つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2024-07-03 10:48:10 | 日記
鉢の紫蘇残り数えて又数え  つゆ草

長い間お世話になっている俳句会のネット句会の発表が有り、予想通り私の句は全く駄目でした。今日の句がその一つなのですが、小さな紫蘇の鉢を育てていて薬味やサラダに使っているのですが、そろそろ葉の残りが少なくなってきたのをそのまま詠んだという拙い句です。頭が錆びてきているのを実感しました。俳句は人の心に伝わらないのは捨てよという恩師の言葉に、この頃捨てる句ばかりで、情けないですが、このブログの様にあまり深く考えもせず日記の如く作っていては駄目だという事に気づきました。自然を観察する力が衰えてきている感じがします。7月に入り、紙幣も新しくなり、いろいろ始まったばかりですが、少し休みます。
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今日の1句

2024-06-28 11:09:17 | 日記
燃え尽きし神楽太鼓や梅雨に入る  つゆ草

皆さんは「鼓動」という越後地方の太鼓の集団を知っていますか? 私は何年もこの大太鼓が大好きでコンサートに通っています。魂の叫びに似たあの大太鼓の響きは全身の中を駆け巡り感動の渦に引き込まれるのです。昨日も浅草公会堂でしたが、満席の会場狭しと沢山の演奏がなされ、民謡あり踊りあり小太鼓の連打あり何と言ってもふんどし姿の越後の男が振りかざす大太鼓の音は圧巻でした。掛け声と汗も宇宙にまで届かんばかりの演奏に拍手喝さい、これぞ魂の響きでした。女性も混じっていて男性に劣らず、すばらしく、感動感動の2時間で何時までも続いて欲しい日本の文化ここにあり・・です。
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今日の1句

2024-06-22 13:29:09 | 日記
うるうると滲む白さや夏の月  つゆ草

夕べは夜中に白い澄んだお月様が見えていました。それが何だか悲哀を感じてしまうのは、先日幼馴染の友と会いお喋りをした中に、ご主人との心の行き違いで悩んでいる事を知り、さすがの私もどうしてあげる事も出来ず、申し訳ない気持ちで一杯になってしまったからです。長いお付き合いでもやはり夫婦の間の微妙な事は夫々なので、良きアドバイスは出来ませんでした。出来るのは話を聞いてあげる事だけです。何処の家でも問題が無い家族など無いと思うのですが、一緒に歩んできた親友の悲しげな面影が月にダブりました。でも別れ際には有難うと明るい表情だったのでホッとした次第です。もうこの歳になったら幸せな余生を過ごしたいものです。
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今日の1句

2024-06-12 12:50:53 | 日記
万緑や人を癒して癒されて  つゆ草

去年の6月句会で提出して一人だけ選んでくれた人がいて嬉しかった事を思い出しました。ちょうど今同じネット句会が終わったところで、この私の句に良く似た句があり、同じ様に思っている方がいる事を知り、何だか親しみを覚えたところです。まだ選句の発表はありませんが、今回もきっと私の句は駄目だと確信しています。でもこうやって皆さまの上手な句を拝見しているだけでも楽しいのです。

今年はどうやら梅雨が遅れているとか・・。近くの多摩川台公園が紫陽花の名所なので行ってみると、ほぼ満開の状態で多くの人が見にきていました。本当はいつも雨の翌日が光って綺麗なので待っていたのですが、梅雨を待っていたら花が枯れてしまいそうです。来週は幼馴染を案内する予定で、小さな楽しみでもあります。
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今日の1句

2024-06-09 09:16:30 | 日記
金槌のキンカンコンや梅雨近し  つゆ草

近頃毎日の様に近くの工事の音が聞こえてきて、特に金槌の乾いた音が気になります。梅雨前に出来ることは・・と建築を急いでいるのでしょう。あの売られてしまった実家はどうなったか、もうとっくに新しい家が造られてすっかり姿を変えている事を思うと悲しくて胸がはち切れそうです。又夫も子供達も孫まで通った地元の中学校がいよいよ廃校となり無くなる事が決まりました。思い出は図り知れませんが、これも時代の流れには逆らえない無常の風です。

一人元気な夫は今日も山へ出かけたようです。何だか寂しいこの頃なのです。
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