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ただいま冷温停止中! d( ̄ ̄;)

ニ○○九式タイガース陣容(ドラフト編)

2008-10-31 00:22:59 | スポーツ
私メモ

■ドラフト指名
1 蕭一傑(しょう いっけつ) 投手 奈良産大
2 柴田講平(しばた こうへい) 外野手 国際武道大
3 上本博紀(うえもと ひろき) 内野手 早大
4 西村憲(にしむら けん) 投手 九産大
――
育成 野原祐也(のはら ゆうや) 外野手 北信越BC・富山
育成 吉岡興志(よしおか こうじ) 投手 常磐大
育成 藤井宏政(ふじい こうせい) 内野手 加古川北高


クジ2連敗。
クジ運に恵まれませんなあ、久慈引っ張ってきたというのに。でも一時期、抽選回避で安全策に走りがちだった頃もありましたが、ここ数年は抽選覚悟で指名に走っていることは大いにヨロシイ。所詮、一巡目は当もんですから、当たらなくとも嘆くことはない。二巡目、三巡目以降こそがスカウトの腕の見せ所。
以下、気がついた点を箇条書き。

  • 一巡目、松本(早大)指名は予定通り。クジに外れても野手で行くと公言してただけに、てっきり長野指名だとばかり思ってた
  • 蕭一傑は制球力があって安定感ありそう、春のキャンプでストレートが、もうひと伸びすれば一年目の上園以上の活躍が期待できるかも。少なくとも昨年の白仁田よかは完成度高そう(動画
  • 「はずれ一位」とはいえ蕭一傑が12番目に残っていたのは儲けもんかも。まさかの蕭が残っていたため長野指名を急遽作戦変更したか
  • 二巡目からウエーバー方式というのもあって、あわよくばジャイアンツ指名の直前、長野をかっさらえると期待した?そしたらマリーンズにさらわれちゃったか
  • 柴田コウヘイは赤星二世だとか。そういってやって来た選手あまた。うちに何人赤星二世がおったんや?でも毎回期待してしまうワタシ
  • 上本博紀は鳴り物入りで早稲田に入り1年の時から注目の素材。高校時代の打撃爆発がすこし鳴りをひそめたのは残念だけれど、私好みのセンスの塊なんよね
  • 西村憲はプロ向きのハートがいいんだとか。そういう選手がプロで成功する気がする
  • 育成枠で三名指名。中でも野原祐也は北信越BCリーグの富山サンダーバーズ所属の異色のキャラ。「元祖・野原」よ、うかうか出来んぞ
  • 藤本コウセイは無名校の甲子園出場の原動力として注目された大型遊撃手。ただし素材型ゆえ時間がかかりそう…
  • 久保田(常磐大)の後輩、吉岡興志投手は187センチ、99キロと先輩を凌駕するだけに楽しみだあ


まあ、一位指名で二度もクジをはずした印象で負け戦とばかり落胆しがちですが、指名4選手の顔ぶれはそこそこ悪くないんじゃないか。まあ、良いドラフトだったかどうかを評価するのに三年かかるでしょうが、
とにかくいまは「これでいいのだ!」

ニ○○九式タイガース陣容

2008-10-30 07:59:22 | スポーツ
私メモ

■1軍
監督 真弓明信(55)=柳川商高 背番号72
▽ヘッド 木戸克彦(47)=法大 91
▽野手チーフ 岡義朗(54)=岡山東商高 82
▽投手 久保康生(50)=柳川商高 84
▽同  山口高志(58)=関大 85
▽打撃 和田豊(46)=日大 86
▽同  中村豊(35)=明大 87
▽守備走塁 山脇光治(46)=浪商高 89
▽同  久慈照嘉(39)=東海大甲府高 92
▽バッテリー 吉田康夫(47)=日大東北高 81
▽トレーニング 伊藤敦規(45)=福井工大 74

