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ただいま冷温停止中! d( ̄ ̄;)

ドンデン・コーリング

2008-10-27 02:08:59 | スポーツ
岡田から真弓への禅譲が着々と進んでいるようですが、そういえばその昔「岡田真弓」という名のタイガース頼みのタレントがいたことをご存知でしょうか。悪乗りして岡田はんと「遭えば涙になるけれど」なる曲でデュエットなんかもしておりました。あれから数年、タイガースの低迷と同時に消えうせてしまいましたけど。まあ野球も芸能界も浮き沈みで成り立っている世界ですから。

この頃、いろいろとコーチ陣の候補が取りざたされているようですが、それもこれも27日(月曜日)の真弓監督就任会見で明らかになるのかな?久慈守備走塁コーチや伊藤敦規トレーニングコーチの一軍スタッフ入りという情報は何気に琴線くすぐられるなあ。和田打撃コーチ、久慈守備走塁コーチ、伊藤敦ピッチングコーチが私が萌える最強のコーチ陣や思ってましたから。伊藤敦さんは残念ながらピッチングコーチではないけどね。あとここに矢野選手兼バッテリーコーチが加われば、もう私、このコーチ陣だけで白飯三杯もんですわ。そいでもって監督がダンディ真弓ちゅうんやから「母ちゃん助けて!」もんです。
私、やっぱり「真弓タイガース」に付いていきます。
岡田さん、罪深き私をお許しください。


ジャイアンツ逆転V⇒岡田辞任⇒CS敗退⇒岡田胴上げ⇒真弓就任


この半月ほどはタイガース激動の日々の連続でした。今、ジャイアンツのセリーグ完全優勝が決まったことで、やっと落ち着いて振り返る余裕が出来たようです。いや、それにしてもこれだけ勝っている最中から賛否うずまく監督を、私は過去にしらない。正直、岡田野球の好き嫌いを論じることには抵抗はないんですよ。誰にも好きな野球、嫌いな野球があるもんですし。なので「岡田野球は大嫌い!」、「岡田の顔や喋りがイヤ!」というのは一向に構わんのです。
ただ、「岡田じゃ勝てない!」という意見だけは見過ごせない。40年近くタイガースを見続けてきた私に言わせれば「それはアンタ違いまっせ!」と言ってあげたい。

718試合 393勝 307敗 18分 勝率.561

岡田の監督としての戦績だ。資料で調べても、この勝率を上回るタイガースの監督は、戦前の森、石本と戦中戦後の松木くらい。森はしかも15試合だけの勝率だから意味がない。勝ち星の数なら松木、藤本、吉田に次ぐ数字だが、岡田を上回る勝ち星挙げた監督の在任年数7~8年であげた数字だ。そもそも吉田以外の監督、私はまーったく知りません。その吉田の勝率にしたって「.486」で五割に満たない。これを見ても岡田がいかに勝てる監督だったかがわかるだろう。だから「岡田じゃ勝てない!」の意見は認められない。

ただし、「岡田じゃ今後は勝てない!」という意見は否定しない。岡田に欠けていたものは「勝ちながら育てる」戦い方が出来なかったこと。そもそも若い戦力を育てながらJFKとアラフォーを絡めて「損して得取る」ような器用さを持ち合わせていない。そして今シーズン、JFKの空中分解とアラフォーの絶対的力量に限界が見え始めたことを知り、己の限界を知ったことが、岡田を辞任に駆り立てたのではないかと思う。その意味では岡田の退陣は、時期的に相当だったのかもしれない。今、冷静になってみてそう感じとります。