ベーシック・インカムをご存知ですか?
今、一部のニュースなどで話題になっています。
今日はベーシック・インカムとは何かについてご紹介します。
①ベーシック・インカムって何?
ベーシック・インカムとは、すべての国民に無条件に一律でお金を配るという国の政策です。
「え、働かないのにお金がもらえるの?」「それって堕落しないの?」
「そんなお金どこにあるの?」
そう思いますよね?
でもこの政策、けっこう奥が深いんです。どう深いのかお伝えしましょう。
②働かざる者食うべからず、なのか?
私は生きづらい世の中だな〜と思います。どう生きづらいのでしょうか。
今の世の中って、何かしらの価値を社会に提供できないと生きることさえ許してもらえない世の中だと思うんですね。
「働かざる者食うべからず」という言葉がありますが、まさにそうです。
③生存権って言うけれど
もちろん日本国憲法では生存権が保障されていて、生きているだけで価値があるとされます。
しかし、日本人の国民性として生活保護を受け取ることは恥とされ、「そんなもの受け取るくらいなら死んだほうがマシだ」なんて意見さえあります。
④みんなに平等にお金を配る
もし本当に生きているだけで価値があるというなら、それを態度で示した方がいいと思うんですよね。
つまり、働かなくても、世の中に何の価値を提供できなくても、健康で文化的な最低限度の生活は送れる状態をつくるわけです。
そんな世の中をつくろうと考えて提案されたのがベーシック・インカムです。
先ほどもお話した通り、ベーシック・インカムとは、生きるのに必要なお金をすべての人に無条件に配る政策です。
たとえば毎月7万円を配るというように。
これなら最低限死ぬことはないでしょう。文化的な生活が送れるかは微妙ですが。
④そんなお金どこにあるの?
いや、そんなことしたら財政が破綻するでしょ?
そう思いますよね。
たとえば一人月7万、年間84万円を全国民に配ると100兆円くらいかかります。
日本の年間の国家予算と同じくらいですね。
このお金、本当に捻出できるのでしょうか。日本は破綻しないのでしょうか。
最近では破綻しないという考え方もありますね(MMT理論)。
⑤今こそベーシック・インカムの導入を!
最近、一部の国でベーシック・インカムが試行され、日本でも公約に掲げる政党が出てきましたね。たとえば日本維新の会がそうです。
無条件にお金を配ると聞くと違和感がありますよね。
しかし命が保障された方が、むしろ働こうと思う人が増えるのではないかと思います。
そういう考えは甘いでしょうか?
働かなくても最低限生きられる社会、みなさまはどう思われますか?
それでは今日もよい一日を!
デジタル法定通貨導入による資産課税。
支給条件は
お注射でF1人間になること。
2024年から導入予定
と聞いています。