落ちこぼれ社会人学生の戯言

当初はMOT取得が目的でしたが、現在は諸事情により中断しています。
本文は趣味の口調です。 ご理解下されば幸いです。

治験

2007-10-20 22:16:32 | Weblog
通勤時にボケッ・・と車内広告を眺めていたら、「肥満,高血圧の型の参加をお待ちしております等々」なるモンが目に入った。
ダイエット教室?? セミナー?? かと思ったが、それにしては広告自体が地味。

ど~せ通勤時は(教科書を開いていなければ)暇なので、その堅苦しい文章を読んでいたら、どっかの製薬会社(多分)が新薬を試してくれる人を募集しているらしかった。 「治験」と言う、聞き慣れない言葉が使われていたな。
自分は体よりも性格の悪さの方が深刻なので、「実験台? PCマニアの世界では人柱とも言うなぁ・・」なんてのが真っ先に頭に浮かんだのだが・・・・

減量の影響で、量を減らすのは当然として食事の中身にも大きな制約が加わり、殆どベジタリアンな生活を強いられているんで、帰宅してからもその広告の事が頭から離れなかった。
で、いつものネット検索を・・ ・・やってみたものの、「治験」をキーにして検索すると、これがもうドッサリ引っ掛かる!
こんなにあるんだ・・と驚きつつ、キーを追加して対象を絞り込んで行くと、各種治験をまとめて扱っているサイト(その例)もあり、そこで初めて「治験」の意味を知った。

・「創薬ボランティア」として社会に貢献する事・・

新薬を開発するには膨大な手間を要し、安全性や有効性確認の為に多くの臨床試験等が必要。
早い話が、一種の社会貢献って訳か・・

得心が行くと同時に「実験台」なんてロクでもない事を考えてしまった自分がかなり情けなかった。


一つ気になったのが、参加すると「謝礼金:又は負担軽減費」が支払われる・・と書かれているって事。
それって「ボランティア」とは呼ばないんじゃ・・と思ったが、上記リンク先では”英語の「volunteer」は、「自発的にすること。進んでことに当ること。」と訳されます。”と書かれている。
「無償」でなければボランティアとは呼ばない! って自分の認識がおかしいのかな?
けど、Webで検索した他のHPでは、「治験=アルバイト!」 的な感覚で紹介している所もあったりして、 必ずしも「奉仕」って感覚で統一されている訳ではないみたい。

検索でHitしたHP等を手当たり次第に読んで行くと、謝礼と言っても・・(1回/月の検査で一万円前後)×(最大で二年間ぐらい)= 24万円(二年の合計で)・・と、アルバイトや小遣い稼ぎと呼ぶには相応しくないように思われる。
「薬の試験」なんだから、同時に複数の「治験」を行える筈が無いし、一つの「治験」が終わったらすぐに他に取りかかれるようなものでもない。
だから、収入を期待したって仕方ないっしょ・・。

まぁ、「報酬」目的で参加するのは止めておいた方がいいだろう・・と思った。 だって、これって紛れも無く「生身の人間が参加する試験」なのだから、何らかの副作用等が発生する可能性はあるだろうし。
自分の体に何らかの不具合を抱えていて、その治療を目的として新薬を開発中で、薬完成の為に自分もその実験に参加する。 上手く行けば自分も治る! 世の中の同じ病を抱えている人にとってもメリットがある! って所で良いんじゃないかなぁ・・。


取り敢えず、自分もボランティアとして登録はしておいた。
今後、向うから何か連絡して来る事もあると思うけど、参加可能なら自分も参加するようにしたい。


それにしても腹が減った。 まだ「減量食」に慣れていないようだ。
因みに、現在までに8Kgの減量を達成してはいる。
我慢してさっさと寝るしかないか・・