2013/6/13
釣り人社の「ロックフィッシュ地獄」取材。
BREADENスタッフ健太郎さんとのコラボで。
「ロックフィッシュ地獄」と言えば僕としては唯一「出れば必ず買う」雑誌である。
新発売の道具や新しいメソッドの紹介というよりは「釣り場の雰囲気」を重視した編集方針。
釣りって単なる道具とお魚とテクの闘いではなくて、それを取り巻く環境と人が一体となって成立するもの。
美しい写真と落ち着いた文体の記事にはそんな釣りの魅力が満ち溢れている。
そしてそれは僕がこのブログを書く時のポリシーでもある。比べる事なんておこがましいけど。
そんな素敵な紙面を作っているお一人がこの方。
Camera&Text 浦壮一郎さん。
ブツ撮り中。足は健太郎さんね。
ロッドやルアーを小一時間掛けて撮影。この日は夕焼けの光が透明で綺麗で、その角度を綿密に計算しながらの細心のお仕事。
プロの仕事ってやっぱりこうなんだよなぁ。言うまでもないが、適当な僕のやる撮影とは根本からして違う。
ご本職は渓流なのであるが釣り全般に精通し、釣り場を中心とした環境問題にも独自の視点で警鐘を鳴らしておられる。
HPをご覧頂けるとお分かりの通り、水中からの視点やわずかな光を利用した長時間露光を駆使した瑞々しい写真を発表されている。
その長時間露光。この日の取材で僕も被写体にして頂いた。
リーリングする僕の背後に何気なくそっと忍び寄り、小さな三脚を立てておもむろに静かにシャッターを押す。
利用するのはおそらく、遠い沖にいくつかある漁り火のわずかな光だけである。
「パシャ」っとシャッターが開く音がし、じりじりと随分経ってその同じシャッターが「シャタッ」と閉じる音がする。
その気配のいちいちを感じて僕は動く事ができない。息もできない。浦さんも息を殺しているのが分かる。
「はたしてこれは動いてもいいんだろうか...」
リーリングが終わり、当然次を投げなければならないのであるがそれを躊躇する。
なぜか「動いていいですか?」とは聞けない。
背後の様子をうかがうようにそっと動いてみて、あ、動いてもいいんだな、と感じそっとキャストを行う。
そしてまた、密やかな音と共にシャッターが開くのである。繰り返すうち、次第にそれに慣れていく。
残念ながら、当日の様子をこれ以上ここに書く事はできない。
「ロックフィッシュ地獄」の発売される11月までしばしお待ちを。乞うご期待。かなw
浦さん。健太郎さん。
夕方から早朝までの長時間。しかも厳しいポイントばかりのRunGun。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
そしてポイント選定に悩む僕に有益な助言を与え続けてくれたたかかんさんをはじめとする釣友達。
ほんと、心から感謝致します。
というわけで、今回の日記はこの取材のためのプラクティスの様子を。
行われたのは6/1。随分前の話だなぁw
まぁタイムリーさがこのブログの売りではないのでぇ、と、開き直り、厚かましくも。ごめんなさいw
2013/6/1
取材当日同行する健太郎さんに越前の海を感じて頂くためのプラクティス。
この人もお誘いした。
健太郎さんとたかかんさん。西日本の天才と北陸の天才。
このお二人のコラボを間近で見られる役得感は尋常ではない。なんか「頑張って来てよかったなぁ」としみじみと感じたw
たかかんさんにとっても健太郎さんは憧れの人であり珍しく緊張気味。
メバルを釣るものにとって「めばるing」のHPにある記述はやはり特別なものであると言わざるを得ない。
経験を重ねて、回り回って、すれっからしになってようやく少し見えてきて、結局そこに辿り着くような揺るぎない「基本」がそこにある。
夕マヅメ。
二日前に入りあたりが出た磯場。観光地でもある有名ポイントである。
先日の釣行で肝になっていた1mのうねりはなくこの日は完全な平水。
時間はまだ19:30で随分明るく、健太郎さんは既に投げ始めているがたかかんさんは「あとまだ15分っすねぇ」と余裕の構え。
そしてその通り、ぴったり15分後に地合いが来た。
点在する沖磯を狙い打つためまずはjighead0.5g+sandwormのフローティングキャロから。
40m沖の水の縒れに打ち込みゆっくりとリトリーブ。しかしあたりが出たのは10m沖の小さな根際だった。
ドンッ!
