手持ちベースのノイズ対策について、前から実験用として使えるベースを買おうと思っていた。
現用中の楽器にいきなしなんかの対策を施して失敗し、どうにもならなくなったら困るからねぇ・・。 だから、ノイズ対策方法をあれこれと実験が可能で、仮にそれが失敗して壊しても全然惜しくない!(現用楽器じゃないから) そんなのが欲しかった。
目的が「実験君」で、別に弾くためのものじゃない。 市販してるものの中から一番安いのを買えばそれで間に合うんだけど、前からちょっと気になってるベースがあった。
・Playtech JB-620 Natural
Webで検索する限りでは、おそらく市販のベースの中でも最安価なクラスになると思われるが、それでもボディの塗装がナチュラルなのが気になっていた。
だってさ・・ 塗装で材を誤魔化せないから、最安価な楽器で使われていると噂される「ベニヤ板」なぞは使えまい。
メーカの説明で、ボディは「アッシュ」となってるが、木端を何ピースも寄せ集めたボディ材であっても、ベニヤよりはマシなのかなぁ・・とか考えていた。
まぁ・・ 今回の購入目的が「ノイズ対策の為の実験君」なので、ボディ材が何なのかについては正直どうでもいいんだけど、値段的に最安価に近いし、上記の興味を満たす為にもコイツを注文した。
↑ 見た目はフツーのジャズベである。 持った感じはやたら重い! 中身スカスカのベニヤ等ではなさそう。(何ピースで出来てるのかは判らないが・・)
手に持った第一印象はかなり良かった。
でも、細かくチェックしてみると・・・・
①ネックが捻じれてる・・・・
上手く写真に撮れなかったけど、ネックが反時計回りに(少し)捻じれてるように感じる。 ボディとヘッドが平行になってない。
②フレットエンドの処理がされてない・・・・
↑ フレットの両端処理が全然されていない。 指をネック端に沿って滑らせてみると、明らかに引っ掛かりを感じる。
③そもそもネックがきちんと取り付けられていない・・・・
↑ 製造時に中心をきちんと出してるのか??
④PUの出力レベルがかなり低い? (調整すれば変わると思うが、出荷時の設定で・・って意味で)
自分がこれまで触ったベースと比較して・・の話。 音質的にはそれほど嫌いじゃない。
⑤ピックガードがボディから浮きまくり!! 等々・・・・
もういいや・・・・
例え入門用であっても、安価なモノは(それも店頭買いではなく通販で)止めておけと言われるが、まさにその通りの結果だった。
今回は弾く為に買ったんじゃないから、まぁ・・取り敢えずはこれでもいいけど、初心者が(通販で)コレを買って、ネック等の状態がこんなであってもそれが「普通」と思い込んでしまったらちょっと怖いね。 店頭買いは必須!! ってことを肝に銘じる必要があるだろうて。
こんだけ造りが雑だと店にクレームを入れて交換してもらうことも可能かもしれないが、(取り敢えず弦を交換して)オクターブチューンも一応取れた。 全く演奏出来ないって訳でもない。
この辺は何とも微妙だなぁ・・・・。
同じ入門用で、実売価格がそれほど変わらないバッカスのユニバースシリーズでは、上記の不具合は全く見られなかった。(少なくとも手持ちの三本では)
但し、手持ちのバッカス三本のポットには出荷時からガリが出ていたのに、JB-620のポットにはガリが全然無い。 回転のトルクも程良い硬さで、ポットをバッカスに移植しようかと思ったほど・・・・。
バッカスのポットに出ているガリは、演奏中に回すと不快になるほど酷いもので、三本ともポット交換を余儀なくされた。 電装部品はJB-620に軍配が上がるね。
さて・・ このJB-620は(実験君だから)全バラの運命が待ってるけど、ネックさえマトモだったら実用機に仲間入りしたろうに・・・・ 残念だ。
現用中の楽器にいきなしなんかの対策を施して失敗し、どうにもならなくなったら困るからねぇ・・。 だから、ノイズ対策方法をあれこれと実験が可能で、仮にそれが失敗して壊しても全然惜しくない!(現用楽器じゃないから) そんなのが欲しかった。
目的が「実験君」で、別に弾くためのものじゃない。 市販してるものの中から一番安いのを買えばそれで間に合うんだけど、前からちょっと気になってるベースがあった。
・Playtech JB-620 Natural
Webで検索する限りでは、おそらく市販のベースの中でも最安価なクラスになると思われるが、それでもボディの塗装がナチュラルなのが気になっていた。
だってさ・・ 塗装で材を誤魔化せないから、最安価な楽器で使われていると噂される「ベニヤ板」なぞは使えまい。
メーカの説明で、ボディは「アッシュ」となってるが、木端を何ピースも寄せ集めたボディ材であっても、ベニヤよりはマシなのかなぁ・・とか考えていた。
まぁ・・ 今回の購入目的が「ノイズ対策の為の実験君」なので、ボディ材が何なのかについては正直どうでもいいんだけど、値段的に最安価に近いし、上記の興味を満たす為にもコイツを注文した。
↑ 見た目はフツーのジャズベである。 持った感じはやたら重い! 中身スカスカのベニヤ等ではなさそう。(何ピースで出来てるのかは判らないが・・)
手に持った第一印象はかなり良かった。
でも、細かくチェックしてみると・・・・
①ネックが捻じれてる・・・・
上手く写真に撮れなかったけど、ネックが反時計回りに(少し)捻じれてるように感じる。 ボディとヘッドが平行になってない。
②フレットエンドの処理がされてない・・・・
↑ フレットの両端処理が全然されていない。 指をネック端に沿って滑らせてみると、明らかに引っ掛かりを感じる。
③そもそもネックがきちんと取り付けられていない・・・・
↑ 製造時に中心をきちんと出してるのか??
