たわ言

思いつくまま

『春日権現験記』を見る

2009-11-29 16:40:48 | 日記
29日ときどき
 昨日、かねてから古・中世の民俗に興味があったので、春日大社の神宝殿で開催されている「奉納700年記念臨時公開・『春日権現験記』の世界」があったので拝観に行った。原本は明治初年に天皇に献上され御物となっているが、江戸時代に模写された写本が昭和57年に桑名藩主の子孫から奉納されたものの展示である。入館者は3・4人と少ないが見答えのあるもので、疫病を治療する誣女、まじない・陰陽師の姿・山伏など、当時の民俗を生々しく、また、神仏習合の様子:釈尊入滅と次の彌勒菩薩の下生までは、春日明神が末法の世にお出ましになって、暗い世界にいる人々を救う様子が描かれている。
 午後は奈文研の公開講演会「いま解き明かされる平城京遷都の真実」を聞く。

 移動の途中、並び歩いていた美女3人の会話から中国か韓国語らしい。数年前は何処から来られたか大体想像がついたが、全く日本のお嬢さんと違わないし、日本でも都会と田舎の人との区別がつかない。グローバル化をつくづく感じた。 
 今日は一日家庭菜園の仕事                                    まいる
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