強いあたりと強い突っ込み。とは言えロッドはGRF-TR93PE specialなので余裕のファイト。
獲れない藻場のメバル対策に使い始めたロッドだが確かにキャッチ率が格段に上がった。
それに飛距離。85PE specialよりも更に5m向こうを狙える。この5mが魚とのコンタクトを飛躍的に増やしてくれていた。
28.5cm。
釣れたのは根際だが体色から見て回遊性の魚。
近くで釣っていた健太郎さんの足下でベイトフィッシュの群れがザザザッと細かいさざ波を立てる。
「わぁ!ベイトいっぱいいますよぉ!」健太郎さんが声を上げる。
日没と同時にベイトフィッシュ(イカナゴ)がシャローに差し込みそれに着いて来たメバルの群れ。
健太郎さんもjighead単体で次々と魚を出して行く。
この人の釣りは実にゆっくりとしている。見えない水中の様子をリグを通してひとつひとつ確かめるような釣り方。
初見の場所を探るために、jighead単体というリグを使い慣れた杖のように使う。
想定よりも魚が近い。
タックルを85PE special Houri-Islandとminimaru50のセットに持ち替える。
以後はほぼ全てこれで。この日の海にこのタックルはベストのマッチングを見せてくれた。
足下のスリット際に魚が溜まる。テンポ早くそれを獲ってゆく。
どれもこれもカツンと激しくminimaru50のフロントフックを突き上げて来た。
不思議な写真。月面で釣りしてるみたいだなw
随分と釣り、あたりが途絶え始める。清く正しい夕マヅメの地合い。
少し離れたオープンで長距離戦を繰り広げていたたかかんさんが戻って来た。バッカンの中にはごっそりと良型ばかり。
「一見オープンなんすけどねぇ、スリットから続く沈み根がいっぱいあって、その場所読みながら打ってました」
まぁ、さすがである。
今シーズン通い込んだ藻場に移動。一時期の爆発力は無くしているが手堅く魚は出てくれるはず。
何より、藻場のスペシャリストである健太郎さんがここでどんな釣りをするのか見てみたかった。
ここでも健太郎さんはjighead単体。濃く茂る藻の中に素早くトレースラインを見つけ出して行く。
開始早々、どしゃばしゃとシーバスを連発させた。
この難しいポイントに、初見でいとも簡単にアジャストさせてしまう対応力。上手い。この人にはプラクティスなんて必要ないなw
僕はminimaruを投げ続ける。
珍しく赤メバルの28cmが来ていつものこの場所ではないと感じる。水が動いていない。狙うブルーが出る海ではない。
しかし代わりにこれが来た。足下の藻のエッジでゴツンとminimaruが襲われる。
チヌ40cm。
その後もメバルはぽつぽつと低調で移動。もう一箇所藻場に入ったがそこも思わしくなく、また移動してスリット系の岬に入る。
その南端。どシャロー。普段は足場にするような近距離の根際でドンと出た。
渓流のイワナが岩影から飛び出してくるような出方。魚が近い。それにタイトである。
ここでたかかんさんが凄みを見せた。
僕と健太郎さんが狭いポイントを占めてしまい、撃ち場所を失った彼が投げたのは小さなタイドプールである。
その手前には幾重にものこぎりのような岩が露出し、僕であれば投げようなんてとても思わない場所。
10m向こうのそのピンポイントに尺ヘッドDの3g+sandwormを打ち込んで着水と同時にロッドを高く掲げて超高速巻き。
リトリーブできる距離はほんの数mである。速巻きであれば一瞬で通り過ぎる。
しかしそのわずかな水面がいきなりばしゃばしゃと派手に割れた。そのまま岩を超えて強引に寄せ切る。
びっくりした。そんな釣り方なんて見た事が無かった。
そして次のキャスト。同じような溜まりに打ち込みまた掛ける。
魔法を見ているようだった。何もいないはずの水溜まりから次々と魚が飛び出してくる魔法...。
僕の立ち位置的に至近距離でその魚が水面に出た瞬間が見えた。29はありそうな幅広の太い腹。
残念ながらその魚は手前の岩に食われてばれてしまったようだが、そんな事はどうでも良くとにかく心底感心してしまった。
「やっぱ...たかかんさん変態ですわ...」
「そうっすかー。普通っすよーw」
絶対普通じゃない。良い子の皆さんは決してまねしないように。リグを失うだけだからw
ダブルヒットで記念撮影。明らかにたかかんさんの魚がでかいなw
その磯場の中央にあるオープンのワンドに移動。
