。


 大和沢川を渡ります。




小栗山       08:42着 08:42発
 単式ホーム1面1線でホーム上に待合室が設置されている無人駅です。


 畑が多くなり、青森リンゴの産地らしい風景が広がります。






松木平       08:44着 08:44発
 単式ホーム1面1線の無人駅です。 


 津軽平野は米どころでもあります。


 県道127号をアンダーパスすると、津軽大沢駅に着きます。


津軽大沢      08:48着 08:48発
 島式ホーム1面2線の列車交換が可能駅です。
 

 2011年(平成23年)11月までは、駅員が配置され出改札業務をしていましたが、現在は無人駅です。


 弘南鉄道では2019年(令和元年)10年1日に、2009年(平成21年)11月9日ダイヤ改正以来約9年10か月半ぶりに大鰐線でダイヤ改正を行いました。
 この改正では、減便の他に所要時間が中央弘前→大鰐間は28分から34分に、大鰐→中央弘前間は28分から35分にそれぞれ伸びています。
おそらくカーブでの減速運転を含め、列車を減らすことにより保守点検にかける時間と費用を減らし、経営を合理化しようとしているのではないかと言われています。
 線路の巡回点検作業のようです。


 右手に東奥義塾高校が見えてくると義塾高校前駅に着きます。




義塾高校前     08:50着 08:50発
 1987年(昭和62年)11月1日。東奥義塾高等学校の移転により設置された単式ホーム1面1線の無人駅ですが、平日の登校時間帯のみ改札を行う駅員が配置されています。


 左にカーブし、コンクリート製の石川陸橋で奥羽本線を乗り越える時、左手にJR石川駅が見えます。




 右にカーブし高架橋を下りると石川駅に着きます。


石川        08:53着 08:53発
 開業当時の「新石川駅」から、1986年(昭和61年)4月1日に「石川駅」に改称。そのためJR奥羽本線「石川駅」とは、東北地方唯一の「同一駅名の駅で同一市町村にありながら所在地が異なる駅」となっています。


 島式ホーム1面2線の無人駅ですが、駅名標の他にこの駅にだけ名所案内板もありました。
 『大仏公園』と言っても、大仏様はありません。
 ここは『石川城』(石川十三館-大仏ヶ鼻城、岡館、猿楽館、月館、坊館、八幡館、寺館、高田館、茂兵衛殿館、寺山館、孫兵衛館、小山館、新館-の総称)の中で最高地にあった『大仏ヶ鼻城』跡です。
 地形が「寝ている大仏様の鼻に似ているから」という言い伝えから、「大渕ヶ鼻城」「大佛鼻城」とも言われるようです。


 平川橋梁(199m)を渡ります。


   『弘前市立温水プール石川』が見えてくると、石川プール前駅に着きます。


石川プール前    08:56着 08:56発
 名前の通りの単式ホーム1面1線の無人駅です。2002年(平成14年)10月1日。『弘前市立温水プール石川』が同年11月2日に開業するのに先立ち開業しました。


 800m程直進すると鯖石駅に着きます。




鯖石        08:58着 08:58発
 1981年(昭和56年)10月1日。快速電車運転に備えて大鰐寄りに0.1km移設し、島式ホーム1面2線の駅になりましたが、快速電車は2006年(平成18年)11月1日運行廃止となりました。


 こちらは、白いペンキを持って枕木の点検作業のようです。


 鯖石駅を過ぎると平地が狭まり宿川原駅に着きます。




宿川原       09:01着 09:01発
 平川に架かる宿川原大橋の開通に伴い、2002年(平成14年)1月7日に鯖石駅寄りへ200m移転した、単式ホーム1面1線の無人駅です。


 右に平川を挟んで奥羽本線が並行し、その奥羽本線が平川を渡ってくると大鰐駅に着きます。




大鰐        09:04着

 折り返します。