たわ言

思いつくまま

かき餅の干し方。

2009-11-03 16:06:49 | 日記
11月3日 文化の日 時々
 
寒い日です。   文化の日だから、食文化について
うららさんの句集を見ていたら、挿絵に「かき餅」を藁しべで綺麗にくくり干している絵がある。 料理の本やインターネットで調べたが、干す方法まで、書かれていない。私の地域では新しい莚に並べ、何回か裏返して乾燥していた。親戚を見ても地方よって異なっていたように思う。
 餅の中に入れるものは、ゴマ、青のり、桜エビは一般的だが、ほかに入れるもの、切る大きさもまちまちである。小さなものは「キリコ」と言ってたが、一般的には「あられ」である。「キリコ」はどのようにして乾燥させたか、覚えていない。 私らの育った時代には「おやつ」と云ったら「かき餅」しかなかった。懐かしいかぎり、60~70年も前のことだが、今市販している「おかき」は似て非、感覚的には「かき餅」とは思っていない。寒もちの時に搗いて、干して、保存して、焼いて、食べるまでは色々な思い出がつまる。すなわち、行程のすべてが地方の食文化であると云える。
今日も寒い。暗くなったら寝てこまそう。秋の夜長の過ごし方、寝て考える。省エネ・省資源、エコである。
  思索する 布団の中は わが浄土 (私がこの浄土の教主である)   まいる
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