健太郎さんとたかかんさんは数投でその場所を見切り更に移動して行ったが、何かその場所に妙な雰囲気を感じて僕はそこに留まりminimaruを投げる。
minimaru50には「第2のアクション」がある。
基本的にはただ巻きで使えば良いルアーなのだが、意図的にバランスを崩させる事で食わせのタイミングを演出するのである。
発泡ウレタンでできた浮力の高いbody。その尻上がりの浮力を2本のフックが微妙に押さえ込んでいる。
フロントのアウトシンカーはルアーそのものに効いているのではなく、ラインに対してテンションを掛けるように存在する。
そこに生まれるルアーとラインで形作られた逆三角形の絶妙のバランスを、ふと、崩してやるのである。
スローリトリーブの途中でロッドを手前に引くのではなく、リーリングを入れながらティップをわずかに前に出してすぐに元に戻す。
minimaru50はその瞬間、身震いをするように揺らぐ。
TVコマーシャルの中のプリンがプルンと揺れて視聴者の食欲を刺激するように、minimaruのその揺らぎは食い渋りの魚の食欲を刺激するのである。
ハードルアーにアクションを加えて食ってくる魚はリアクションバイトである事が多いが、
minimaru50のこのアクションにバイトしてくる魚は明らかにフィーディングバイトである。
それはアクションを入れた直後に食ってくるのではなく、必ずわずかな間を持ってあたりが出るからだ。
その「間」に「反射」ではなく、魚の「判断」を感じるのである。
広いオープンのワンドを広範囲に打っていく。適当な間隔を空けて「第2のアクション」を入れていく。
水深はあって2m程度。海藻は濃くなく沈み根も少ない水域。50cm程のわずかなうねりが水面レベルの足場を洗う。
正面にキャストしたそのリトリーブ終盤。5m程沖で最後の「第2のアクション」を入れハンドルを1回転させたタイミング。ほぼ水面。
ガツンッ!とロッドに衝撃が走りその重量がそのまま沖に向けて疾走した。
!!!
ジーーーーとドラグが長く出される。魚は水面に出ず底に向かって突っ込むのでシーバスではない。
ごんごんごんと大きなストロークの首振り。そのたびにジジっと小さくドラグが鳴る。そのトルクと水圧は平べったい魚独特のものである。
障害物の無いオープンの海に、時間を掛けて慎重にゆっくりと寄せた。足場にあった水面続きの小さな水溜まりに滑り込ませる。
47cm。
ぱんぱんに張り切った完璧なコンディション。過去に釣り上げたチヌの中でも抜群の太さである。
コンディションの良い魚は釣りが正しかった事の証明である。
この場所に感じた雰囲気とminimaru50と第2のアクション。それらが融合してこの1匹の魚に形を変える。
深い満足を感じた。
しばらくして健太郎さんとたかかんさんが戻って来た。
この磯場の北の端にあるdeepでいくつかメバルを獲ったようである。健太郎さんは再び南端のポイントに歩いて行った。
一服するたかかんさんの横に座り、健太郎さんの釣りをどう感じたか聞こうとしたら囁くような声で彼が先に口を開いた。
「やっぱ、掛けますね」
そうである。その通りである。その一言で全てが言い当てられている。
釣りは掛けてなんぼである。道具やテクや理論がいくら立派であっても魚を掛けなければ話にならない。要はそこだけである。
健太郎さんの釣りを見ていても何も変わった事などしていない。そこから何かを盗もうとしても特に何も得られるものは無い。
しかし掛ける。とにかく掛ける。
釣りをしている本人にしか魚に口を使わせる感覚は分からない。端から見てたって見えたりしない。
リグに感じる微妙な水の感触。釣り場の雰囲気。魚が求めているもの。それらを素早く感じて、意識しないままにアジャストできるということ。
魚が口を使うのは紛れも無くその「結果」である。たかかんさんはそれを分かっている。なのでそう言うのである。
帰り道。車の中で健太郎さんに越前の海についての感想を聞いた。
「あたり多いっすよねぇ。こんなに魚がいるとは思いませんでした。瀬戸内に近いものがありますよ」
「え?今日のメバルは良い時の10分の1ですよ。この1ヶ月で一番悪い日でしたけど」
「えー、それは恵まれてますよねぇ」
越前海岸のメバリストの皆様。お墨付き頂きました。僕たちはやはり恵まれてるんだそうです。
良い環境で釣りができる事。感謝して行きましょうねw
