えー。お久しぶりです。
たまにはものネタでも。
遂に!
BREADEN Light Game Glove/Naked3が発売されました。
グローブぐらいで何が「遂に!」かと言いますと、僕、フィッシンググローブフェチなんですw もうどれだけ買ったか...。
で、これ。そんなフェチな僕も納得する素晴らしい出来です。
何が素晴らしいか?まず
手を握っている訳ではありません。最初からグローブがこの形なんです。
ロッドを握ってみると、いや、握ってないので手のひらの中に挿入してみると...
全然手に力入れてないんですよ。ほんとこの形なんです。ロッドを保持するのに握力がほとんど必要ありません。
握った時に手のひらの生地が余ってしわになったりすると気になるじゃないですか。それも全くありません。
そしてパーム部の素材のグリップ力。
例えばロッドのブランクを手のひらに乗せて、この角度まで傾けても滑らない。
この形状とこのグリップ力で、ロッドグリップがまるで手に吸い付いてくる感じがします。
手って、力が入るれば入るほど、言い換えれば筋肉が収縮すればするほど感度が下がります。
軽いタックルって感度上がりますよね。それって実はそういう理由もあるんです。
試しに右手で左手首の脈を測ってみて下さい。
そう。脈を感じますよね。で、その状態で右腕の筋肉にぐっと力を入れてみて下さい。
ね。脈の感じ方が弱くなるでしょ?脳の意識が筋肉を収縮する方に行っちゃうんです。
力を入れなくてもロッドが握れる。そのことは感度を飛躍的に上げてくれます。
そして疲れない。これ大事。
いやいやいやいややっぱ素手が一番でしょ、とか言う素手派のあなた!
磯歩きしてて手に怪我した事ってありませんか?めばるんのヒレに毎回刺されたりしませんか?
安全の意味でもグローブは必需品です。
そう。今まで僕は安全の意味を上位に置いてグローブをつけてきました。少々の使用感の悪さはその理由で我慢してきました。
しかしこのグローブは釣りの精度それ自体の方が上位に来る印象。そして安全ですね。
立体形状を可能にしている指部分の縫製がこちら。
こんな縫い目なんてすぐにほつれてくるんじゃね?と思ったあなた。甘い。BREADENをなめちゃいけません。
実はこのグローブのプロト品をほぼ1年間使用させて頂きました。同じ縫製。
梅雨メバルではずいぶん磯歩きしました。滑って転んでいっぱい手をつきました。
岩山にも登りました。貝がらだらけのテトラにも必死でしがみつきました。
秋エギングでは人一倍ハードなしゃくりを3ヶ月続けました。
結果、縫製のほつれは皆無です。ここが一番感心した部分。どういう仕組みになってるんだろう?
というわけで。ものネタをほとんど発信しない僕(ゴメンナサイ...)がここまで力を込めてお勧めします。
これは素晴らしいです。是非お近くの取り扱いショップで。
通販派の方はサイズが分からないですよね。こちらからご確認下さい。
僕(手尺21cmで指長め)はMでjustfitでした。このグローブはjustで選んで頂く事をお勧めします。
あ。防寒ではないのでその点だけご注意を。春から秋まで3シーズン用となっております。
勢い余って我が家のハクちゃんを撫でてみましたよ。
ん~...これは素手の方がいいやw もふもふ。