■2軍
監督 平田勝男(49)=明大 78
▽投手 中西清起(46)=高知商高 71
▽同  星野伸之(42)=旭川工高 70
▽打撃 八木裕(43)=岡山東商高 76
▽同  町田公二郎(38)=専大 73
▽守備走塁 立石充男(50)=初芝高 88
▽同  筒井壮(33)=明大 79
▽バッテリー 嶋田宗彦(46)=箕島高 83
▽トレーニング 続木敏之(50)=新居浜商高 90
▽育成 遠山奨志(41)=八代一高 75
▽同  加藤安雄(58)=明大 97


真弓タイガースの陣容が発表された。
以下、気付いた点を箇条書き。

  • 一軍コーチングスタッフ11名って多っ!ベンチに全員は入れるん?
  • 唯一の外部招聘である岡さん、野手チーフって何なの?ヘッドコーチとの関係は難しくない?
  • 久慈守備走塁コーチ、伊藤敦トレーニングは最高に萌えるなあ
  • 中村豊が打撃コーチで復帰、和田コーチと「W豊」でコンビ結成か
  • その中村豊、町田コーチを抑えて一軍打撃コーチとは腕を見込まれた?
  • 二軍の葛西コーチがスカウト転出で中西コーチが二軍へ、伸び悩みの二軍投手陣建て直しか
  • 八木さんのコーチデビューで甲子園に帰ってきたのもうれしいなあ
  • 「伝説の速球王」山口高志が中西コーチのポジションへ、JFK解散後のセットアッパー再編成頼むよ


そそられるなあ。
面子が私にとって「萌え萌えコーチングスタッフ」なんですが。

ドンデン・コーリング

2008-10-27 02:08:59 | スポーツ
岡田から真弓への禅譲が着々と進んでいるようですが、そういえばその昔「岡田真弓」という名のタイガース頼みのタレントがいたことをご存知でしょうか。悪乗りして岡田はんと「遭えば涙になるけれど」なる曲でデュエットなんかもしておりました。あれから数年、タイガースの低迷と同時に消えうせてしまいましたけど。まあ野球も芸能界も浮き沈みで成り立っている世界ですから。

この頃、いろいろとコーチ陣の候補が取りざたされているようですが、それもこれも27日(月曜日)の真弓監督就任会見で明らかになるのかな?久慈守備走塁コーチや伊藤敦規トレーニングコーチの一軍スタッフ入りという情報は何気に琴線くすぐられるなあ。和田打撃コーチ、久慈守備走塁コーチ、伊藤敦ピッチングコーチが私が萌える最強のコーチ陣や思ってましたから。伊藤敦さんは残念ながらピッチングコーチではないけどね。あとここに矢野選手兼バッテリーコーチが加われば、もう私、このコーチ陣だけで白飯三杯もんですわ。そいでもって監督がダンディ真弓ちゅうんやから「母ちゃん助けて!」もんです。
私、やっぱり「真弓タイガース」に付いていきます。
岡田さん、罪深き私をお許しください。


ジャイアンツ逆転V⇒岡田辞任⇒CS敗退⇒岡田胴上げ⇒真弓就任


この半月ほどはタイガース激動の日々の連続でした。今、ジャイアンツのセリーグ完全優勝が決まったことで、やっと落ち着いて振り返る余裕が出来たようです。いや、それにしてもこれだけ勝っている最中から賛否うずまく監督を、私は過去にしらない。正直、岡田野球の好き嫌いを論じることには抵抗はないんですよ。誰にも好きな野球、嫌いな野球があるもんですし。なので「岡田野球は大嫌い!」、「岡田の顔や喋りがイヤ!」というのは一向に構わんのです。
ただ、「岡田じゃ勝てない!」という意見だけは見過ごせない。40年近くタイガースを見続けてきた私に言わせれば「それはアンタ違いまっせ!」と言ってあげたい。