④PUの出力レベルがかなり低い? (調整すれば変わると思うが、出荷時の設定で・・って意味で)
自分がこれまで触ったベースと比較して・・の話。 音質的にはそれほど嫌いじゃない。
⑤ピックガードがボディから浮きまくり!! 等々・・・・
もういいや・・・・
例え入門用であっても、安価なモノは(それも店頭買いではなく通販で)止めておけと言われるが、まさにその通りの結果だった。
今回は弾く為に買ったんじゃないから、まぁ・・取り敢えずはこれでもいいけど、初心者が(通販で)コレを買って、ネック等の状態がこんなであってもそれが「普通」と思い込んでしまったらちょっと怖いね。 店頭買いは必須!! ってことを肝に銘じる必要があるだろうて。
こんだけ造りが雑だと店にクレームを入れて交換してもらうことも可能かもしれないが、(取り敢えず弦を交換して)オクターブチューンも一応取れた。 全く演奏出来ないって訳でもない。
この辺は何とも微妙だなぁ・・・・。
同じ入門用で、実売価格がそれほど変わらないバッカスのユニバースシリーズでは、上記の不具合は全く見られなかった。(少なくとも手持ちの三本では)
但し、手持ちのバッカス三本のポットには出荷時からガリが出ていたのに、JB-620のポットにはガリが全然無い。 回転のトルクも程良い硬さで、ポットをバッカスに移植しようかと思ったほど・・・・。
バッカスのポットに出ているガリは、演奏中に回すと不快になるほど酷いもので、三本ともポット交換を余儀なくされた。 電装部品はJB-620に軍配が上がるね。
さて・・ このJB-620は(実験君だから)全バラの運命が待ってるけど、ネックさえマトモだったら実用機に仲間入りしたろうに・・・・ 残念だ。
私は自分でリペアを行うつもりで購入し、その経過もアップしています。
確かに仰る通り「安物」です。でも、だからこそ私にとって面白い楽器に思えました。
私が購入した製品ではネックに異常は見られませんでした。
フレットエッジ処理に関しては、一般の市販品はどれも手を入れていないと思います。当初はJaco仕様のフレットレスにする予定でしたが、練習のため後回しにしてます。
参考になるか分かりませんが、ぜひ私のブログにも来ていただきたいと思います。
コメントありがとうございます。
私自身のマヌケさから足に怪我をしてしまいまして、只今Blog更新をお休みしております。
怪我の痛みもさることながら、毎日の治療も結構痛く、精神的にキツいものがありまして・・
頂きましたコメントにつきましては、もう少し先になってからお返事させて下さい。
大変失礼とは存じますが、どうか御容赦下さい・・。
>確かに仰る通り「安物」です。でも、だからこそ私にとって面白い楽器に思えました。
う~ん・・ 一つ前に「リペアを行うつもりで」とお書きですが、それはそれを行えるだけの経験があって初めて可能になりますよね。
面白いと思えるのも、それを同じかと・・。
私は、全くの初心者がこれを買った場合は・・と考え、後半部分でちょっと厳しい事を書いています。
>フレットエッジ処理に関しては
私の手元に、バッカスのエントリーモデルが三本あります。(諸般の事情で・・)
実売価格はJB-620とそれほど変わりませんが、手持ちのバッカスはフレットエンド部処理が見た目ではっきり判るほど明らかに行われており、演奏時に引っ掛かりを感じることはありません。 対して私のJB-620はエッジを切り落としたそのままなんですよ・・。
>私のブログにも来ていただきたいと思います。
ありがとうございます。