TACKLE DATA
ROD/BREADEN Glamour RockFish TR93PEspecial,TR85PE special ♡Houri-island
REEL/ DAIWA CERTATE2506, EXIST2004
LINE/VARIVAS AVANI Eging PE MaxPower 0.6G, LIGHT GAME mebaru0.4G
Leader/VARIVAS Avani Eging Plemium shock leader 7lb 8lb
Lure/BREADEN minimaru50,Gulp!sandworm
Float/do-yo dama glow F
Snap/BREADEN となりのアイツSS/Black
ほんと緊張してましたよね。お話しできないって言ってましたもんね。
メバルをやるものにとってやはりあの人は特別な人ですから。僕もFSで初めて見たときは感動しましたよ。
越前は恵まれてるんですね。なので毎週来るんですよね。
能登の方が荒れてない気はするけどいないところにはいませんし。越前ってメバルがいないところの方が少ない気がします。特にこの春から夏は当たりました。
感謝して釣りしたいと思います。たかかんさんと釣り出来る事も感謝してますよ。
そろそろ宴会したいですね。去年みたいなメバルフライパーティー。
そうですね。お互いブログは溜め込み過ぎないようにしましょうw
つーさんは大天才になりますやんww
かなり緊張したけど楽しかったですねぇ
越前は本当に恵まれてますよ~
近い人達は拝んでから釣りしてくださいw
いっぱい書きたい事あるけど、今度語りましょうね~♪
ブログ書かなきゃ!
この方達レベルになるとそれぞれが完結してますから人と比べるという心理が発生しません。
三人三様で好きな事してた感じですね。で、どれも結果が出ちゃうと言う。面白かったですw
そう言えばなんかこのところメバル以外のお魚よく釣ってますね。
メバルのポイントってどのお魚にとってもポイントですから自然にそうなっちゃうんだと思います。
どもそれこそ海の豊かさの証拠ですね。その時期のmaxのお魚がライトリグで届く範囲にいてくれる訳ですから。
釣りがすごいんではなくて、海の力だと思います。
でもタイミングってやっぱりありますからそれを逃さないように通う事ですね。それだけだと思いますよ。
釣りって頭で考え始めるとどんどんその基本からずれて来て、それはそれで経験としては貴重なんですがいつの間にか袋小路に迷い込んだりします。
そんな時には頭で考えるのではなくて海を良く見て感じる事ですね。そして本気で求める事だと思います。
そうするとふと、見えますよね。自然というのは実にシンプルに出来てるんだと言う事。その中で人間があがいているだけなんだという事。
その視点はとても大切だと思います。釣りにも、ダイさんのお仕事にもね。
ただ、ひとつ思うんです。
まだ誰も知らない「基本」があるんじゃ無いかと。
長い事やって来ていくつかそれらしい事を見つけてもいます。
これが基本だと決めつけてしまうのも人間です。まだまだ先があると希望を持つのも人間です。
で、また、結局迷っちゃうw
メタルマルについて。これはやはりminimaruにブレードがついたもの、ではありません。全くの別物ですね。
でも13gであればシャローでもなんとか使えるかもですね。かなりスピードは速くはなると思いますが。
広範囲に活性の高いお魚を探していく事はできると思います。
シャローで使うとするとメリットはやはりその圧倒的な飛距離ですね。フローティングキャロの2倍の距離を射程圏内にできます。
そう言った距離はやはり誰も探ってませんから大きな可能性があると思います。
ただやはりロストはあると思います。その犠牲を払う価値があるかという事は考えてしまいますね。
遠くの水深のある部分だけ探って、近距離に来たら回収するのが無難かもしれません。
そして近距離はminimaruを使うとか。minimaruにもブレードチューンってあってシーバスなどにはとても強いです。
専用のブレードなどもありますので(pointさんにあったと思います)よろしければ試してみて下さい。
これからの時期、シャローではなくてdeepの磯場にシーバスが回り始めます。それをメタルマルで狙うのも楽しいです。どかんどかん出ますよ!