718試合 393勝 307敗 18分 勝率.561

岡田の監督としての戦績だ。資料で調べても、この勝率を上回るタイガースの監督は、戦前の森、石本と戦中戦後の松木くらい。森はしかも15試合だけの勝率だから意味がない。勝ち星の数なら松木、藤本、吉田に次ぐ数字だが、岡田を上回る勝ち星挙げた監督の在任年数7~8年であげた数字だ。そもそも吉田以外の監督、私はまーったく知りません。その吉田の勝率にしたって「.486」で五割に満たない。これを見ても岡田がいかに勝てる監督だったかがわかるだろう。だから「岡田じゃ勝てない!」の意見は認められない。

ただし、「岡田じゃ今後は勝てない!」という意見は否定しない。岡田に欠けていたものは「勝ちながら育てる」戦い方が出来なかったこと。そもそも若い戦力を育てながらJFKとアラフォーを絡めて「損して得取る」ような器用さを持ち合わせていない。そして今シーズン、JFKの空中分解とアラフォーの絶対的力量に限界が見え始めたことを知り、己の限界を知ったことが、岡田を辞任に駆り立てたのではないかと思う。その意味では岡田の退陣は、時期的に相当だったのかもしれない。今、冷静になってみてそう感じとります。

悔し涙

2008-10-22 02:33:23 | スポーツ
081021岡田退任会見01

『監督の5年ていうのもなんか早かったなあ』(阪神の5年間は?)

『100%成し遂げたとはいえないですけど、この2~3年間は9月10月まで優勝争いができるようなチームにはなってきたかな』
『二軍時代から一緒にやった選手が優勝争いできた、そういう選手が何人もいてくれたというのが一番うれしいですね』(印象に残っていることを問われて)

『まさかもう、みんなにあいさつしてこれで、これでケジメかなあという感じだったんでほんとうれしかった』(前夜は岡田コールを浴びたことについて)

『ここ何年間というペナントレースは本当にいい経験もさせてあげられるようになったと思うし』
『何とか来年以降も優勝争いをして、足りないものを加えて、もう一つ上に行けるというチームづくりができた』(阪神に残したもの?)

『悔し涙です』(涙の理由を聞かれたとき)

『充実の5年間やったですね』

『優勝していたら、辞めるつもりはなかった』(会見の後で)


特等席の主

2008-10-21 07:42:52 | スポーツ
081020岡田の花道01タイガースファン至極の特等席を5年にわたって占拠し続け、職権乱用で阪神タイガースを独り占めにしてきた男は、今日を以ってその座を去ることになった。打てばファンより先に手を叩いて喜び、やられれば鬼の形相で苦虫噛み潰す。そこに座るは一ファン以外の何物でもない。特等席が最も似つかわしい「日本一のタイガースファン代表」だ。その男が座を明け渡すときがやってきた。今度こそ、本当の日本一の市井の一ファンになってください。

お疲れ様でした。








もういっちょう!

2008-10-20 08:22:05 | スポーツ
081019CS第二戦01ポストシーズン未勝利の岡田監督に野球の神様が同情してくれたのだろうか。「最後の一戦」と覚悟した試合は落合ドラゴンズを打ち破って、土俵の真ん中まで振り戻してくれる結果となった。いや、しかし、こんなに勝利が心地よいものだということを、ここ1ヶ月ほど忘れていたなあ。快哉叫ぶことの出来る勝利というものを。

野球の神様ありがとう。

お礼ついでも、もうひとつだけお願いしてもいいですか?
今日も京セラドームに駆けつける私のため、あとすこしの任務を全うしようとする岡田監督のため、東京で煮え湯を飲まされたトラキチのため、そして、すべての愛すべきタイガースのために、今夜の京セラドームにふたたび歓喜の嵐を呼んで下さい。


さ、もういっちょう!










