毎月月末には、その月を表す漢字を書いてきたが、1月は正月場所の炎鵬の活躍と新型中国で新型肺炎が発生したことを受けて「炎」とした。2月は新型肺炎予防から濃厚接触を避けよと呼びかけるから「濃」と決めた。
3月を表す漢字が重い浮かばない。3月はカタカナに振り回された。すなわち、全世界はコロナウイルスに引っ掻き回された。 コロナとは皆既日食のとき太陽の周囲に広がって見える青白い冠状の光を言うが、そのような形をしたウイルスの仲間があるらしい。
普通にいう風邪を引き起こすウイルスが「かぜ」の原因の10~15%を占め、世界中に広まっているが死亡率は極めて稀という。20年ほど前にSARSが中国で見つかり話題となった。10年ほど前に死亡率が極めて高いMERSがサウジアラビアから流行したが日本には来なかった。今回は2019新型コロナウイルスが中国湖北省武漢からはじまり、世界中に広まっていて、感染者が毎日増えて世界で80万人になろうととしている。
テレビや新聞にはコロナウイルス、やオーバーシュート〔感染者が爆発的に増える〕ロックダウン〔都市封鎖〕、パンデミック〔感染爆発 〕クラスター〔感染者集団〕メガークラスターの片仮名語で充満し言葉が躍っている。
この肺炎には薬がなく、ワクチンもないので、 感染予防のため、密閉空間・密集場所・密接場面を避けてください。すなわち、三密〔密閉・密集・密接〕を避けよ呼びかけられている。
すなわち、旅館も飲み屋も遊園地も学校も休みのため、今月は「休」とした。
三密という語の用い方としては新語である。もともと三密とは仏教用語で、密教ででいう身・口・意の三業〔三種のはたらき〕、その三つが仏の身体と言語と心によって行われる行為は、凡慮の及ばぬ不思議なはたらきであるから、それぞれ身密と口蜜と意蜜とを三密とするとある。〔中村元著『新・仏教辞典』同著『仏教語大辞典』〕
3月を表す漢字が重い浮かばない。3月はカタカナに振り回された。すなわち、全世界はコロナウイルスに引っ掻き回された。 コロナとは皆既日食のとき太陽の周囲に広がって見える青白い冠状の光を言うが、そのような形をしたウイルスの仲間があるらしい。
普通にいう風邪を引き起こすウイルスが「かぜ」の原因の10~15%を占め、世界中に広まっているが死亡率は極めて稀という。20年ほど前にSARSが中国で見つかり話題となった。10年ほど前に死亡率が極めて高いMERSがサウジアラビアから流行したが日本には来なかった。今回は2019新型コロナウイルスが中国湖北省武漢からはじまり、世界中に広まっていて、感染者が毎日増えて世界で80万人になろうととしている。
テレビや新聞にはコロナウイルス、やオーバーシュート〔感染者が爆発的に増える〕ロックダウン〔都市封鎖〕、パンデミック〔感染爆発 〕クラスター〔感染者集団〕メガークラスターの片仮名語で充満し言葉が躍っている。
この肺炎には薬がなく、ワクチンもないので、 感染予防のため、密閉空間・密集場所・密接場面を避けてください。すなわち、三密〔密閉・密集・密接〕を避けよ呼びかけられている。
すなわち、旅館も飲み屋も遊園地も学校も休みのため、今月は「休」とした。
三密という語の用い方としては新語である。もともと三密とは仏教用語で、密教ででいう身・口・意の三業〔三種のはたらき〕、その三つが仏の身体と言語と心によって行われる行為は、凡慮の及ばぬ不思議なはたらきであるから、それぞれ身密と口蜜と意蜜とを三密とするとある。〔中村元著『新・仏教辞典』同著『仏教語大辞典』〕