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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

強運の持ち主とは?<テレビ番組より>

2017年01月27日 | その他心理学

  キャリア開発に関する講義ノートを作成中に先日見たテレビ番組を思いだしました。

  番組では巷で強運の持ち主と自他共に認め認められている人4名を探し出して

その強運ぶりを検証してみようというものです。

内容的には・・・甘く美味しい菓子と、同じ外形で苦くてまずい菓子を半々に

したものを選ばせる。黒ひげ危機一発で短剣を刺す(海賊が飛び出た時点で負け)。

おみくじで大吉を何回目で引き当てるか(出なければ10回で打ち切り)等を

特に強運とは認められていない4人のAD(アシスタントディレクター)と

対戦するものです。

 

   結果から申し上げると、逆やらせではないかと思うくらい、意外性のないもので

ADとの対戦成績は完全に互角でした。そして統計的に分析してみても確率からみて

平均より良い結果の人が1人、平均的な人が2人、平均よりかなり悪い人が1人と 

ものの見事に凡庸な結果が出ました。

内容自体はお遊びですし、統計の母集団が4と極少で統計学的には殆ど信頼に足るもの

ではありません。しかし大変興味深いシーンもあったのです。

 

   それは苦くてまずい菓子をADより先に選んで敗北した人が、悔しがるどころか

「甘い菓子はいつでも食べられるが、このような苦い菓子を食べたのは人生で初めてで

大変貴重な体験をさせて頂きました。この敗北は私にとっては幸運でした」そして黒ひげで

最初の剣のひと刺しで海賊が飛び出し、即敗退した人は興奮を隠しきれずに

「結果的には敗退ですが、テレビカメラの前で1発で海賊を飛び出させるなんて

凄いことじゃないですか・・・私は確かに何かを持っているなと確信が強まりました」

さらに早々と1回目に大吉を引き当てたADの後塵を拝して10回目に大吉を引いた方は

「打ち切りギリギリ最後の最後の土壇場のチャンスで大吉を引き当てた自分の強運に

感動しています」とコメントしていました。



   このポジティブな思考、いきいきとした自信に満ちた態度・表情に圧倒されました。

この4例だけで普遍的な結論を出すつもりはありません。また真に確率論で説明できない

強運の持ち主の存在を否定するものでもありません。しかしながら、強運の持ち主と

周囲から認められ、カリスマ称される人々の多くが、尋常ならざるポジティブな発想と

アクティブな行動を日々積み重ねよってその評価を勝ち取ってきたのではないかとの

確信は得られました。



  すなわち強運の持ち主とは「常に前向き・積極的にに課題にチャレンジし、その結果

についても逃げたり悲観することなく、全てを肯定的に捉え、次なるチャレンジの糧と

していける人」ではないでしょうか? これならば心掛け一つでその人たちの末席に

繋がることも不可能ではない。そのように私もポジティブな発想をしてみました。



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