負けるが勝ち

2008-10-19 00:36:58 | スポーツ
三番勝負は初戦の行方が重要だ。
何が何でも初戦にこだわって獲りに行くべきもんだ。
多分、そうした結果なんだろう、2-0の完封負けは。
これでポストシーズン7連敗なんだとか。
ま、ちょっとのことなんよね、ほんのちょっとの。

ただ、どうもねえ、このところのタイガースは、入れ込んで臨む試合ほど勝ちが遠のいてるよなあ。確かに憲伸は良かったけど、付け入るスキはあったよなあ。それと出来ればタイガースには、もっともっと愉しんで試合に臨んで欲しかったよなあ。「ニヤリ」と含み笑いを浮かべて憲伸を一瞥してバッターボックスに入って欲しかったよなあ。「グフフ…」と漏れ笑いを谷繁に聞こえるように発してルーティーンに入ってもらいたかったよなあ。「オリャー」と雄叫び上げてインパクトをかまして欲しかったよなあ。もう、それだけで打球の初速は20%アップし、野手のグラブより10cm遠くに飛んで行ったと思うよ。

岡田監督のこだわりは健在だったよなあ。代打に桧山を送った場面なんか、まさにそうだったよなあ。「俺はこれで球団辞めました」みたいなさあ。あ、いや桧山が悪いとか云ってるんじゃないんだけどね。岡田監督の頓着を見せ付けられたのが楽しかっただけなんだ。とにかく、らしさが溢れた試合だったよなあ。もう、それで全然オッケー。明日も存分に岡田監督を貫いてください。私も京セラドームで最後になるや知れないアナタに会いに行きますから。

え?タイトルの意味は何かって?
いや、ただ何となく。だってこんな便利で曖昧で都合の良い言葉ってないわねえ。

だから捨てバチで、もう一回云ってやろう。



オラオラ負けるが勝ちサ!


081018ケンタローファイト01
頼む、月曜日も試合見せてくれケンタロー!

岡田と愉快な仲間たち

2008-10-18 00:54:08 | スポーツ
081017ラストファイト01
岡田タイガースはスカイマークで解団した。いまそこにいるのは岡田と愉快な仲間たち。

さあ、いよいよ岡田と愉快な仲間たちのラストファイトが始まる。
そして最終章、いったいどんなドラマが待っているのだろう。
有終の美が仰天クライマックスの大逆転劇だったら、そりゃまあカッコいいけど、こぼしたコップの水がみるみる地面に吸い込まれるように、なんのドラマもなく静かにグラウンドに吸い込まれて消えてなくなるだけのラストだったりして。まあ、それもいいかもしれない。それはそれで許してやって欲しい。


奴等、最高に愉快な仲間たちなんだ。


今から宣言しておく。先発メンバーも投手の継投も代打の人選もバントもエンドランもスクイズも盗塁も隠し玉も何でもかんでも、ありとあらゆるすべての岡田の采配を肯定しようと思う。だから「采配ミス」なんてありえない。すべての「采配」がベストチョイスだと信じる。結果がどうあれ岡田と一味のやりたいようにやればいい。


最高に愉快な奴等に乾杯!


最終章 スカイマークスタジアム

2008-10-13 19:43:40 | スポーツ
081012スカイマーク02
スカイマークスタジアム最高!

グリーンスタジアム

今でもそう呼びたくなるくらい緑が映える野球場だ。
漆黒の闇の濃さと芝の青さのコントラストが美しく、その器のキャパも適当な大きさで、グラウンドとスタンドを遮る余計な金網がなく程よく密結合している。スタンドに隣接してブルペンがあるのも楽しい。身近にこんな素敵なボールパークがあるとは思わなかった。今ではオリックスが京セラドームに本拠を移したため、球場の主を失ってしまったというのが残念だ。タイガースも年間数試合はここで試合を組んだらいいのに。できればデーゲームでね。

「甲子園球場が日本一」

タイガースファンは、よくそういうけれど、阪神園芸が管理する整備の行き届いた天然芝とパティシエが繊細に仕上げたような芸術品のスイーツのごとき茶褐色のグラウンドの素晴らしさは、その褒め言葉に値するかもしれないが、観客席のアメニティーは、とても酷い球場だと思う。金網の多さ、見にくさ、鬱陶しさは格別だし、鉄塔も視認性を悪くする。そもそも外野席に至っては、我々にマスゲームでもさせようとしてるのか?と問い詰めたくなるような人権蹂躙な座席シートだ。

