【アナグマ(穴熊)】
哺乳類 : ネコ目イタチ科アナグマ属
分布 : ヨーロッパからアジアの温帯域、日本の本州、四国、九州
生息地 : 主に森林地帯
体長 : 44~80cm 程度
尾長 : 11~20cm 程度
体重 : 5~16kg 程度
アナグマはヨーロッパからアジアにかけての寒帯から温帯域に広く分布し、国内では北海道を省く、本州・四国・九州に分布しています。
体は頑丈で幅広く、全体にずんぐりとした感じがします。尾は短くて、四肢も太くて短く、四肢にはそれぞれに5本の指を持っています、特に前足の爪はとても長い。
毛色は背側が灰褐色や褐色などで、腹部と四肢は黒っぽく、口先から目、耳にかけて暗い縞があります。
その間は白っぽい感じで、一見してタヌキに似ているが、タヌキはイヌ科に属しているが、アナグマはテンやカワウソなど同じイタチ科に属しています。
名前のごとく、昼間は巣穴に潜んでいることが多く、普通は5~8頭程の家族単位で生活し、巣穴は水はけのよい斜面などを利用して、地下2~3mのところにつくられています。
乾燥した木の葉などで内部は清潔に保たれている。
穴は大きいものでは長さが50mを超え、入り口も複数設けられていて、幾世代にもわたる多数の集団で生活が出来るようになっています。
◎2023年6月1日 石川県にて 写真5枚 追加しました
◎2017年6月15日 富山県にて 写真8枚 追加しました
◎2016年5月8日 石川県にて 写真3枚 追加しました
◎2013年5月8日 写真5枚
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