福井の海を愛して頂きありがとうございます。釣り人の鏡ですね。地元のお店にお金を落とすところまで考えて頂ける方はなかなかいらっしゃいません。
そう言った方がどんどん増えていけばこのフィールドも守られるでしょう。
僕は15分の距離に海があるのでこの海が当たり前なんて思いがちなんですが、そう言ったお声を聞く事で再認識させて頂いています。
フジロウさんがそんなふうに釣り場を大切にして下さるのってやっぱりこの海が好きだからですよね。
釣りを通してこの海を愛して頂く事。深く入っていけば行く程見えて来て気付く事があります。
先にも書きましたがこのブログがそのきっかけになってくれれば良いと、僕のできる啓蒙活動はそれだと思っています。
やっぱりなぁ。27とか28とか普通ですもんね。それってどう考えても普通じゃないですよねぇ。
その海を次代に繋いでいくという事、大切ですね。りゅうさんはお子さんと釣りするので余計そう感じているだろうと思います。
そのためにはどんどん釣りに行く事だと思います。海を良く見る事だと思います。
海の環境を一番真剣に考えられるのはあるいは釣り人なのかもしれません。
なけなしのお金はたいて、忙しい時間を縫って釣りしてるんですから。やはりその海が良い海であって欲しいですよね。
釣りをするだけで海から頂けるものってありますから、バッカンの中には良いのを2つか3つだけって、自然にそうなってくると思います。
あの日カメラを回してたら、どっち撮っていいか迷ったと思います。僕もどっち見ればいいのか悩んでましたからw
僕はとにかくたくさん釣りたい方ですから、ひとついいの釣れてそのまま晩酌に帰るなんてとてもできませんw
ちょいと行って、ちょいと釣って、ほいと帰る。
確かにそれは豊かな海じゃなきゃできない事ですよね。我が家の冷蔵庫的な海w
その海を大切にしていくという事。
誤解されるようなこと書きますけど、ゴミは持ち帰りましょうとか、無駄な殺生はやめましょうとか、そう言う事を言っててもやる人はやりますよね。
海を大切にするというのはそう言う事を言う事ではないと思っています。
法律でも作らない限りあまり効果はないと思うんです。
海を壊すのは海に無関心な人たちです。
そこにこんな素晴らしい事があることを知らない人たちなんですよね。釣りをしながらもそう言う人っているんです。
多分、この海を好きになるしか無いんじゃないかなと思います。
なので僕はこのブログをこう言う書き方で書いています。海を好きになって頂きたいと。
海を大切にする事について僕にできる事はこれしかないなと思っています。
単なる自己満足かもしれませんけど、こんな長くて回りくどいブログ読んでくれる方は、きっと海が好きなんだろうと思います。
釣りにはかなり行って、よいお魚も結構釣ってるんですけどね、積み重なってもう何が何か分かんなくなって来てしまって。
とにかくこの日の事を書いとかなきゃ次に進めないなと追い込まれて書きましたw
確かに、恵まれてると思います。でもアジャストできなければだめなのもその通りで、この日の健太郎さんやたかかんさんの釣り見ててもそう思いました。
恵まれていると思うのは、求める事をどこまでも受け止めてくれる深さを持った海だと言う事ですね。
ほんとやってもやっても尽きません。ほんと、こんちくしょ~って繰り返しながら、どこまでもいつまでも行ける安心感みたいなのがあるんです。
人生掛けても価値があるなって、そう言うものを持てる事が、恵まれてると思います。
ウェーダー履くと確実に世界が広がりますよね。人口の多い海でもきっと竿抜けポイントってあると思います。くれぐれも安全には気をつけて新しい海を探し出して下さい。
そんな中で見つけた小宇宙。そうですよね。その中で遊んでるんです。全部繋がってるんです。