そんな甲子園も今、三年計画でリニューアル工事が進められている。去年、内野席の整備が行われ、今年は外野と銀傘、照明塔をやりかえるという。最終年の工事は球場の外の敷地の整備ということだから、球場自体ののリニューアルは今年度の工事で終わるらしい。今シーズンのタイガースの日程に少なからぬ影響を与え、ファンも選手も、そして岡田監督をも悲しませた大規模修繕工事なんだから、その出来上がり具合には期待せずにはいられない。せめて、すこしでもこのスカイマークスタジアムに近づいてもらいたい。そう思ってしまうほどアメニティー豊かなこの球場で、岡田監督のラスト・ファイトを観戦できたことは我が存外の喜びでした。(ふゆさん、スーさんありがとうね!)

G男を御伴に訪れた最終戦は、今度の週末にCS第一ステージで対戦するドラゴンズだ。CS睨みの調整ムードのドラゴンズに対して、CSは頭にあるものの岡田監督に最後のはなむけというムードも感じる、ほぼフルメンバーで戦う我がタイガース。それを横目にCS第ニステージでジャイアンツの相手がどちらになるのか、模様眺めする我がG男。試合中、改めてG男に問うてみた。ドラゴンズとタイガースのどちらが勝ち残って対戦したいか?即答で「やり易いのはタイガース」と答えたときには、息子でありながらもどついたろかと思ってしまった大人気ない私。まあ、たしかにドラよりもトラのほうが、奴らにゃ組みし易く感じんだろうな。ショックに言葉を失う私。


081012スカイマーク01

試合は粛々とすすんでいく。両チームの試合に臨む意図と温度差をそのままに。
はるか一塁ベンチの指定席に鎮座する公式戦最後の指揮を執る岡田監督は確認できても、その表情までは窺うことは出来ない。後からテレビで見た時の印象は憑き物が取れたかのような穏やかな表情で、とてもリラックスしている風に見受けられた。それはまるで5年間の激務の余韻を楽しむかのように。

「岡田の時代」

この5年間をいつの日か、そう呼ぶ日が来るとしたら「岡田の時代」は、どう意味づけされるのだろう?
野村、星野の外部の血の野球を継承し、暗黒時代終焉に導いた中興の祖なのか?
金本を中心とした好選手に偶然恵まれたフロック監督なのか?
或いは野村、星野の残した遺産を食い潰してるだけの放蕩息子なのか?

どれも違う気がする。
ただ、今はまだ、それを語る言葉を持ち合わせていないんだ。
でも確かに「岡田の時代」と呼べる何かが息づいていた5年間だった。そして今、「岡田の時代」が幕を下ろす。「岡田野球」が好きではなかったタイガースファンも、「岡田の時代」の快進撃と急降下の振幅の前に一喜一憂し、狂喜乱舞の時間を共有できた歓びは否定できないだろう。

岡田にサヨナラを云う前に、まだクライマックスシリーズがあるではないか、という向きもあるだろう。でも、それは違う。岡田タイガースは、この日の最終戦で終わった。もはやクライマックスシリーズは、岡田タイガースではなく、岡田の手を離れたタイガースだ。岡田タイガースの集大成のお披露目の場。どんな偉大な演出家も舞台の幕が上がった瞬間、無力の一観衆でしかなくなるもの。そのとき岡田は舞台の袖で自ら手塩にかけて育て上げた我が子タイガースの一挙手一投足を見守るだけの演出家となるのだ。

聞くところ、タイガースの監督を辞めた後は評論家の道には進まないという。12球団のキャンプ巡りも興味ないらしい。日本の野球から離れて海外にでも住もうかとも語っているらしい。そもそも彼の中にある野球は阪神タイガースの野球しかありえない。解説者にでもなったら興味のないタイガース以外の野球を論評しなければならなくなるのは岡田にとって苦痛であろう。その阪神タイガースを離れるのだから、野球への執着、関心が失せることも分からなくもない。それだけに、そのまま彼が野球にも、そして阪神タイガースにも永遠に興味を失せてしまうことになりはしないか、それだけが気がかりだ。

いつの日か再びタイガースの監督に復帰する日を待ち望みつつ

岡田監督にしばしさよなら。


081012スカイマーク04
岡田さんの顔に5年の苦悩が刻印されてしまったようだ
俺やっぱし岡田擁護派でよかったよ~(涙)


岡田辞任

2008-10-12 09:14:36 | スポーツ
阪神・岡田監督辞任…V逸ケジメ


え?うそ?ほんと?

それは予想だにしなかった。
ただ予想はしないが脳裏にちょっとだけひっかかってはいたのは事実。
ここ数試合、苦しい場面でベンチ奥でもんぞりかえる姿に苦悩の色がありありだった。もともと精神力の強い人だが、苦しそうな表情が色濃く出ていた。選手起用に岡田らしさが感じられなかった。マウンドに行く喝を入れる執着も見せなかった。
思えば「ただならぬ」雰囲気を醸しだしていた。
そういえば、こんなことも。
岡田キレル01

この人のことだから、一度出した辞任を撤回することはないだろう。
もう一年、指揮してもらうことを願っていたが、それもそれでよし。
解任という形でなく、自ら現場のトップが責任を取ってユニフォームを脱いだことには拍手したい。男のけじめという奴よ。

巷間『世紀のV逸』の責任を岡田に求めるファンも多いだろうけど、あるいは、その言葉足らずさに目くじら立てる向きもあるだろうけど、この人ほどタイガースをファン目線で愛して、ファン目線で強いタイガースを作りたいと執着し、そして結果を残した監督はいないと思う。ただ、次代の若手を育てながら結果を出すことが出来なかったんだな。それは事実だ。ジャイアンツとの直接対決で、つくづく感じた。それこそが「岡田の限界」だ。

岡田マウンドへ01
思えばこんなシーンがありましたなあ…


私は岡田擁護派で良かったと思っているよ。
今日、スカイマークで公式戦最後の指揮を執る岡田監督の姿を目に焼き付けてきます。

すべての虎きちへ

2008-10-11 02:16:18 | 日記
♪ 僕は夜を走る
  夜の街を走る
  走り出せば 風は吹き
  立ち止まれば 風は止む
  ねえ雨のように泣きたいね
  風のように 遣りたいね
  星のように 成りたいね
  僕らの明日のために
  今夜は星が街に降りそそぐ
  聞かせて歯を食いしばる
  男たちのために
  ああ今夜は星が 街中に降りそそぐ
  聞かせてよ涙こらえる
  女たちのために
  愛することしか出来ない
  虎きちのために

(男たちへ 女たちへ/馬場俊英)

そーっとそーっと

2008-10-10 02:51:49 | スポーツ
何ということだろう。
昨夜、今世紀中は二度と陽が昇るまいと、この世の終焉に遭遇したかの体験にうちひしがれたというのに、一夜明けたら、うちが背負っていた優勝のプレッシャーが、そっくりジャイアンツ転移していようとは。そう、ずっと上を追っかけて這い上がってきて、ついに頂上を極めて地上を見下ろした途端、立ちすくんでよろけてしまうことはよくあることだ。おまけに、ずっとここまで関東軍の構成員として、大江戸幕府(ジャイアンツ)の全国統治にひたすら仕えてきた横浜藩が、最後の最後、謀反を企て反旗を翻そうとはゆめゆめ思わなかったことだろう。

これでゲーム差0.5。
昨日の今日だというのに。
仕舞いかけたジェット風船を慌てて膨らますタイガースファン。
なんなんだ、この変わり身の早さは。
世の中、そんなにご都合よくは行かないってば。
あんまり期待を膨らましすぎると、飛ばす前に破裂しちまうぞ。
だから、そーっとそーっと膨らまそう。
そーっとそーっとね。
明日、ハマスタで、そーっと膨らませに行って来ます。
そーっとそーっと。

「あ、割っちゃった!」とならねば良いが。