ただサイズの良いお魚が釣れただけではほんとの感動って無いんです。
自分が考えた事と、やった事と、その人間を取り巻いている海とか大気とか、そう言うものが融合して釣れたお魚というのがたまにいます。
それを感じられる海というのも、また恵まれてるんでしょう。
時々考えるんですけどね、地球上に最初に生まれた生物から気の遠くなるような繋がりを経て今ここでロッドを振っている自分がいるということ。
不思議だなぁと。何なのかなぁと。
でもまぁそう言う事考えてるのって釣れてない時なんですけどねw
浦さんの写真美しいね。
自然の水辺で灯りも無くて、釣り人によってはフラッシュ焚く事も嫌うから写真を撮る状況としては厳しいものがある。
でも撮らなきゃならない。紙面を作らなければならない。
そう言う中でやって来たプロ中のプロなんだよ。
それに何より釣りを最優先させてくれるの。
もっとああしろこうしろって言われるのかと思ってたけどそうじゃなくて、自然な振る舞いの中でそのシーンを切り取る感じだった。
健太郎さんとたかかんさんはすごいよ。言葉的に天才って一言で書いたけどほんとはそうじゃない。
好きなんだよ。好きさがすごい。それがあるから経験を積み重ねられるんだね。
僕も決して天才ではない。天才って1をやって10を知る人だと思うけど、僕は1を知るのに10やらなきゃ分からない。
それをやるにはやっぱり好きじゃないといけないんだよ。そこだけだな。
今回はにっこり笑ってみたよ。何で笑わないんですかとかメールもらったりしてねw 練習の成果が出たなw
次は歯を見せて笑う練習しとくよ。これがまた難しい。
メバルもそろそろ終わりだ。最後に一発メバルフライパーティーでもしたいねぇ。
強烈にすごいメンバーさんとの釣行、さぞかし壮絶な空気が流れているんでしょうね!
つーさん、メバルだけじゃなくてルアーで釣れる魚を根こそぎ釣りすぎですよ~
シーバス、黒鯛、真鯛、イカ・・・
そんな凄い釣りを出来るようになりたいです!
雑誌の発売、楽しみに待ってますよー(^O^)
あれほどお魚にとって立ち位置の都合なんてって言っててもなかなか出来ないんですよね。
どんな事でもそうなんです。
フラットになることの大切さを説いてもその基本が無くては戻るところが無い・・・個人的には今梅雨のテーマでした。
そもそも仕事のほうもそれがテーマだったことを思い出しましたよ。
ただ釣れるのではなく、フラットになれれば真っ当な形で結果が出る海。
こんなに恵まれてることは無いですね。
メタルマルはミニマルにブレイドが付いた物、
本当は違うのだけど、磯で使いたくなるんです。
シャローでも思い切り遠投してます。
13gは思ってるより軽い気がしますから普通に巻いてます。当然、根掛かりはかなりありますけど
金色シーバスも釣れました。(ロストも多数〕【笑)
デカイサイズといっても、つーさん達が思うデカさとは違いますよ【笑)
上の方も言っておられますが、まったくその通りだと思います。美しい風景、濃い魚影。
北陸道の敦賀インター降りる度に、帰って来た感が強まります。
フグの投げ捨て、ゴミの置き忘れなんて言語同断。かじられたワームの残りさえ持ち帰るように心掛けています。あとは地元漁師さんとのトラブルは避け、なるべく地元の商店でお金を使うようにすることかな。
越前海岸はアングラーにとって夢の遊園地です。とっても儚くてもろい。
こんな素晴らしいフィールドは大切に、大切にしなきゃ。心の底から願うばかりです。
つーさん、そのあたりも啓蒙をよろしくお願いします。
なんだか生意気なコメントになっちゃいました。ごめんなさい。
最近、この豊かな釣り場(越前海岸、九頭竜川など)
を次の世代に引き継ぎたい!
と思うようになりました。
あの日はやっぱりですね
カメラを回すべきでしたw
だからこそ自分みたいな「ちょろっと行ってツマミ釣ってくるわの~。」な釣りも成り立っちゃうわけで。
このフィールドを大事にしていかなきゃいかんなぁと最近強く思います。
恵まれている・・・そうは思います実際に。
でもそこそこの釣りがありアジャストできねばダメなわけで
釣れる場所だから釣れるわけじゃないですよね。
天才って(持ってる人)に思われるけど
するべきことにアジャストできその的を外さないこと。
そこには失敗がありまた考える。
あ~あ・・・じゃなく こんちくしょー!(笑)
こちらではウェーダーメバリングはほとんどいないんで
自己開拓。 昨年末から始めたばかりですが
ちょっとずつ慣れていこうかと。
入るとわかりますね。 海のこと。
いつもは底が足場。 形状・流れ等新しい発見ばかりです。
水たまりのような場所でイソギンチャクや小さなエビが生活している様はそれは立派な小宇宙。
小さな命をこの年になって暖かく感じます。
まずは海ともっと戯れてみます。
発売今から楽しみです。
浦さんのhp見ましたが、(当たり前ですが・・・)すごい写真だね。
条件が良い場所ばかりじゃないのにあんな写真とれちゃうんだね。すごい。
そしてつーさんもあんなかっこよく雑誌に出ちゃうんでしょうか。。 楽しみだね!
健太郎さんとたかかんさん・・・
お二人ともすごい人なんだなぁと私でもブログ読んでるとよくわかる。
素敵な釣り仲間が居ていいね。
でも天才二人と同行できるつーさんも
もしかしてもしかすると・・・
ひょっとしたら・・・
天才かもしれんよぉwww
あ、つーさんが釣りの写真でにっこりしてるなんてなかなかない写真だね。
驚いたw
あぁチヌが随分と前の事に感じる。。
そういえば、なんだかんだと梅雨メバル食べ逃しているので・・・メバルんでおなかいっぱいになりたいです!
美味しいお魚食べたいです!
いや、別に全国区って言ったって上京するわけじゃないですしねw いつもと同じように越前海岸をうろついているだけです。何にも変わりません。
あ、いや、変わらねばならないんだろうか?ったって変われんよね。できることするだけだな。
えーと天才3人という事は僕もそこに入れて頂いたんでしょうか。ありがとうね。
ほんと三人三様で違う釣りしてたね。
でもね、結局同じ事してたんだと思うんですよ。
同じ事するにも、色んな方法があるんです。それぞれのアプローチがひとつの事に集約していったんです。
釣りは釣れるのが正しいんですよ。本文にも書いたけど。
だって相手は生き物であり自然だから。
それが自分の手の中に入ってくるというのはほんと特別な事なんです。
間違った事してたらそうはならない。そんなに甘くない。
釣れれば正しい。その正しさを積み重ねて更に正しさが濃くなってくるんです。
やはり越前はメバルの魚影が濃いんですよ。しかも道からすぐ海なんでどのポイントもエントリーしやすいですしね。
健太郎さんの通う山陰なんて道路が内陸を走る事が多くて歩いて山越えが当たり前で、そのあげくほげるなんて事もあるらしいですよ。
やはり我々は恵まれてるんです。そんな海でしかできない事、発信すべき事、あると思います。お互い頑張りましょう。
知ってる場所が出て来たりして?
出てきますよ。だってふなむしさんのホームでしたもんw
天才三人の釣りは、みんなそれぞれ違うスタイルなのに結果が出るので面白いですね。同行して観ていたいです☆
「ロックフィッシュ地獄」私も楽しみに読ませて頂こうと思います。知ってる場所が出てきたりして。